「おい、冴島起きろ!」
「ん?呉宮先生、起きたんですね。」
「起きたんですねじゃないだろう?ここはどこだ」
「全く覚えてないんですね…ここは俺の家ですよ」
「は?なんでお前の家に。しかもこの服はお前のか?」
「服も俺のです。昨日は散々俺のこと(服)欲しがってたのに忘れちゃったんですね」
「…意味がわからん。」
呉宮先生は意味がわからないと言いながらも少し顔を赤らめている。冴島の服を着て冴島と同じベッドで寝ているということはもしかして本当に…と思っているのだろうか。夜寝る前に抱きついて来た時止めなければ襲ってしまうところだったかもしれない。でも酔っている時と今では態度も表情も全然違うから襲う気にもならない。
「呉宮先生は仕事行けますか?」
「当たり前だ。酒なんかで休むわけが…っ」
「ちょ、危な」
ベッドから立ち上がった瞬間よろけて頭を打ちそうになっていたところをギリギリキャッチすることが出来た。
「危なかった…今日はもう休んでてください」
「わかった。」
「仕事早く切り上げて帰ってくるんで待っててください」
「わざわざ俺のために早く帰ってこなくていい」
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午後6時
玄関のドアを開けると全ての靴が綺麗に並べられていた。テレビの音も何もしない。一体呉宮先生は何をして1日をすごしていたのだろうか。まさかずっと掃除?
頭が痛くて寝ているのかもしれないと思い、ゆっくりと寝室のドアを開けるとそこには想像もしなかった呉宮先生の姿があった。
タンスにしまってあった俺の服と下着に包まりながら後ろを弄って鳴いているでは無いか。
「嘘だろ…」
呉宮先生もこういうことするんだ。いや当たり前か。でも後ろって…
嫌いな男が俺のベッドで自慰してるなんて最悪なはずなのに、全く気持ち悪く思わなかった。性欲が溜まっておかしくなってしまったのだろうか?
「ぅあ、っ♡冴島っ…そこ突いちゃらめ、ぇ♡♡おくやだッ…んん”♡ 」
ただの自慰じゃなかった。俺の名前を呼びながら俺に犯される妄想をしながら指を動かしている。
普段の姿からは想像できない痴態に、俺の下半身もゆっくり熱を持ち始めていた。ここは俺も乱入した方がいいのか終わるまで待った方がいいのか…頭の中で天使と悪魔が騒いでいるがどうやら悪魔が勝ったらしい。
「呉宮先生って、人の服でオナニーするのが趣味だったんですか?変態だなぁ。警察に通報して職場の人にもバレちゃうかもね」
「冴島!?これは、違う…ええと、」
「何が違うんですか?」
「っ、それは」
「周りに 幻滅されちゃいますね」
「待ってくれ、なんでも…何でもするから見逃して欲しい」
「なんでも?じゃあこれ舐めてください」
「え、そんなことでいいのか」
「そんなこと?嫌いな後輩のを無理やり咥えさせられてもいいんですか」
「あ…そうだな、舐めるから許してくれ」
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