瀬戸口くんのあまーい恋
私の名前は東雲乃愛(しののめのあ)今中学2年生!
私のクラスにはイケメン双子がいる。
優しい王子様系の瀬戸口直也くん名前と正反対の不愛想の瀬戸口優くん
直也くんは男女問わず優しいから人気なんだよね。
優くんは男子にも女子にもツーンって感じだからクールイケメンって呼ばれてるの。
この二人がいるから毎日教室がうるさいんだよね。
私は恋愛とか興味がないって思ってた。思ってたのに!!!!!
なんでこんなにドギマギさせられるの!!!!!
しかも瀬戸口優くんの方に!
好きなのかな?いやいやないない(ヾノ・∀・`)自問自答して答えが出てくるはずもない。
あの日から一気に私の青春が始まった。
部活が終わって帰ろうとしたら、忘れ物に気づいたとき教室に誰もいないと思ったの。
結構部活長引いたし。ガラッドアを開けるとなんと教室にはめっちゃめっちゃ泣いている
瀬戸口優くんがいたの!瀬戸口くんの方も気づいたみたいで急いで涙を止めている。
「あの...瀬戸口くんどうかしたの?」瀬戸口優くんの方は結構怖いと自分では
思ってるから、恐る恐るきいた。
瀬戸口くんは向こうをむきながらもしゃべっってくれた。
「サッカー..今日の.練習試合負けた...」
え?そんなことでこんなに泣く?って思ったとき後ろから女の子たちの声が聞こえた。
これは聞いたことのある声だ!
「この声美羽ちゃんと由乃ちゃんだ!」二人はうちのクラスの可愛い女の子なの。
「チッ」
瀬戸口くんが急に私の手を取って、掃除ロッカーの中に入った。つまり今、あの狭い掃除ロッカー
の中に二人超密着って状況!これ絶対私の心臓の音聞こえてるよぅ。心臓がうるさい。
瀬戸口くんの方を見るとちょっと顔が赤いような?気のせいかな?
そんなこんなで美羽ちゃんと由乃ちゃんが教室から出ていったあと私たちは狭い掃除ロッカーからでた。
はぁーめっちゃ緊張した!まだ心臓がドギマギしてるよっ!
「あの瀬戸口くっ」瀬戸口くんって言おうとした瞬間
「今ここで泣いてたこと誰に言うなよ。あと次瀬戸口くんって言ったらぶっ殺すから」
「え?じゃあなんて呼べば...」
「優くんだろうが。分かったか?乃愛」
カアアと顔が赤くなってるのが自分でもわかる。はずかしいっ男の子に乃愛って呼ばれることなんて
小学生以来だよ。でもなんで今はずかしいって思ったの?普通じゃんか名前呼ばれるのなんて!
好きとか...?
「優くん!今好きな人とかいる?」
私何聞いてんの!私のバカ!
「あの今のは、その、違くて...」言い訳がないって!
「ふーん」と言って優くんが近づいてきた。
私の頭をなでて言った。
「オレは好きな人にだけ優しくするんだよ当ててみ一瞬でわかると思うから」
って言って行っちゃった!え?どゆこと?私って優くんのこと好きなの?
次の日教室に行くと優くんがいた。
「乃愛今日昼休み時間ある?」
「う、うん」
「昼休み生徒会室来て!」
「わ、分かった」
ちょっと!ちょっと!なんでみんなの前で呼び捨てするの?
そのあとは大変でした。
なんで呼び捨てなの?とか付き合ってんの?とかいろいろ...
やっと昼休みになって生徒会室に行くと優くんと直也くんがいた。
え?どういう状況?頭にはてながいっぱいある私に優くんが言った。
「どう?オレの好きな人分かった?」
単刀直入にそれ言う?
「わ、分かりません!」
すると直也くんが言った。
「乃愛ちゃんって本当に鈍感だね」
私に近づいて耳元で直也くんがささやいた。
「優の好きな人は乃愛ちゃんだよ」
「え」
優くんはちょっと照れながら言った。
「乃愛 好きだよ」
それからは毎日ドキドキたくさんの日々が始まった。
あ、あと優くんはとっても負けず嫌いなんだって!だから練習試合で負けたとき
あんなに泣いてたんだって!可愛いよね!
「は?お前の方がかわいーじゃん」
!?もう心臓が持たないよ!!!!!!