絵里菜
「…んで、なんで私達を呼んだんですか?」
きんとき
「以外。お前が相談なんて」
スマイル
「そうか…?」
絵里菜
「んで、どうしたんですか…?」
スマイル
「いや…シンプルに相談…」
スマイル
「前に」
スマイル
「昼休み、学校の図書室で」
スマイル
「本読もうとしたの」
絵里菜
「はいはい…」
きんとき
「まぁそりゃそうなるわな()」
スマイル
「その時に、」
スマイル
「来夢…ちゃん?に会って」
スマイル
「本届かなくて困ってたから」
スマイル
「一旦、取ってあげて」
スマイル
「俺も読みたいから」
スマイル
「一緒に読もうって言って」
スマイル
「読んだの」
絵里菜
「なるほど…?」
きんとき
「ほうほう…」
スマイル
「読んでる途中に」
スマイル
「なんか、心臓が…ドキドキしてて…」
スマイル
「それで…」
スマイル
「来夢ちゃんが…こっち見つめてたから」
スマイル
「なにか付いてる?と思って聞いたら」
スマイル
「いやぁ、イケメンだなぁと…って言われて」
スマイル
「びっくりして」
スマイル
「そしたら」
スマイル
「心臓が余計にうるさくなって…」
スマイル
「とりあえず、」
スマイル
「あまり人に言わないほうがいいよ
って言っといて」
スマイル
「本の続き読んでたの」
スマイル
「その時も、心臓うるさくて…」
スマイル
「病気なのかなって…」
スマイル
「ねぇ…どう思、う…って」
スマイル
「なんで笑ってるの?」
きんとき
「いwいやw」
きんとき
「っはははw」
絵里菜
「な、なるほどぉw」
スマイル
「この原因分かったの?」
きんとき
「うんw」
絵里菜
「これはわかりやすいw」
スマイル
「早く教えてよ…」
絵里菜
「えー…それはですね…w」
絵里菜
「病気じゃないですけど」
絵里菜
「ある意味、病ですw」
きんとき
「不治の病w」
スマイル
「…どゆこと?」
スマイル
「病気じゃないけど、不治の病…?」
絵里菜
「その不治の病の名前はですね…」
スマイル
「うん…」
絵里菜
「恋。ですねw」
きんとき
「うんw恋だw」
スマイル
「こい…?」
スマイル
「魚?」
絵里菜
「違いますw」
絵里菜
「恋愛の恋です!w」
きんとき
「ホント天然だわぁ…w」
スマイル
「…?どうしたら治せる…?」
絵里菜
「それは人それぞれですねぇ〜w」
スマイル
「…いつか治るのか?」
絵里菜
「人によってはそうですね…w」
きんとき
「っはははw」
きんとき
「俺もその不治の病なったことあるわぁ〜w」
絵里菜
「治りましたけどねw」
きんとき
「これwっはははw」←ツボった
絵里菜
「あw来夢からだ…w」
________
LINE
来夢
『絵里菜』
絵里菜
『どうしたの?』
来夢
『電話でもいい?』
絵里菜
『OK』
________
絵里菜
「ちょっと電話してきますね!」
きんとき
「うんw」
スマイル
「…?」
____________
来夢
『…ねぇ、絵里菜』
絵里菜
「どうしたの〜?」
来夢
『あ、ちょっと兄貴叱ってくる』
絵里菜
「あ、ハイ()」
________
来夢
『おまたせ』
絵里菜
「んで、どうしたの?」
来夢
『相談…?なのかな…?』
来夢
『絵里菜に相談なんだけど…』
絵里菜
「はいはい…」
来夢
『前にね、昼休み図書室行ったの』
絵里菜
「はいはい」
来夢
『低身長で本取れなくて』
来夢
『たまたま、絵里菜のお兄さんに会って』
来夢
『本取って貰って』
来夢
『そんで、そのお兄さんも読みたかったらしくて』
来夢
『一緒に読んだの』
来夢
『そんでね、なんか…』
来夢
『その時、胸がドキドキしてて…』
来夢
『別に、何にも緊張してるわけじゃないの』
来夢
『なのに、ドキドキしてて…』
来夢
『そんで、そのお兄さんがイケメンだから』
来夢
『見つめてて』
来夢
『そんで、どうかした?って言われて』
来夢
『それでイケメンだなぁって言ったらさ』
来夢
『あんまり人に言わないほうがいいって』
来夢
『言われてさ…』
来夢
『なんか…悪い子としたかなぁって…』
来夢
『後…』
来夢
『まだドキドキしてて…』
来夢
『あの人と一緒に居ると』
来夢
『なんでか…緊張した感じになる…』
来夢
『絵里菜…これって病気かな…?』
来夢
『…?絵里菜…?』
絵里菜
「ッwっはははw」
絵里菜
「それはねw病気ではないけどw」
絵里菜
「ある意味w不治の病なのw」
来夢
『えぇ!?どうしよ…』
絵里菜
「安心して…w死にはしないから…w」
来夢
『よかったぁ…』
絵里菜
「てか必ず死なないからw」
来夢
『あ、そうなんだ…』
絵里菜
「その、不治の病の病名は…w」
来夢
『病名知ってるんだ…すごいなぁ…』
絵里菜
「恋!です!」
来夢
『…え?』
来夢
『恋…?』
来夢
『あの恋愛の…?』
絵里菜
「そうです!」
絵里菜
「貴方は恋してます!w」
絵里菜
「…マジ…か」
絵里菜
「だから、安心してね…w」
絵里菜
「恋は知ってるよね?」
来夢
『うん…小説とか読むから…』
来夢
『恋だよね…?』
絵里菜
「うんw」
来夢
『…やったぁw』
来夢
『私、やっと恋できた…w』
来夢
『できたんだぁ…w』
来夢
『ありがと。教えてくれて』
来夢
『まぁ、恋愛興味0だから…』
来夢
『あんまり知らないけど…』
来夢
『そういうことか…』
絵里菜
「うん!w」
絵里菜
「何かあったら言いなよ!」
来夢
『ありがと』
来夢
『じゃあ、急に電話ごめんね』
絵里菜
「いいってことよ!」
来夢
『んじゃ』
絵里菜
「…くっw」
きんとき
「どうだった?w」
絵里菜
「あぁw実はw」
カクカクシカジカ
きんとき
「両思いじゃん…w」
絵里菜
「付き合う前の紗弥達みたい…w」
きんとき
「俺らの方は言わなくていいから…w」
スマイル
「?」
絵里菜
「まぁ、見守っときましょう…w」
きんとき
「だね…w」
スマイル
「どうしたんだ…?あの2人は…」
スマイル
「…」
…恋…か
小説でしか見たことないから…
あんまわからない…
てか、恋愛系は
少ししか見たことない…
スマイル
「…」
恋愛って、なんなんだ…?
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