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神崎:ボーッ
昨日の御上先生可愛かったな
次元:「神崎!」
神崎:「うぉ、何?」
次元:「昨日御上大丈夫だったー?」
富永:「ぇ、なになに、何かあったの?」
神崎:「まぁ、御上先生が刺されたって言う…」
俺がそう言うとクラスがざわめき始める
富永:「ぇ、ヤバくない?!それ、」
神崎:「まぁ、…うん」
次元:「一応元気そうだったけどな!」
富永:「心配だなー」
みんながここまで御上先生を心配するとは失礼だが思わなかった
そういった話をしているとガラッとドアが開き御上先生が入ってくる
御上:「…?どうしたの?」
富永:「先生!昨日大丈夫だった?!」
御上:「ぇ、なんで知ってるの?」
富永:「神崎が教えてくれたよ」
御上:「ぇと、…どこまで聞いた?」
神崎:「大丈夫だよ、刺されたってことしか言ってない」
御上:「ぁ、…良かった、」
次元:「なになにー?何かあったの?」
神崎:「…秘密」
あんな可愛い御上先生誰にも教えたくない
御上:「まぁ…、授業始めようか」
ー放課後の帰り道ー
あ、やべ…筆箱忘れた
めんどくさいけど…取りに行くか
ー学校ー
10分ほど歩いてやっと学校に着いた
…なんか声がするかも…?
まぁ、とりあえず入るか
ガチャ
神崎:?!
御上:「ぁ、ぇ…、」
そこにはぺたんと女の子座りしている御上先生がいた
その足の下には黄色い水たまりができている
神崎:「…」
御上:「ぁ、その…これはッ」
神崎:「漏らしちゃった?」
御上:「ぁ…ご、ごめんなさ、…」
神崎:「いや、大丈夫…タオル持ってくる」
御上:「ありがとう…、」
今にも泣きそうな御上先生を後ろにタオルを探す
神崎:「あった、立てる?拭くよ」
御上:「ぃや、悪いよ」
神崎:「いいから、まず御上先生は着替えな」
御上:「わ、わかった…、ごめんね、」
僕の後ろで着替える御上先生がなんとも可愛らしい
…ん?俺、今ものすごく気持ち悪くなかったか?
御上:「か、神崎くん、あの…」
神崎:「ぁ、着替えれた?」
御上:「ぅ、うん…、ごめんね、色々」
神崎:「いや、それより…なんで漏らしちゃったの?」
御上:「その…トイレ行きたかったんだけど…、なんか立てなくて…」
神崎:「…、その時どこか痛かった?」
御上:「ぇと、お腹?が痛かったかな…?」
神崎:「ちょっと服めくって」
御上:「ぇ、ぁ…、うん」
神崎:「あー、やっぱり…、傷開いちゃってるね」
御上:「そッ、そうなんだ…」
神崎:「まぁ、立てなかったんだし、どっちにしろ御上先生悪くないよ、大丈夫…」
御上:「…// 」
何故か御上先生の顔が赤くなると同時に目が潤む
神崎:「どうしたの?」
御上:「その…頭、撫でて…ほしい、」
神崎:「…」
御上:「だ、だめ…かな?」
神崎:「…笑」
なんだそれ、可愛すぎる
神崎:「はい、偉いね…いい子いい子 」
御上:「…///」
神崎:「可愛かったよ…」
御上:「ほ、ほんとに?」
神崎:「もちろん、」
御上:「ぇ、えへへ…」
にこっと笑う御上先生がとても可愛い
神崎:「お腹痛くなったらちゃんと言うんだよ?」
御上:「ぅ、うん、…頑張る、」
神崎:「うん、頑張ろ」
めちゃくちゃ平和でしたね
次回 先生泣いちゃう