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#そのじん
しらす
1,102
#恋愛相談
はえさん
81
この全体の話、♡160⤴︎ありがとうございます!!
注意⚠️
さのじんです。
仁人くん寂しがり屋
「早く行きな、?」
「嫌。仁人とイチャイチャしたかった泣」
「もう、早く帰ってきたらいいでしょ!
時間ないんだし、早く行ってきな!」
「うぅー泣いってきます…」
「はいはい、いってらっしゃい」
そう言って、いつものように慌ただしく勇斗を仕事へ送り出した。
それから数時間後。
「……勇斗にはあんなに強く言ったけど、寂しいなぁ」
静まり返った部屋の中で、ぽつりと独り言が溢れた。
テレビをつけても内容は頭に入ってこない。やり残していた家事を一通り片付けて、なんとか気を紛らわせようとしたけれど、作業が終わればまた静寂が戻ってくるだけだった。
洗濯カゴから取り出した衣類を、一枚ずつ丁寧に畳んでいく。その途中で、勇斗のパーカーが目についた。
「はやとの匂い、、」
気づけばそのパーカーに頭から袖を通していた。
すとん、と大きな生地が身体を包み込む。
「着てみたけど、ぶかぶか…」
袖口からは指先が少し覗くくらいで、裾は太もものあたりまで隠れてしまう。
勇斗の匂いにすっぽりと包まれていると、まるで後ろから大きな身体でぎゅっと抱きつかれているような気分になって、胸の奥の寂しさがほんの少しだけ紛れた気がした。
ピコン、とテーブルの上でスマホが跳ねる。画面を見ると、勇斗からのメッセージだった。
『ごめん、今日遅くなりそうだから先寝てて』
「……はやと大変だな、」
画面に向かって小さく呟きながら、溜息をつく。
こんなに頑張っている彼に、「寂しいから早く帰ってきて」なんて我が儘は言えない。
「はぁ…」
せめて帰ってきた瞬間に出迎えたい。ぶかぶかのパーカーの袖に顔を埋めて、勇斗の匂いをもう一度深く吸い込むと、ソファの上にコロンと横になった。勇斗の体温に守られているような安心感に包まれながら、いつの間にか寝ていた。
カチャリ、と静かなリビングに、玄関の鍵が開く音が響いた。
「……ただいまぁ」
時刻は深夜2時。疲れ果てた足取りでリビングに入る。
しかし、ソファの上で丸くなって眠っている仁人の姿を見つけた瞬間、動きがぴたりと止まった。
「え……仁人、?」
仁人が着ているのは、俺がいつも着ている黒いお気に入りのパーカーだった。華奢な身体に対して明らかにサイズが大きく、すっぽりと生地に埋もれている。
「ちょっ、えっ、待って待って」
流石に動揺が隠せないんだけど!?
「かわいすぎるんだけど……」
昼間に「早く行ってきな!」と自分を突き放したツンツンな恋人が、自分の服を着て帰りを待っていてくれてるとか、!
破壊力やばすぎ…
「もう、一日中の疲れが跡形もなく吹き飛んだんだけど」
「ん、ぅ……?はや、と…?」
目を擦りながらゆっくりと目を開けた仁人は、目の前に大好きな人の顔があることに気づく。まだ夢見心地のまま、寝ぼけた声で俺の名前を呼んだ。
「おかえり。はやと…、遅かったね」
「ただいま。ねえ、仁ちゃん?
そのパーカー俺のだよね?」
俺はニヤニヤとした意地悪な笑みを浮かべながら、仁人のぶかぶかな袖口を指先でちょんちょんと突く。
その言葉で、仁人の覚醒していなかった脳が一気に現実を引き戻した。
「あ…!いや、ちょっ!違くて!」
仁人の顔が耳の裏まで真っ赤に染まっていく。慌てて起き上がってパーカーを脱ごうとするが、俺は上から覆い被さるようにして、ソファに押し倒した。
「ねぇ、仁人。かわいすぎるんだけど、
寂しくなって俺の着たの?」
「ち、違う! たまたま、洗濯物畳んでたら目に入ったから……っ!」
至近距離で見つめる勇斗の瞳は、さっきまでの優しい笑顔から一転して、熱くギラつく「男の顔」に変わっていた。
「昼間はあんなに冷たかったのに。
こんな可愛いことされたら、俺もう限界なんだけど」
「はや、と……っ、んむ……っ」
「っはあ…ほんと可愛い」
「……っ、もう、はやとのばか……っ」
真っ赤になって顔を背ける俺を見て、勇斗は愛しそうにクスクスと笑うと、俺の膝裏と背中に腕を回して、ふわりと軽々と抱き上げた。
「わっ、ちょっと!?」
と驚く俺をしっかりとホールドしたまま、勇斗は寝室へと歩き出す。
「ソファじゃ狭いから、ベッド行こ。
朝まで離さないからね」
この1週間で頑張ってこの続き、R18を
書く予定なので、ぜひ見てくれると嬉しいです!
さのじんばっかりなので、他のペアにも挑戦してみたい!
ぜひ、リクエストお願いします🙇
コメント
3件
ちょまってーーーー………すき…💘💘
ふわあ…尊すぎて感情が追いつかないんだけど!? 仁人が勇斗のパーカー着て寝てるところ、反則級にかわいすぎるでしょ。昼間はあんなにツンツンしてたのに、夜は彼の匂いに包まって待ってるとか、そのギャップにくらくらする…。 しかも帰ってきた勇斗の「限界なんだけど」からのベッド直行、もう完全にこっちもニヤけが止まらない。二人の距離感と信頼関係がにじみ出てて、読んでてすごく幸せな気持ちになったよ〜。続きのR18も楽しみにしてる!