コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
イギリス「今日もいつも通り、」
早朝一番に教室に来て、机の中のゴミを捨て、机を交換する。
虐めなんか物は馬鹿がすること、気にしてしまったら負けだ。
終わったら足早に保健室に行く。
一人で真っ白なシーツのベッドに腰掛ける時間が一番気が楽、
…というより、現実を忘れてボーっとできる。
そんなことを三時間ぐらい続けていると保健室に一人、知らない人が入ってきた。
まあ、基本的みんな誰かわからないが。だがいつもからかいに来るやつの声ではない。
????「えっと、、失礼しまーす!誰かいませんかー?」
…面倒くさいが仕方がないからベッドから起き上がり、その大きな声がする方を見る。
イギリス「…なにか御用で?先生はいませんよ。」
????「ぁ、そうですか…!ごめんさい!失礼しました。」
イギリス「…」
????「ぁ、しつれいしましt」
イギリス「その傷、どうしたのですか?」
????「え、いやなにも」
イギリス「はぁー…ほっとけないんですが?そんな血だらけの腕。」
彼女?彼はカッターか何かで切られたような傷が数本。そこからドバドバと鮮血が垂れ出ていた。
イギリス「ほら。そこ座ってください。止血と消毒しなきゃいけませんし。」
イギリス「えっと…、包帯はあそこの棚に、」
????「あ、あのあなたは?」
イギリス「…イギリス。」
イギリス「逆にあなた、名前は?」
????「え、っっと、」
フランス「ㇷ、フランスです!」
イギリス「『フランス』、ですか。いい名前ですね。」
こんな会話を最低限の処置をしながら交わす。
話をして彼の事を知った。
・いじめが原因で少し前に転校してきた。
・現在もいじめられている。
腕の傷は現在のいじめによるものらしい。
ということらしい。
彼、いやフランスは私の話も真摯に聞き入れてくれた。
同じようにいじめられていることを知って、二人で20分ほど話をした。
前、人と話をしたのは、もう半年ぐらい前だろう。
その20分は長く、でも短く感じる、濃い20分だった。