テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🍪ちゃんが可愛くて仕方がない🎄ちゃんのお話。
✦ カップリングのリクエスト募集してます!!
・家族間のcp以外ならなんでも可 よろしくお願いします🙏
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
🎄「ジンジャー、可愛いわ!」
また、今日も始まった。
毎日毎日、ボベットは何かとつけて私に可愛いと言ってくる。
飽きずにまあ何度も何度も伝えてくる。恋人に可愛いと言ってもらえるのは嬉しいけれど………、流石に…心臓の方が持ちそうにない。毎回毎回可愛いと言われるこっちの身にもなってほしかった。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
私達は数日前に両片想いが晴れて両想いとなり、恋人として付き合い始めた。
元々、私は付き合うつもりなんてはなからなかった。ただただ彼女の傍にいれるなら、お友達のままでも良かった。…彼女が、私以外の人と付き合っても。
…そんな一方通行な片想いがまさか両想いになるなんて。
数日経っても未だに実感が湧かなくてふわふわしている。…なんだか、夢心地。
そんな状態の私に、彼女は可愛い可愛いと褒め回してくるのだ。
…正直に言って勘弁してほしかった。私が、毎回このどきどきを隠すのにどれだけ苦労しているか!
元々、友達だった頃もこうやって褒めてくれるのは珍しく無かった…の、だが……今は違う。私の事を「友達」じゃなく「恋人」として可愛いと思ってくれている。
その事実だけで顔がぼおっと熱くなって、恥ずかしくて愛おしくて堪らなくなって心臓がとくんとくんと音を鳴らす。…あぁ、恥ずかしいっ!!
さすがに、これ以上言われ続けたら耐えられない…。
だからもう可愛いと言うのはやめてほしいと、ふんわ〜りとぼかしながら伝える事にした。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
🍪「…あの、ボベット…!」
🎄「…?どうしたの、ジンジャー?」
🍪「えっと、その、…伝えたいことがあるの。」
大丈夫、大丈夫。…落ち着いて、ジンジャー。
ボベットに気を遣わせないように、ふんわりと。 私なら言えるわ…大丈夫…!
🍪「…ボベットは…その、私にいつも可愛い可愛いって言ってくれるけれど…」
「ちょっとだけ…控えてほしいなぁって、」
🎄「……なんで?」
🍪「…可愛いって言ってくれるのは嬉しいの、そのすっごく。」
「でも、毎回言われると…その…ぅ…嬉しいけど!」
「なんだか恥ずかしいっていうか!」
「可愛いって思ってくれてるんだって、どきどきしちゃうっていうか!」
「私なんかがこんなに大好きな人に可愛いって言ってもらえて良いのかなって、その…恥ずかしくなっちゃうっていう…か……ぁ、 」
ちょっと待って。
私もしかして、全部…言っちゃった?
心の内を全部彼女に言ってしまった事が恥ずかしくて恥ずかしくて、 顔がどんどん真っ赤になっていく。……やらかした!!
恥ずかしいことをした事を自覚すると、もう喋ってなんていられるわけなくて。
真っ赤な顔を必死に隠そうと私は俯いて両手で顔を覆った。
お願いします…引かれてませんように…!!!
🎄「…ジンジャー」
🍪「な、なに…!?」
ボベットは何故か急に私を抱きしめてきた。
ぎゅうっと抱きしめられていると温かくて、心地がいい。ずっとこのままでも…
そんな事を考えていると、彼女が口を開く。
🎄「やっぱり、ジンジャーは可愛いわ!」
🍪「…へ?」
🎄「私に可愛いって言われてびっくりしちゃうところも、可愛い。」
「恥ずかしがって顔を真っ赤にしちゃうところも」
🍪「ちょっと、まって」
🎄「それを隠しちゃうところも、とっても可愛い。」
🍪「ぁ、う…//」
🎄「こうやって褒められると、すぐ照れちゃうところもね!」
頭が真っ白だ。
可愛い、かわいい、カワイイ。私の行動一つ一つに可愛いを付けられて、もう頭はパンク寸前。どうやったらこの可愛い地獄から抜け出せるのだろうか。
そうやって薄っすらと頭の隅で考えていたが、それも「まだまだ言い足りない」といった顔をしているボベットを見た瞬間吹き飛んだ。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
雑談
長らく短編以外に逃げていました!
むぎちゃです!!
ちょっとしたウォーミングアップに書いたボベジン。
会話文を練習したかった…😭
最近小説書けてなくてすみません😇 普通に別界隈に逃げてました…。
クキランを数日前に始めましてね…エタホリ気になる!!!
あと崩スタも再熱しててぇ…🙃
とりあえずまた書き始めます🙌
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
コメント
4件
そうか…仲間でもあるし敵でもあるな(?)(ピュアシャド推しだがエタホリもいいよな)