れむside
しゃるちゃんが人の笑顔を見破ることは今までなかった。察するなんてこともなかった。けど、完璧ともいえるあの笑顔は見破った。ゆうて久しぶりに会ってから半年の付き合いだかられむが知らないだけかもって思ったけど本人も驚いてたから…
しかも多分うるみやの笑顔を見破るなんて相当なんだろう、しのもめちゃくちゃ驚いてたから。
「…いつかでいいから!笑顔を作ってる理由は教えて欲しい。」
うるみやが満面の笑みで言う
「いつか、なw?」
「…この短時間で何があった?」
「なにも♪」
えーっと聞いてください
かなさん達が帰ってきたんですよ。
かなさんニッコニコでアルケーちゃん?がなんかなんとも言えない顔をしてるのね?どーゆー状況なんこれは
「しょうがなく話に付き合ってやっただけよ」
「典型的なツンデレやんwww」
うるみや爆笑中。笑いのツボあっさ
「いやー仲良くなれたようで何より♪ 」
しゃるが生暖かい目で2人を見ながらそう言う。ど天然なところとバカなところを抜かすとしっかりお姉さんなんだよなぁ
「まあ少しは馴染めたんじゃない?おそらくね。」
出たおそらくね構文
「仲良いやつだぁ✨」
しのが安心したかのような声で言うもんだから可愛くてちょっと笑ってしまう
「…で、どうする?なにか決めるにしては早い気がするんだよね。」
かなさんが急に話を切り出す。というより触れてほしくなかったのか?流石演技派
「んーとりま仲良くなる意味も込めてなんかおもろいことしよや!」
「あ、話すお題決めるサイトとか使う?」
「ええやん!」
「じゃあ私のスマホでやるね〜」
なんかいつの間にかやること決まってるんだけど?
なんか周りも諦めてるしキャッキャして楽しそうだからいっか←
お題【知り合いがナンパされてたら?】
「なんのお題なのこれは」
アルちゃんが思わずツッコむ。…勝手にアルちゃん呼びしたけどいっか
「しのさんはもちろん助けるよ〜♪」
…なんだろう母性が((
こんな子に助けられるのか心配ではあるけど
「しのに助けられるんかw?」
「もーうるさいな!私だって助けられるからね⁉︎」
少し拗ねた様子で言う
「かわよ…」
…あ、
「え、れむちどうした⁉︎あのれむしか勝たんどこいった⁉︎⁉︎」
隣にいるしゃるちゃんがめちゃくちゃ肩を揺らしてくる
「いやいやいや、これはなんというか、ぽろっと出ちゃったというか…」
「え、しゃるろ、今れむなんて言った?」
今思うと先輩呼び捨てで扱い雑なかなさんって相当最低野郎なのでは?
まあよかった。隣にいたしゃるろにしか聞こえてない。あとはしゃるがバラさなければ…
「れむがしののこと可愛いって!」
あーおわった
「え、…ごめん本当に甘夢れむ?」
「れむは甘夢れむや」
「…同姓同名他人の空似だったりとかは? 」
「確率低すぎじゃんか」
かなさんに質問攻めを食う
「…んふふ♪」
しのは目の前で嬉しそうに笑ってた
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
流石に詩乃さんとれむさんの絡みを書きたいという願望の元書いたお話です。まあ後々の伏線もあるので♪
それでは!また次回!
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