「ないこの所作ひとつひとつから溢れる育ちの良さ!!ないこに似合うんはクラシカルだろ!!!」
「はぁ〜〜っ、いふくん分かってないね!!ほんとにないちゃんの相棒なの!?ないちゃんのあのむちむちの太腿隠すなんて勿体ないじゃん!!ミニスカ一択でしょっ!!!」
長机を挟んで向かいのいふくんと〝ないちゃんに似合うメイド服はなにか〟を言い合い始めてから数十分が経った。
いふくんはクラシカルが良いって言うけど僕は圧倒的ミニスカート派。ミニスカートとニーハイによって生み出される絶対領域。
ないちゃんの魅惑の太腿を隠すなんて勿体ないじゃん!!!!
「あ?隠れてるからこそええんやろが。自分の手で暴く良さも分からんおこちゃまは黙ってろ」
僕の意見にいふくんが反論する。
クラシカルとか言って、紳士ぶってるくせにやっぱりちゃんと下心あるんじゃん。
それに、脱がせるのと見えるのじゃ全然違うから。
「……ムッツリのまろ」
「まろはガッツリなんでェ!!!!」
「声デカ」
「……お前ら会社の会議室でなに話しとん」
ギャーギャー騒いでいると、扉が開いてノーパソ片手に持ったないちゃんが登場。
「お!ないちゃんいいところに!!」
折角この場にないちゃんがいるんだから、ここは勝敗を決めるには本人に聞くのがいちばん。
「ないちゃんはさ、メイド服のスカート、ロングとミニどっちが好き?」
「はぁ……?ほんとになんの話してんだよ……」
「ええから。はよ答えて」
「なんでまろもノリノリなん……。えぇー……まぁ、ロングのが好きかなぁ……」
いふくんが勝ち誇ったような表情をする。
ウザい。めっっっちゃウザい。
えぇ……ロング派なんだないちゃん……。
「あれ好きなんよ。戦闘メイドさんがスカート破くやつ」
続けてないちゃんがそう言った。
「……!それだっ!!」
「うわ、うるさっ!?びっくりしたあ……」
思わず叫んでしまう。
それだ。〝ロングスカートを破く〟。
僕の願望も、いふくんの願望も両方叶えられる方法はそれだ。
アイコンタクトを取れば、いふくんもそれに気付いたようで。
「っしゃ、ほとけ!ド◯キ行くぞ!!」
「え、なんでドン◯……?」
「ないちゃんの服のサイズってLでよかったよね!!」
「え、あ、うん……」
ドタバタと会議室を後にして、僕らは全速力で◯ンキに向かった。
やっぱり市販のメイド服がいちばん破きやすいよね。
それに、すぐ汚れるだろうから、高いの買っちゃったら勿体ないもんね。
「……え、これ、もしかして俺が着るやつ?」
※正直、桃さんが着たらメイド服でも執事服でもえっちになると思うんですよね……(限界)
コメント
11件
モエチャッカファイアが思いついたw
多分初コメ失礼します🙏🏻 青組の討論内容がそれなすぎてほんとにやばかったです🥲♡ ぶっちゃけ桃さんは何着てもえちく可愛くなりますよねえ😭😭💕 素敵な作品ありがとうございます🥹🥹
青組2人が桃さんに似合うメイド服真剣に考えてるの好きすぎるし状況を把握していないで情報を与えてしまう桃さんも大好きすぎる💕結局桃さんはなにを着ても溢れ出る色気を隠しきれないんだよな…🤔白さんメイド着てたし次は桃さん着て欲しいな👉🏻👈🏻ミニスカ+ニーハイまってます🙇今回も神作ありがとうございました‼️長文失礼しました。