「自分にとって真似したいと思える親かどうかを考えてみたらそんなに難しいことじゃないと思うんだけど、自分が楽をしたいと考えてたら、相手のことなんて考えてられないよね」
すっかり自分でご飯を食べられるようになった麗を嬉しそうに笑顔で見守りながら、叔母さんが言うことが、私にも素直に、
「だよね〜」
って思える。ちょっと気に入らないことがあったらムキになって誰かを攻撃するような親の真似なんてしたくないよね。でも、真似したくないのに同じようなことをするようになっちゃうんだ。私もそうだった。あの人らの真似なんてしたくなかったのにさ。
だけど真似したくなくても同じようなことしちゃうようになるってことは、別に押し付けようとしなくても親がやってるのと同じようにするようになるってことだよね。
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