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思えば果歩と最後に連絡を取ったのはいつだっただろう?

愛が行方不明になってからしばらくは頻繁に取り合っていた。

その後も先週までは以前のようにLINEを送りあっていた。

見て見ると一週間前が最後だった。

果歩はこのときまでは確かに生きていたのだと思う。

 

その日の昼。明さんは、仕事中にも関わらず私を励ますようなメッセージをLINEで送ってきた。

果歩と愛のニュースを見たのだろう。

明さんには仕事に集中して欲しいので、自分は大丈夫だから心配しないでと返しておいた。

送信した後で、あんな返しで良かったのかとしばし考えた。

スマホを開いて二人との写真を見る。

二人とは中学のバスケ部で一緒だった。

それからの付き合いで、ご両親とも親しい。

こんな亡くなり方をしては、果歩と愛の遺体はしばらく警察の方だろう。

葬儀はその後。ご両親の悲痛は察するに余りある。

私もニュースで二人の遺体が発見されたと聞いたときは、おどろき、しばらくテレビ画面を眺めるしかなかった。

こんなのは初めてのことだった。

それだけ果歩と愛は私の人生に関わっていたということだ。

しかし消えてしまった。

人間は死んだら終わり。

果歩と愛はもうどこにもいない。

こういうときは、どうするのが正しいのだろう?

ふさぎ込んで悲しみに暮れていれば良いのか。

普段の日常生活をこなすのが良いのか。

私はしばらく考えて、普段通りの生活を送ることを選択した。

家事も普段にやり、いつものように明さんを笑顔で会社に送り出す。

スクールも今まで通りに行くことにした。

気をつけなければいけないのは、私に同情的な人間がいることだ。

明さんもそうだし、一華もそうだ。

下島さんや斉藤さん、浩平も同情して心配するかも。

外に出るなら余計な気を巡らせないように振る舞わないといけない。

それに果歩と愛のご両親にも会いに行って、私なんかがなにを言っても僅かな慰めにもならないだろうけど、それでも励ましたいと思った。

そういう行動がこうしたときは正しいと思うから。

いつもの日常生活を過ごすべく、午前中の水やりをするために庭へ出た。

茎や葉が瑞々しく輝いていた。

水をやりながら地面に目をやると、土に水が染み込んでいく。

こうして染み込んだ水をトマトの根が吸い上げるのだろう。

水滴が滴る葉や実を優しく撫でながら慈しむ。

この子たちが元気に育ってくれていると思うと、凄惨な事件を忘れて、安堵感が胸を満たした。

途中、浩平から着信がきたが出ることなく、ひたすらトマトの世話と観察をする。

雑音をシャットアウトして、こうして命を育む行為は、私にとって何事にも変え難い幸せな時間だ。

元気に育つのを確認しながら、収穫を想像していると時間が経つのも忘れてくる。

そういえば石坂さんはそろそろ収穫のころあいだ。

彼女どうしているだろう?

いつもより丹念な世話と観察を終えた私は、記録を付けた後に配信サイトを開いてドラマを観ることにした。

 

昼食をとるのも忘れてドラマに見入っていた私の耳にアラームの音が入ってきた。

午後の水やりの時間だ。

ソファーから立つとスマホに着信が来ていたことに気がついた。

「浩平だ」スマホを見ながらつぶやく。

きっと私を気遣って連絡してきたのだろう。

ドラマに集中していて気がつかなかった。

鏡の前に行ってから浩平に電話をする。浩平はすぐに出た。

「浩平。ごめんね。ちょっとふさぎ込んでいて気がつかなかったの」

以前話しているときに、連続失踪事件の失踪者に私の友人がいると話したことがあった。

思った通り、浩平は私を心配して連絡してきたと言った。

「うん……私は大丈夫」

こういう表情の方が良いかな?

「ありがとう。でも心配しないで」

もう少し目を伏せる。

「そうね。でも果歩と愛のご両親のことを思うと胸が張り裂けそうで」

眉根はこんな感じだったかな。

いや、これは少し大げさすぎる。

「大丈夫。こっちから連絡するから……うん。ありがとう」

これなら完璧。

鏡を見て自分の表情に大いに満足した私は、浩平との電話を切ると庭へ出た。

 

夜になり明さんが帰ってくると私は笑顔で迎えた。

「おかえりなさい!」

私の笑顔を見た明さんは玄関で立ったまま、少し驚いたようだった。

「どうしたの?早く上がって」

鞄を受け取るように両手を差し出した私に明さんは鞄を渡した。

「明さん、ご飯冷めちゃうよ」

「ああ……元気、そうじゃない」

靴を脱いで上がった明さんはネクタイを緩める。

「おかしいかな?」

「いや。千尋が元気なら嬉しいけど、無理してるんじゃないかなって」

「無理はしてないかな。昼間いろいろ考えたんだから」

そう言うと、明さんの手を引いてリビングへ行った。

食事をとりながら明さんに「今度……といっても先方が落ち着いてからだけど、果歩と愛のご両親のところに行こうと思うの。私なんかが行ったところでどうにもならないんだけど、でもなにか声をかけずにはいられなくて」と、言った。

