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カレー。


みんな、たべたことある?


わたしはないかな。

かれー。




「ねえ、まり。なんでわかってくれないの?おかあさんのこと、きらいなの?」


「ごめんなさい、ごめんなさい、」


わたしはしょうがく2ねんせい

たしか……んー、

はっさい?


おんなのこでね、

さとうまりっていうの。


がっこうにはいったことなくて、

いつもおうちでのんびりおかあさんとおはなししてるの。

べんきょーはわからないや。


なんだかねおかあさん、わたしのせいでおこってるみたい


ごめんねってあやまっても


ないても


おこられちゃうから、たぶんわたしがわるいんだね!!!


わたしはわるいこなの

ごめんね




「きょうのよるはこれでもたべて。」


だんぼーる?でできているナニカをいつもたべているの


このまえね、おなかいたいいたいしちゃって


おなかあしでツンって、されて


がまんできなくて

げりをもらしちゃったの。


おかあさん、

おなかよわくてごめんね。


きょうはへいきだよ!!!


「いただきます、」



むしゃ

むしゃ

むしゃ


「ぁ、おいしいなあ」

「そんなわけないでしょ。」

「なにいってんのきもちわりぃ」


おかあさんはすこしやんちゃで

くちがわるいこだけど

ホントはやさしいんだよ。


たまにおとこのこがくるの。


おかあさんのかれし?だって。



すごくやさしいよ。


かっこいいし!


でも、かれしさんがくるひは

はやくねなきゃだめって!


ごはん、たべれないけど

つぎのひたくさんくれるから


いーの!!


















「おかあ、さん、」

「わたし、おなかへったよぅ、」



「まりぃー?笑」

「おかあさん、もうごはんナイナイなの。」

「わかってるよな?」


「うん、」


「ならいうんじゃねえよ。ごみ」



すこし、ちからがぬけちゃった


すこし、おきれなくなっちゃったなー、


かれんだーをみたらね



わたしの


「たんじょうび…だ、」


「おかあさん、」


「なに」



「かれー、たべてみたいな」




「は?だる。」

「むりー。」



そっか、

ごめんねおかあさん



「うん!、」







つぎのひ、かれしさんがおうちにきたの。

おかあさんとけんかしちゃったの。


「やめてよっ!!」

「うるせーんだよっ!」


「おかあさん、!」


おかあさんがちだらけでね

ないててね

あざ?ができてた。


まもれなかった。






「おまえさ」


「はい、」



「なんでこいつといるわけ」

「こんなんころせばよかったのに」

「てまかけさせんなよ」

「おれがころしたんだから」


「ころしたってなに、?」


「じごくにいった。」




え?






「じゃ、おれかえるから」










そのまたつぎのひね


「まりぃー?」

よっぱらったかれしさんがきたの


「めし、やるからよ」

「ちと、これなめてくんね?」


「なあに?これ、」


「いいからなめろよ」









「は、あたっていてえんだけど。」

「ごめんなさ、」





「ふー、きもちかった。」


「んだ、なにくいてえ?」




「か、かれー。」


「ちっ、」









つぎのひねまたきたの。

なにかもってる、



「なあに、それ?」


「かれー。」




ゆかにべちゃっておとしたの


「くえよ」


「でも、ゆかにおちて、」


「るっせーから。」


「とっととくえよ」









「おいしい、」


「きっしょ。」












「なあまり。」


「はい?、」





「また、ひらけ」


「え、?」


「は、はぃ、」










「うわ、ちでてきた。きっつ」

「いたいよっ、」










「まり」

「ん、、?」



「おまえはずっとひとりだ。」




そういって

つぎのひから

だれも

こなくなった。









しばらくしてね


しんじゃった。




でも


じごくも




てんごくも


おかあさんも


なにもなかった。



END

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