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続きです。


こんな夢を見た。 暗い意識の中、己の体は縛られている。


縋るものもなく手を伸ばすことすら叶わない。


ただ、涙を流していることしかわからない。自身の意志とは反して流れ続ける涙の温度が眦から頬へと伝う。 僕は一体どうしてしまったのだ。ミョンギは訳がわからなかった。どうしてここにいるのかも、ここはどこなのかも、自分がなぜ涙を流しているのかも。


ふと誰かが近づく気配がした。暗い目では誰かなんてわかるわけがないのに、ミョンギは何故かそれがナムギュだと思った。


恐ろしい、どこまでも追いかけてくる。


恐ろしい、おそろしい、誰か、


薄暗い家の中でミョンギは目を覚ました。




ビチャビチャ(水をかけられる)


333「?……はっ、!?!?」




124「♪You can’t leave me. yeah.


♪お前はもう二度と私から離れられない




333「は、…?なんだよそれ、」


次の瞬間、ミョンギの口はナムギュによって奪われた。


驚きのまま口内を晒すミョンギに、にゅるりと分厚い舌が入り込む。歯列をなぞり、舌先が上顎を擽る。




333「ん”ッ!!!ふっ、は、あ”」




124「ん〜かわいい秘技ミョンギ♡」




333「はぁはぁ、う”ぁ!!が、くっ……」




ミョンギはナムギュに噛みつこうと襲いかかが、上半身は掴まれ膝を主軸に回され床に叩き押さえられる。




333「うッックソ、痛い、」




124「あーあ、膝擦りむいてんじゃんwwかわいそ 」


333「この野郎ッッ死ね!」


124「おっと、急に殴んなよwwまぁその足じゃ無理だろうけどwww」


333「は?ィ゙ッッ!!!っ、ーーーーー!」

(アキレス腱が切れてる、、)


ナムギュはミョンギの患部を掴みあげ、強烈な痛みを襲わせていた。それは気絶しそうなほどの勢いで


ミョンギは何 もできずいいようにされて、満足に動かせない体を恨んだ。


「弱くなったなw」


その一言はミョンギの胸を怒りで焦がすには充分であった。


333「…捨てた男に縋るなんて。お前がそんなやつだなんて知らなかった」


124「俺が捨てたんじゃない。お前が俺を捨てたんだ。」




足を掴んだまま下に下ろし、胸元を手繰り寄せて首筋に噛み付いた。




333「っい”ッ!!!!!!ぁ、!」




犬歯が鋭く肉に突き立てられる。やがて厚い皮膚を打ち破り、内側から熱い血液が流れ出てくる。痛みに呻けば血を啜るように舌で患部を抉られた。その時ミョンギの中ではっきりと恐怖心が現れた。


そのままナムギュは柔いミョンギの乳房に噛み付いた。


333「ぁ、あ”ッ!!痛い”!や”めろッ!!」




そこにある芯を掴み出す。




124「フッここかぁ??w」




333「!!やめろっ!さわ、るな”ッ!!んッ!!」




耐えようと必死に息を潜めども、激しく与えられる刺激が迫り来るばかり。自決を選びたくなるほどの羞恥と悔しさに襲われた。


しつこく続けていればやがてミョンギが一際大きく肩を震わせて下腹部の熱は容易く弾けた。




333「ッ!ッーー〜〜!!!………、、」




124「…ふっ、よさそうだったな」




333「…はぁ、は、馬鹿言え、この下手くそ…っ、」




124「…まだ余裕そうだな♡」




333「は?な、何してんだ!おまっ、ぅあ”ッ」




うようよと陰茎に這うように蠢くそこは、女のほとの感触とよく似ていた。手で無理やり達せられるよりも、知っている感覚に追い立てられ、ミョンギは先程より余裕がなくなっていた。


熱を持った舌が筋を這うように上下して絞るように吸い付かれる。




333「…っ……ん”ッ、……」




ナムギュはまだ微かな希望を抱いていた。己と体を繋げることによりミョンギが自分を欲してくれるのではないだろうか、そんな淡い期待だった。もし、本の一瞬でも求めてくれれば、己の中に燻る化け物が報われるような気がしたのだ。