「そうだね。千尋がそうしたいならそうした方が良い。果歩さんと愛さんのご両親も、千尋が来てくれたら幾分は悲しみも和らぐと思うよ」

「明さんありがとう。そう言ってもらえると嬉しい」

言いながら明さんのグラスにワインを注いだ。

「私ね、果歩と愛のことはとっても悲しいんだけど、それでも普段の日常を途切れさせたらいけないと思うの。悲しんでふさぎ込むより日々を重ねて二人を弔いたいの」

「そうだね。俺たちは生きているのだから。亡くなった人を悼むのと引きずられるのでは全く違う。後者にはなんの生産性もない。千尋は立派だよ」

「明さんがそうして理解を示してくれるからよ。人によっては私みたいな決断をしたら冷血みたいにとる人もいるだろうし」

明さんとの見ながら話している間、アルコールが入っても、表情が憂いに満ちても、私の瞳から涙が流れることはなかった。

 

翌日になり、果歩と愛の家に連絡しようか一瞬考えたが止めておいた。子供があんな無残に殺されたという現実を受け入れるだけでも相当時間がかかるだろう。

警察とのやりとりや、遺族を無視した加熱報道による心労は計り知れない。

 

明さんを送り出した後に家の前を掃除していると、これから仕事に行く人、学校に行く子たちが歩いていく。

見知った顔に挨拶しながら辺りを見回した。

気持ちのいい朝。静かな住宅街。いつもの日常を繰り返す人々。とても平和な景色。

退屈に感じる同じ時間の繰り返しだとしても、その中には得難い幸福もあるだろう。

同時に理不尽なこともある。

そして突然に時間の連続性が途切れてしまうことも。

掃除をしながらいつもと変わらぬ景色を見て、なんだかいろいろ考えてしまった。

 

トマトに水をやる前に、今日の予定を確認した。

午前中には石坂さんが来る。

あれから彼女の中でどんな変化があっただろう?興味は尽きなかった。

部屋の掃除を終えたころに石坂さんが来たのでリビングに通す。

玄関で出迎えたとき、石坂さんはこの家に来るのに久しぶりにメイクしていた。髪も手入れされていて服装もちょっとしたお洒落が見える。

紅茶を出すと向かい合って座る。

座る姿勢も以前よりきれいになっていて、彼女の中での何かしらの変化を感じた。

「なにかいいことがあったみたいね」

「わかるの?」

「ええ。この前までは家に来るときや外で会ったりしてもメイクをしていなかった。でも今日はしている。髪も手入れされていて、服装もお洒落に気を遣っている感じ。どこかに出かけるのかと思ったけど、バッグを持っていない。ちょっとした近所の外出でも自分の外見に気を配る余裕ができてきた。そう思ったの」

「すごい…… そんなところからわかるんだ」

「もちろんこれは私だけの判断だけどね。で、なにかあったの?」

「言われた通りよ。随分と楽になったかな。気持ちが。そうしたら鏡見て驚いちゃった。なんてくたびれてんだろうって」

石坂さんは言った後に照れたような笑みを見せた。

「楽になったのはどうして?」

「自分で決めたの。これからどうするか。橋本さんが言ったように根本を克服しようと思って。そうすれば新しい人生に進めるかなって」

「そっか。良かったね!」

私が笑顔を向けると、石坂さんも倣うように笑顔を見せた。

「もしかしたら今の家を出るかもしれない。橋本さんにも今までのように会えなくなるかも」

「私のことはいいよ。あなたの幸せを第一に考えて」

「うん」

どうやら石坂さんの中では全てのことに整理がついているようだった。

彼女の晴れやかな顔や話し方からそれがわかる。

どうやら今日で石坂さんの相談は終わったようだ。

 

石坂さんを見送ってからトマトに水をやっていると、彼女から着信が来た。

「どうしたの?」

「橋本さん、変な男がいる」

「えっ」

「なんか橋本さんの家を見張ってるみたいな……」

「どの辺?」

「玄関を出て右に行った電柱の辺り。私、こっそり写真撮ったから今から送るね」

石坂さんに礼を言うと、私はすぐに二階へ駆けあがった。

部屋の窓からカーテン越しにかすかに顔を出して外を見ると電柱の陰に小野寺がいた。

こちらが上から見ていることには気がついていないようだ。

私の家を窺っている小野寺の姿をスマホに収めると、すぐに庭へ戻って水やりを再開した。

小野寺はなんのために私のところへ来たのだろう?果歩と愛の事件のことか?しかし見た限り一人だった。この前の相方は来ていないのだろうか?

