朝起きてすぐ隣を見ると
いつも通り彼の綺麗な横顔がある。
でもいつかこの横顔が無くなる日が来ることを考えると悲しい気持ちになったりもする。
ピピピピ
7時のアラームがいつも通りなる。
いつも通り横で寝ている彼を起こす。
彼はいつも通り「あと五分だけ」
と言いまた眠りについた。
ねー!起きてってば。
5分経ったよ?
そう私が呼びかけると
彼はいつも通り「なんで7時に起こしてくれないの?!」
と少し怒ってくる。
そうしたら私は
起こしたよ!
かずくんが起きなかっただけでしょー!自分であと五分だけって言ってたくせにー!!!
と言う。
そして私は彼とお揃いの黄色と黒のボーダーのお互いの名前が入ったエプロンを身にまとい
朝ごはんを作る。
今日の朝ごはんはこんがり焼いた食パンに半熟の目玉焼きを乗せてベーコンを添えただけの朝ごはんだ。
でも彼はそんなに簡単なご飯でも
「これちょーおいしい!!」
といつも目を輝かせて言ってくれる。
そんな楽しい朝食タイムは終わり、
彼は仕事に行ってしまった。
ペットショップ定員も楽じゃないみたいだ。
最近の売上は大丈夫なのだろうか。
ちゃんと面倒見れているだろうか。
千冬くんに迷惑かけてないだろうか。
自分もやらなければいけないことが
沢山あるのについ彼のことばかり
考えてしまう。
35❤︎→続
コメント
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いやリアルで小説かけんべ 売れるぞこれは