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6話 初めて…!
ダッダッダッダッダッ…………バンッ
るなに「またね」と言って家に帰ったあとすぐに勢いよくリビングのドアを開けた。
「お母さん!お父さん!み、見て!!唇が、可愛いの…!!」
容姿について悪口を言われてから初めてこんなに元気に喋った。
「……幸!可愛いよ!!!お母さん、嬉しい…!!」
「ああ、とてもいいと思うよ。」
恨んだこともあるけど、それ以上にいい親だと思う。
「るながコスメショップに行こっていってくれてね!それでね!」
「ふふ、話はいくらでも聞いてあげるから、まずは手を洗ってきなさい。」
「わ、わかった!すぐやる!!」
「……本当に、良かったわね。」
「これで心の傷が完全に癒えたわけではないだろうけど、これから少しずつでもいいから、元気に過ごせるようになって欲しいね。」