刑事は基本、二人一組で捜査をすると聞いたことがある。一人ということは正式な捜査でない可能性がある。

すぐに滝川さんに小野寺の写真と不安を綴ったメッセージを送った。ついで石坂さんに不審な人物がいると110番通報してくれるように頼んだ。

さらに隣近所の付き合いのある家に「不審な人物がいる」と教えてあげた。

これで小野寺が私の家を窺っていたという完全な証拠が残る。もし正式な捜査活動でなければ問題になるかもしれない。

 

再び二階から様子を見ていると、早速、物好きなお隣さんがお隣さんを呼んで外に出てくると、小野寺に声をかけた。一人はスマホで撮影している。

私がなにごとかと思って様子を見に来た風を装って外に出ると、小野寺を囲む主婦はさらに一人増えていた。

警察手帳を見せてなにか話している小野寺と目が合った。

「小野寺さんでしたか。不審者がいると聞いたのでみんなに教えたんですけど、不審者って小野寺さんだったんですね」

私は満面の笑みを向けた。

「いや、これは参りましたな」

小野寺が短く刈り込んだ頭をかく。

「橋本さん、この方知っているの?」

「ええ。例の連続失踪事件を調べている刑事さん。被害者が私の同級生だったので、一度家に来られたの」

私はお隣さんの問いに答えてから小野寺に言った。

「今日も事件の捜査ですか?」

「いえ、今日は別件でして、もちろん橋本さんには関係ないです」

「ではどうしてここに?」

「それは捜査上のことでして」

歯切れの悪い回答。これで確信した。これは正式な捜査活動ではない。

「わかった!私の家に変な手紙が来てるから、その捜査ですか?でもおかしいなあ、それは警視庁の滝川さんに相談したのに、どうして所轄の小野寺さんが?もしかしてそれとも違います?こんなところで見張っているから私はてっきり」

その場にいた全員が小野寺に疑惑の目を向けたとき、パトカーが到着した。

警察官が降りてきて小野寺に声をかけると、小野寺は手帳を見せてなにやら話し出した。

その様子を見ていると、思った通り正式な捜査ではないようだ。

さらに自転車に乗った警察官も来て、野次馬も増えて一時騒然となった。

小野寺は私たちに騒がせたことを謝罪すると、パトカーに乗ってきた警察官と一緒にこの場を去った。

自転車に乗ってきた警察官が集まったみんなをなだめるように説明しているが、しばらくは収まらなかった。

私の方も事件のことを親しいご近所さんに改めて説明しなくてはならず、想定はしていたけど面倒くさかった。

面倒くさかったが、あの小野寺に一泡吹かせてやることができた。

あれは疑っている。友人を亡くし、ストーカー被害にまであっている私を過去の印象だけで疑っている。

小野寺に対して強い衝動が湧き上がるのを感じた。

 

午後になり滝川さんが家に来た。いつもの佐川刑事も一緒だ。

玄関先で滝川さんはいきなり謝ってきた。

「橋本さん。今日はすみませんでした」

「止めてください滝川さん。ご近所の目もありますし」

二人をリビングに通すと紅茶を出してからテーブルをはさんで座った。

「滝川さん。あれは今回の事件の捜査なんですか?」

私の方から切り出した。

「いいえ違います。あれは小野寺の全くの独断で今回の事件捜査とは関係ありません」

「怖いんです私。どうして付き纏われるのか……しかもあんな日中から家の側まで来て……やっぱり盗聴器や手紙も小野寺さんが」

「ご安心ください。小野寺は今日付けで捜査本部から離れました。この事件に関わることは一切ありません。そして橋本さんに接触することも上司から命令として指導するよう伝えてあります」

「滝川さんは小野寺さんのことを信頼してましたよね。その仲間を私との騒動で……なんだか悪い気がしてきました」

「いいえ。これは小野寺の自業自得です。こうなる危険性を私からも以前注意していたのですが……結局は無駄だった」

「仕方ありませんよ。警部補が責任感じることなんてありませんよ。所轄の刑事なんて一課の我々をなんとか出し抜こうと狙ってるんですから」

「佐川。言うな」

「でも――」

佐川刑事としては上司の警部補である滝川さんが責任を感じていることが耐えられなかったのだろう。

滝川さんが部下に信頼されている証拠だ。そしてこれは端的に彼の人柄を現わしている。

「滝川さん。今日はまさか小野寺さんのことを謝罪するためだけにここへ?」

「いえ。それもありますが、事件の捜査です」

「果歩のことですか?」

「はい。いつも同じような質問になってしまうのですが、関本果歩さんについてお聞かせください。関本さんの最近の様子で気になったようなことはありますか?」

滝川さんの顔が刑事の顔付になった。

「気になると言えば、愛の事件の後はしばらく取り乱していました。精神的に不安定で心配もしてましたけど、ですから頻繁に連絡して彼女の話し相手になっていました。最近では落ち着いてきて以前の果歩に戻ってきて安心していたのに……」