吸い上げ、追い立てていれば、二回目の果ては先よりも早くやってきた。迫り来るものから逃れたくてミョンギは両足でナムギュの頭を挟んで抵抗したが、そんなものはナムギュにとって喜びの材料でしかなかった。




333「…ッあ”ぁっ!……う”、は、ぁはぁ…」ビクビク




下腹部をさらりと撫でてやればびくびくとミョンギの体が大きく跳ねた。


その様に微笑ましく目を細めたナムギュの口の中で弾けた精液をどろりと吐き出し口にその硬い指に掛けた。それを見て次に何が起こるかわからないほどミョンギは無垢ではない。




「……はぁ、っ!、お前、まさか僕を抱く気か?」




正気かと言わんばかりの顔にナムギュは密やかに笑みをこぼした。何も言わず指に纏った精液をちゃぷちゃぷと弄び、ナムギュは最初の態度とは打って変わって、恭しく丁寧な手つきでミョンギの菊門に指を差し込んだ。




333「ぐっ、…ふっ、お前、正気か?何故僕にそこまで執着する、っ、くそっ、」




抵抗しようと足をばたつかせようとも痛みが邪魔をして力などろくに入らない。その上本数を増やされ、ぱらぱらと差し入った指が押し広げるように動き回り、品のない水音と共に異質な圧迫感を生み出す。 苦しい、くるしい。


333「んっ、ふぅ、は、お前が、僕を抱くだって?ッ、片腹痛い…!ろくに、経験もないくせに、もっと、他に女でも男でも抱いてきたらっ、どうだ?」


呼吸を落ち着けようと必死に息をしていたミョンギもちらりとナムギュの様子を伺うが、




ゴチュッッ


333「…ッあ”!い”たッ!」




124「…なら、お前で練習すればいいや」




突然ナムギュの指が乱雑にミョンギの奥を突いた。




124「は、ッ、心底嫌いな男に抱かれる気分はどうだッ、」


次の瞬間指を引き抜き、既に張り詰めた欲をミョンギの菊門にあてがい一気に押し開いた。


333「ッッ!!!!ぐぁ”!!あ”ッ!!!」


無理やり押し入ったせいで尻が切れたのだろう。ミョンギは苦痛に顔を歪め、今起きていることを理解するのに必死になった。ナムギュはただ感情の昂るままに己のものをミョンギの中へ打ち付けた。肌と肌がぶつかり、擦れ、接合部からはぐちゅりといやな水音が動きに合わせて響く。


333「ぐッ、ぅあ”っ!………ッはぁ!、やめッ、んッ」


相変わらずミョンギが拒むため最奥へは行かなかったが、それでも夢にまで見た念願を果たしたのだ。だというのに、ようやく繋がれたとしてもナムギュは満たされなかった。欲をいくら吐いても、もっと乾いて乾いて、欲して仕方がなかった。灼き付けるような乾きがナムギュを蝕み、愛おしい想いは憎しみに替えられ、暴力的な衝動を呼び起こした。ナムギュは体を小さく丸めて痛みに耐えるミョンギの腹をそっと撫でて再び腰を動かし始めた。



その蛮行はミョンギが気絶するまで続いた。

行為が終わってしまえば、正気を取り戻したナムギュが中に散々吐き出した欲を掻き出す。気絶はしているが、中を引っ掻く度にぴくりと体を震わせる様はまた何かよくない欲をかきたてた。


124「はぁ、かわいいミョンギ、ほんとにかわいい。オレのミョンギ。お前が悪いんだからな、」


ナムギュは湧いてくる切ない思いを拭い去るようにミョンギの赤く腫れた瞼にそっと口付けを落とした。

(俺のことを捨てた、お前が悪い)

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コメント

3

ユーザー

本当に好きですーーーー〜ありがとうございます😭😭😭😭😭😭

ユーザー

最高っすわ❤︎

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