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🌷光の国とティア🌷
🌷心を求めて
ここは光の国。人々は光に守られ、抑制力によって闇を排除、物質的には豊かに暮らしている。
そして光の国の人々は精神力を磨くことによって光の力に目覚めることができる。
ティアは青い屋根の家で両親と暮らしている25歳の女性。
両親の光の教育に守られ、何不自由なく暮らしてきた。
しかし、それは光でしかなかった。
いつでも礼儀正しく、お行儀良くしていないと注意される。
ティアは、両親の賢く、事細かな言葉でいろいろうるさく言われることに、ティアの自由な精神が耐えられなかった。
ティアは、行動で生きることにした結果、多動でとんでもない自由奔放な行動を取る子供になり、両親を困らせるようになった。
学校でも課題をやらなかったり、困った行動を取るので、学校側はもうこれ以上ティアを預かれないので、児童精神科を受診するように言った。
児童精神科の先生は優しい男性でティアが7歳から19歳までの間、無理なく勉強を教えてくれた。
幼い頃の治療は遊戯療法が中心で先生はティアの描いた絵を褒めてくれたり、ティアが箱庭で作った動物園の写真を撮ってくれたりした。
精神疾患で精神的に傷つきやすく、感情のコントロールができないと診断されたティアだったが、児童精神科の先生が無理なく勉強を教えてくれたおかげで、ティアの両親がふんだんに買い与えた本を、夢中で読むようになった。
「ティアは考えれば、本当に深く理解してしまうからこそ、考えることを避けているだけなんだろう?精神力の強さのためにただ言葉をたくさん覚えるだけではいられないんだね」
先生はティアにそう言ってくれた。
ティアは、本当に理解することで、光の国の歪みに気づくことが耐えられないのだと児童精神科医は、見抜いていた。だから児童精神科で、ティアを守るように無理なくティアに言葉を教えたのだった。
大人になったティアは、児童精神科を卒業した。
こうして25歳になり、行動しながらも言葉を保っていたティアだったが、ティアの両親にとっては困った娘でしかなく、両親は、ティアを決して人前には出さず、家の中だけで過ごさせていた。
ティアは勉強だけは続け、行動には見切りをつけたほうがいいと思っていたある日、光の力に目覚めてしまった。両親はあいかわらずティアに光の教育をしようと口うるさかったが、両親によって受けた言葉の痛みが、光の力が解き放たれると、癒えていくのを感じるようになった。
ティアがどうしてもできもしないのに、光の教育をしようと言葉で言い続ける両親の言葉で、ティアはどれほど傷ついてきたことだろう。
どんなに言われても、自由奔放なティアには、できなかった。
両親にとっては、言うことをきかない娘でしかなかったが、ティアは一体どうすれば言葉でできるようになるのか全然わからなかった。
礼儀正しく、お行儀良く、美しく生きることが、どうしてティアにはできないのだろう?
しかし、とにかく、両親がティアを光に教育しようとする言葉でティアが傷つくことから、ティアは光の力で癒され、言葉の傷を消すことができるようになったので、もう行動で言葉の痛みから逃げる必要はなかった。
ティアの両親はティアが25歳になって、やっと落ち着いたので、安心した。
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コメント
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うわ、めっちゃ重い世界観…!光の国ってタイトルから優しいファンタジーかと思いきや、「光でしかなかった」って一文で全部ひっくり返されたわ。ティアの多動や自由奔放さ、全部「本質を理解しすぎるから避けてる」って見抜いた精神科医の先生、良すぎるだろ…光の力で傷が癒える設定も胸に来た。でも落ち着いた=諦めた、じゃないよな?続き絶対読む。