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わ、このネイル可愛い、
この服可愛い、、、きれいだな、、、
俺は可愛いものが好きな男。
キラキラしたアイドルが着たようなふりふりの服が好き。
ロリータの服も好き。
でもこれは普通じゃないって中学生の時に知った。
「お前それ自分の?」
「え、うそでしょ、、、」
「これ着てんの?」
_____そう、だけど。
_____“普通に”考えて気持ち悪いよ。_____
俺の家族は俺に理解があって、「この服着たい!」と小学生の時に言ったら誕生日に買ってくれた。俺はそれでこれは普通だと思っていた。
俺って気持ち悪いんだ。
そこから俺は可愛い服は一人の時だけ着るようにした。
高校生
今日はこっそりかわいい服を買いにきた。
ネイルもしたいけど夏休みに入ってからって決めているから、今日は我慢。
これ可愛い、、、
そう思って試着室に向かい、サイズが合うことを確認してレジに向かった。
そういえば来週は黄ちゃんと遊びに行くんだったなとか考えてお会計をする。お金を渡すところで店員さんとバッチリ目が合った。
そのときに真っ先に思ったことがあった。
_____あ、詰んだ_____
目があったのは、紛れもなく、俺の友達の、黄ちゃんだった。
やばい、終わった。高校からは言わないって決めてたから黄ちゃんに言ってない。引かれる、気持ち悪いって言われる。やばいやばいやばいやばい
黄「赤、?」
赤「違う、黄ちゃん、これは違うの、」
黄「、、、赤、このあと午後、予定ある?」
赤「え、あ、ない、ないけど」
黄「じゃあ3時に今買ったの持って僕の家に来てください。」
赤「わかった、?」
黄「約束ね。(にこ」
赤「うん、」
あれ、なんか普通に家に行くことになったけど引かれなかったってことでいいのかな。この服持ってきてって、、、もしかして目の前で捨てられるとか、え、うそ、
まあ黄ちゃんにはあらがえない。仕方なし。
ピーンポーン
黄「いらっしゃい赤。」
赤「お邪魔します、、、」
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黄「ちゃんともってきたね。」
赤「う、うん」
黄「じゃ、僕はここ出るから、持ってきたの着て待っててね。」
赤「わかった、?」
そのまま黄ちゃんは“何か”を持って部屋を出ていった。
赤「、、、」
言われるがまま使っていいと言われたハサミを使ってタグを切り、手慣れた手付きでチャックを開け服を着る。この服はウィッグをつけた方がいいと思って謎にウィッグを持ってきていたが、着ることになるなら持ってきて大正解だった。そういえばさっき黄ちゃんもなにかと一緒になんか髪の毛っぽい感じのやつもってたよな。あら?黄ちゃんもなにかに着替えてるのかな?
赤「ま、いっか。」
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黄「入って大丈夫ですか?」
赤「うん。いいよ。」
ガチャ
赤「、!お揃い、」
黄「えへへ、僕もこの前買ってて。色違いですけど。」
部屋に入ってきたのは、セミロングのロリータよりのスカートを着た黄ちゃんだった。
赤「なんで、」
黄「最初見たとき、この服かわいいよなぁって思った。」
黄「僕もこの服すきなんだよなぁって。」
赤「うん。」
黄「でもやっぱり、買ったのは女の子なんだろうなって、思った。」
赤「、、、っ。」
黄「目があったとき、赤だってわかったとき、嬉しかった。」
赤「え、」
黄「僕だけじゃないんだって、もう隠さないでいられる人がいるんだって。」
黄「赤、本当にありがとう。」
赤「、違う、違うよ黄ちゃん。」
黄「?」
赤「お礼を言うのはこっちだよ。」
赤「勇気を出して俺に服、着たの見せてくれてありがとう。」
赤「俺もね、嬉しかったよ。」
赤「黄ちゃん、ほんとに可愛い。」
黄「あははっ、赤も本当に似合ってるよ。」
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こういう服描いたことないから違和感祭りだけど許して。
コメント
1件
あかねさん、読ませていただきました。 「可愛いもの好き」というだけで“気持ち悪い”と自分を押し込めてきた赤くんの、あの試着室での一瞬の緊張感がとてもリアルで、胸が締め付けられました。でも、まさか黄ちゃんも同じ世界にいたなんて——「お揃い」のあのシーン、本当にぐっときましたね。お互いに「僕だけじゃない」って思えた瞬間の温かさが、何よりの救いでした。この先、二人がどう変わっていくのか、すごく気になります。素敵な作品をありがとうございます🌷