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スペリオンは寄生宇宙人によって乗っ取られたが、一人の勇敢なエージェントによって宇宙へ飛び立った。
そしてスペリオンへかけつけた赤い巨人のスラッガーによって核分裂が発生し、宇宙で大きな核爆発が起きた。
それによってスペリオンは完全に大破、寄生宇宙人も放射能によって死んだ。それで解決したかに思われた・・・
チップ「キリシマ長官！スペリオンのあの核爆発によって地球へ巨大な未確認生命体が近づいています！」
IHPTは騒然とした。そして緊急事態のためにIHPT日本支部へ全員が集合した。
キリシマ長官は頭を巡らせていた・・・自分の正義だと信じ下した判断により地球最大の危機が迫っているのだから
キリシマ「チップ、未確認生命体はどのような特徴をもつ！？」
チップ「待ってください、、！プロジェクターに投影します！」プロジェクターに生命体が映る
ベルデ「あ、あれは・・・！！ゴッデスイビリオン！！」アベル星人ベルデが反応する。
キット「それはいったいなんだ・・！？」ベルデに全員の視線が集まる。そしてベルデは説明を始めた
ゴッデスイビリオンはウランを主な食料源とするとんでもない化け物です・・・奴が暴れた惑星はウランや
惑星の核を食い尽くされて、滅亡しています・・・アベル星も・・・その滅亡した惑星の一つです。
このままじゃこの青い地球もアベル星と同じように破壊されてしまいます・・・
キリシマ「あの化け物の対処はどうすればいいのだ！」
ベルデ「対処は・・・ゴッデスの身体は大きなプルトニウムの塊です。原子爆弾と同じ原理を用いれば・・・」
エス「ならIHPTの中性子砲の技術を使えばいいじゃない」
ベルデ「それがそう簡単じゃないです・・・奴の身体のプルトニウムと中性子が結合し核分裂を起こそうものなら」
ベルデ「地球がきれいさっぱり太陽系から消滅することになります」
キット「なら宇宙に何とか放出するしかないのか・・・」
キリシマ「それではもう手立てがないと言っているようなものじゃないか・・・」
ジェイク「俺たちIHPTの全戦力をもってしてもどうすることもできないってのか・・・」
キット「そうだ、スペリオンにAIを取り付けて、遠隔操作でゴッデスをおびき寄せれば・・・」
キリシマ「しかし前回でスペリオンは大失敗したじゃないか」
キット「この極限状態です、使える手は使いましょうよ」
チップ達のメカニカルチームはすべての力をこのスペリオン第二号製造に力をいれた。
しかしその間にもゴッデスイビリオンが地球へ近づいてきていた
近づいてきた事により地球に異変が現れ始めていた・・・
アナウンサー「突如としてアフリカの農作物の収穫量が減っており、それに加えて人々に原爆病に近い症状がでています！」
キット「地球がどんどん汚染されていく・・・急がないと地球が・・・俺たちの故郷が・・・・」
自衛隊「皆様！地下のシェルターに急いで避難してください！避難してください～！！！！」
ジェイク「地下の保存食料はどれぐらい持ちそうか？」
エス「持って・・・1年ってところだね」
ジェイク「1年か・・・長期化したらまずいことになるな・・・」
IHPT日本支部 20:10 ゴッデスイビリオンが近づき始めて3週間
とうとうゴッデスイビリオンが東京へ襲来した！！そして奴がビルを食い尽くし始めた・・・！
そして東京の街はあっという間に死の街と化した・・・
キリシマ「チップ！まだスペリオン第二号は完成しないのか！」
チップ「まだできていません・・・！」
キリシマ「できるだけ急いでくれ！自衛隊諸君はあのゴッデスイビリオンを迎撃せよ！」
自衛隊はゴッデスイビリオンを迎撃する！しかし少しうろたえる程度で一切ダメージを受けている様子はない。
そしてなんと反撃で核ミサイルと同等の威力を持つ光弾が発射された！
ベルデ「あ！あれを受けたらここら一帯がすべて更地と化します！！」
キット「・・・よし」キットは物陰に走り変身した
そして巨人がIHPT日本支部に出現した。
キリシマ「巨人・・・！」
チップ「今はあなたが最後の希望です！頑張って！巨人！」
ジェイク「がんばれ・・！」
エス「・・・！」
巨人が核弾頭を捕まえゴッデス側へ投げ飛ばす！そしてそれはゴッデスイビリオンのボディへ命中した！
そしてそのまま巨人はスラッガーを叩き込んだ！そして奴のボディは破損した！
その時ゴッデスイビリオンが地球から離れていった・・・
チップ「やった！」ジェイク「よっしゃ！！」
巨人は安堵の表情を浮かべIHPT日本支部を見つめる。その時空から光が飛んでくる！
ゴッデスイビリオンは巨人の抹殺を図った！！
エス「巨人！！よけて！！！危ない！！！」エスは叫んだ・・・しかし・・・
巨人「う、あ・・・」光は胸を貫通していた・・・そして巨人は力なくその場に倒れた。
ジェイク「え・・・巨人・・・」チップ「うそ・・ですよね・・・」エス「なんて・・こと・・」
皆が絶望に暮れる中、キリシマ長官はチップに命令した。
キリシマ「チップ！巨人は自分の命を犠牲にしてまで時間を稼いでくれた！早く！作るんだ！！」
チップ「はいいいいぃいぃぃ！！」チップは急いでスペリオン第二号の製造を進める。
巨人の瞳からはすでに輝きを取り戻すことはなかった。
『ゴッデスイビリオン』アベル星の言葉で「女神の墜落」を意味をする。
地球を守る女神は・・・死んでしまったのだ・・・
To be continued
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