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え?なんで風呂?っと?を思い浮かべている感じだったから

「傷痕、どうすんだよ」

と言われ

「あぁ、」

と納得していた

俺たちの体には沢山の傷がありオマケに足の付け根辺りにはNo.135と刻まれていた

これを普通の人に見せたら大変な事になる

日向(う~ん、監督に嘘ついて風呂時間を俺らだけ遅らせて貰うことはできねぇかな、)

影山(聞いてみるか)

俺たちは監督の元へ歩いて行った

監督は猫又監督となにか喋っていた

日向(あの、監督)

武田(?はいどうかしましたか?)

影山(今日の夜の風呂の時間俺達だけズラすことは出来ませんか)

武田(え?)

猫又(何か事情でもあるのかい?)

日向(そ、のえっ…と)

傷のことは言いたくなかった

俺たちは普通じゃないと知ったら

嫌われるかもしれない

裏切られるかもしれない 

この生活が終わるかもしれない

そんな不安が頭を廻り

震えが止まらない

呼吸が上手くできない

どうしよう、どうしよう

涙が止まらない

とまって、とまって、とまってくれ…、



パサッ


影山が俺の事を見て自分の上着を俺の頭に被せてくれた

影山の顔を見た時


影山は今にも吐き出してしまいそうな顔をしていた


嗚呼、影山も不安なんだな

思った、影山とは違い俺は物心つく前からあの研究所の恐怖は俺の方が何十倍も何千倍も知っていたつもりだった

でも

影山も不安なんだよな

影山は何時でも俺をあの恐怖から助けてくれていたが影山を助けるのは、一体誰が助けなきゃ行けないのだろうか



俺だ



影山の恐怖を知っているのは俺しかいないんだ



俺は影山の腕をギュッと掴み



「体に昔事故で出来た傷があるんです」


そう言うと

「そうなんですね!分かりました!何とかしてみます」


と言って貰えた

影山は俺の顔を呆然と見ていたので

俺は今までの事を思い出しながら


「ありがとう」

と影山に言った

過去が辛い俺たちは

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