「関本さんの口からなにかトラブルに巻き込まれているような話はきいたことはありませんか?」

「いえ……そういう話は」

「では最後に連絡を取ったのはいつでしょう?そのときになにか変わった様子はありましたか?なんでもいいんです」

「最後に連絡を取ったのは一週間前です。私、ニュースを見て確認したんです。果歩と最後に連絡を取ったのはいつだったろうって……このときは生きてたんだって」

眉根を寄せて悲痛な表情をした。

「そのときも普通のやり取りでした。果歩からとくになにかをいわれたようなことはありませんでした」

「そのやりとりを拝見してもよろしいですか?」

「どうぞ」

LINEの画面を開いて滝川さんに渡した。

二人は画面をのぞき込んでから画面をスクロールさせて、また戻してから返してきた。

「あのう……果歩も愛のように失踪していたんですか?私と連絡を取り合った後に」

「いえ。三日前まで関本さんの生活に変化はありませんでした。仕事にも行っていたことは会社の方にも確認しています。検死の結果ですと死後二日は経過しているとのことでした。ですから関本さんは三日前の夜に殺害されて、その後すぐに遺棄されたと思われます」

「そうなんですか……愛の方は?彼女は失踪してから今まで生きていたんですか?」

滝川さんは首をふった。

「小橋さんの場合はご遺体の損傷具合から関本さんよりはるか前、我々が小橋さんの失踪を把握したころには殺害されていたというのが検死結果です」

「ああ……」

ふいに眩暈がした。

「橋本さん」

滝川さんが身を乗り出す。

「大丈夫です……」

紅茶を一口飲んでから大きく息を吐いた。

「なんだか次は私が狙われるんじゃないかって思えてきました」

「どうしてそう思われるのです?」

「殺された被害者は全員が中学時代の同級生。そのうち二人が私の親友です。なんだか怖くて」

「我々も新たな犠牲者を出さないよう全力を挙げて捜査しています。それにこの前のこともありますから、周辺を重点的にパトロールするように付近の交番には改めて指示を出しておきます」

「ありがとうございます……なんだか不思議な事件ですね。テレビでは最初の失踪から殺人までをまるで一つの事件のように扱っていて……それがとっても不思議で」

「警察でもその可能性は捨てていません。さらに言えば同窓会の薬物事件から一連の犯行は続いているという可能性もあります」

「そうなんですね……でも、それならどうして生死不明なのでしょう?三番目に失踪した智花の遺体が見つかって、智花より後にいなくなった愛と果歩の遺体はすぐ見つかったのに、同じ犯人ならどうしてこの三人の遺体はすぐに発見されてもかまわなくて、他の人達は今になっても生死不明なのでしょう?テレビでは連続失踪事件の延長での殺人と言っていますが、全然別の事件じゃないかって思うんですよね」

「もちろんあらゆる可能性を考えて捜査しています。ですが」

滝川さんは一旦言葉を区切ってから「恥ずかしながら私個人としては、橋本さんのような発想には至りませんでした。私のような頭の固い人間には大いに参考になります」と、言って笑みを見せた。

とても自然で素直な笑みで、私はこんな顔を初めて見た。

 

あらかたの聞き取りも終わって玄関先まで二人を見送った。

「橋本さん。なにか思い出したり、身の回りに変わったことがあればなんでもいいので今日のように連絡ください。もし私がつながらなければ、こっちの佐川の方にしていただければ」

滝川さんの言葉を受けて佐川刑事が名刺を出して、なにやら書き込む。

「これ、LINEのIDも書いておきましたから」

「ありがとうございます」

「おい、それ必要か?」

「えっ、ダメなんですか?」

「必要ですよ。滝川さん」

二人のやり取りを見て言った。

「ですから滝川さんのLINEも教えてください。連絡手段は複数あった方が良いですから。それに正直メールは手間がかかって」

「わかりました」

滝川さんはちょっとぎこちなく名刺にLINEのIDを書いて渡してきた。

「捜査大変でしょうけど、お二人とも気を付けてくださいね」

「ありがとうございます」

帰っていく二人の背中にお辞儀すると、家に戻って紅茶のカップを片付けた。

そして滝川さんの名刺を手に取りしばらく眺めてからLINEに登録した。

 

 

私の心臓をつかむあなたの手が冷たくも温かい~収穫祭~

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