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8 - File 8 Mechanical Evil

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2025年11月16日

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ファイヤー星人の事件から数か月がたった。IHPT日本支部は完璧に復活した。

そして今、赤黒い巨人について会議が進められていた。

今IHPTは赤黒い巨人がいる前提で行動してしまっている。その現状をどうにかしたいようだ


キット「お偉いさんだけの平和会議か・・・周りの事は何にも知らねぇくせにな」

エス「それはそうよねぇ、現地の人の情報を聞かないで何が会議よ、」

ジェイク「文句を言うな。とりあえず俺たちは繁華街へ行くぞ」


IHPT日本支部会議室 9:00

『巨人について何もしないのはまずいかと!捕まえて調査するべきです!』

「巨人は人々の信用を利用して町を破壊する可能性があります!安易に信用しないほうが・・」

[いいや!あの巨人は正義の味方です!古代遺跡の文章にかつて守ったと・・]

『だがそれは古代での話だろう。現在は違うかもしれないのだ。』

「古代の巨人が今の腐れ切った人々を守りたいと思うのか?」

会議はまさに平行線だった。守る守らないの意見のまま会議が一向に進まなかった。

そして最終的な決定は長官にゆだねられた。

キリシマ長官「悪か正義かはどうでもいい。頼っていること自体が問題なのだ

議員「と、いいますと・・・?」

キリシマ長官「巨人と同等の力を持つロボットを建設する。そしていつしか頼らなくても守れるようにする」

File 8 Mechanical Evil

次の日・・・

兵器建設施設 19:00

そこには赤い巨人と全く同じ見た目のロボットがたっていた

キット「うそん・・・マジで作ったのか」

エス「これまんまあの巨人よね・・・」

チップ「このロボットには膨大な原子力エネルギーが組み込まれています」

ジェイク「原子力エネルギー?」

チップ「あの巨人の持つエネルギーはすべてこの原子力で置き換えるのです

キット「なんと・・・」

エス「あの巨人の力は原子力で置き換えられるものなのかしら・・・」

チップ「正直わからないですが、一定のイレギュラーはこれで・・・」

そう喋るチップは少し頼りなさげな様子だった。本当にこれで巨人の代わりになるのか、と

チップ「搭乗隊員はジェノスよ」

ジェノス「よろしくな」

キット「ジェノス!がんばれよっ!」

ジェノス「初めての搭乗だから緊張するが、頑張るぜ」

ジェイク「初対面なのにこのノリ・・・すごいなキット」

キット「初対面でも同じエージェントなのには変わらないだろ?」


IHPTのエージェント「イレギュラーがポイント178に出現しました!」

チップ「ようし、このロボット。通称スペリオンの出動だ!」


そして発信準備が始まる。

チップ「エネルギー投入」

隊員「エネルギー供給率100%!」

チップ「コードネームジェノス!準備はできてる?」

ジェノス「準備完了。発進します。」

赤い巨人と全く同じ見た目のロボット。『スペリオン』の目が青く光る。

キット「目が青い・・・なんで?」

そしてスペリオンはポイント178へ勇猛果敢に飛び立っていった


ポイント178 20:40

現場では寄生宇宙人がビルを飲み込んでいた。その時あのスペリオンが到着した!

ジェノス「初戦は絶対買って見せる・・!」

寄生宇宙人と間合いを取る・・・


チップ達はIHPTでスペリオンの様子を見ていた。

キット「大丈夫なのかなぁ」

ジェイク「まぁ見てみようぜ」

エス「がんばれ・・!」


スペリオンが先手を取る!指先から紫色の光弾を発射する。それは宇宙人の触手に命中した!

寄生宇宙人はうろたえる。触手が一発で切断され吹き飛ばされたことに困惑しているようだ・・・

ジェノス「よっし・・・この調子で光線を放ち倒す!」スペリオンは手を十字に組む


キット「・・・まずい!」映像を見たキットが叫ぶ

ジェイク「なんだ!」エス「なんですって!?」

光線を発射するが避けられてしまう・・・。そしてなんと宇宙人はそのままコックピットへ入っていってしまう!

チップ「ジェノス!!!逃げて!!!」叫ぶが・・・


ジェノス「なんだ、!早く迎撃しなければ・・・銃を受けて見ろ!」撃つが効かない・・・

ジェノス「クソッタレ・・・このまま利用されたら・・・地球は放射能まみれになる・・」

なんとスペリオンは宇宙へ飛び立った!寄生生物に利用されるぐらいなら自爆するつもりなのだ

そして寄生宇宙人がジェノスに入り込む・・・そして神経を侵略し始めた


ジェノス「チップ・・・!このスペリオンを破壊してくれ・・!このスペリオンが宇宙人に乗っ取られる前に・・・早く!!

チップ「そんなっ・・・でもあなたが・・・」

ジェノス「俺はもう宇宙人にやられる、せめて人として死にたいんだ・・・早く・・・」

キット「ジェノス・・・」キットは外へ走っていく!そして変身した。


巨人は宇宙へ飛び立ちスペリオンを発見した。

ジェノス「へへ、ホンモノがおでましだ・・・巨人!思いっきりやってくれ!!!」

ジェノスの身体は殆ど宇宙人に支配されている。本来なら話すこともままならない。

だがジェノスの意識は、、、自身の持つIHPTのエージェントとしての誇りによって、、、意識を繋ぎとめられていたのだ。


巨人はスペリオン目掛けてスラッガーを投げた。そしてそれはスペリオンの操縦席を貫いた。

そしてスペリオンは核爆発を起こし、それによって寄生宇宙人も死んでいった。


チップ「ジェノス~!!!!」

ジェイク「アイツは良いやつだった・・・」

キット「・・・また一人死んじまったな、」


この不毛な戦いはいつまで続くのだろう・・・そうキット達は感じていた。


To be continued

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