nk×kn
nk視点
ねえ、先輩。
きんとき先輩。
俺が好きって言ったら…どうする?
____
kn 「….え?どうしたのnakamu。」
nk 「……..」
kn 「、やぁ〜っと後輩くんが懐いてくれたかーー嬉しい限りだね」
nk 「なーんてね!ちょっとは照れてくれたりしてもよかったのに笑」
kn 「誰が照れてやるか!笑 今後ずーっといじってくるくせに」
nk 「あ、ばれた?笑」
…また逃げてしまった。
俺はほんとにきんとき先輩が好きなのに。
大好きなのに。
伝えようと思って伝えてもいつも濁してしまう。自信が無い。
今日だって”今日こそは”って思ってたのに、
今の関係を壊すのが恐い。
きんとき先輩にとっての”良い後輩”というポジションを失うのが恐い。
きんとき先輩は俺の事をそれなりに好きでいてくれていると思う。
でも、その好きが俺と同じ、恋愛的な好きでは無いのは普段の振る舞いを見ていれば分かる
どーやったって叶いっこない。
nk 「あーあ。どうしたらいいんだろうなぁ…」
kn 「どしたのnakamu」
kn 「今日具合悪い?保健室行く?」
nk 「全然大丈夫っす!笑 ほら先輩!練習メニュー再開しますよ!」
kn 「ちょ、おい!!俺を置いてくなー!!」
ねえ、先輩。
俺はどうしたら、先輩の1番になれる?
____
考えに考え抜いた俺は、、
もういっそのことぶちまけることにした
ぶちまけると言っても告白する訳じゃない。
いや、というか既に何回も告白まがいのことはしているので意味が無いと思った。
では”ぶちまける”とはどうするのか。
こうすることだ。
nk 「せんぱーーーい!!」
nk 「今日もかっこいいですね!」
kn 「ちょ、!抱きつくな暑い!」
nk 「えーーいいじゃないですか〜〜」
kn 「よくない!俺がよくない!」
kn 「色々と耐えられない!」
nk 「え〜〜色々ってなに!!」
kn 「あ〜もう無自覚こわい〜〜泣」
とまあこんな感じで。言葉でだめなら行動で示せというやつだ。
効いてるかどうかは……正直微妙。
でも先輩とくっつけるから完全に俺得。
つまり俺には得しかないのである!!
はっはっはーー!俺天才!
嫌がられてないだけ幸せだな。うんうん。
ひとしきりきんとき先輩に抱きついて満足した俺は休憩に戻る。
shk 「なーnakamu。」
nk 「どーしたんですかシャケ先輩」
shk 「nakamuってさ、鈍感って言われない?」
nk 「え、俺ですか?」
nk 「言われたこと無いですね…むしろ感は鋭い方だと自負してるんですけど…」
shk 「そっかそっか、、」
kr 「きんときも大変なのな」
shk 「な。」
nk 「…?なんでそこにきんとき先輩が出、」
kr 「ゴホンゴホン!」
kr 「ではそんな困惑中のnakamu君に1つアドバイスをさずけよーう!」
nk 「はぁ…?」
kr 「もっと自分に自信持てよ。あときんときの目よく見ろ。」
nk 「…….???」
nk 「俺のきんとき先輩への観察力舐めないでくださいよ!!!」
shk 「いやそっちかよ!!」
shk 「自信持ての方に文句言うだろ普通」
nk 「いや俺にとってきんとき先輩が絡んだら全てそちらが優先なので。」
kr 「こんな愛されてんのにねえ…」
kr 「なんであっちもあっちで気づかないんだか…」
nk 「さっきからなんの話してるんすか!!」
nk 「俺にもわかるように説明求めます。」
kr 「いーやお前が自分で気付くべきだぞこのやろう。」
shk 「まーとりあえず幸せになれよ。」
nk 「…?脈絡無さすぎてますます何言ってるか分かんないんすけど…」
kn 「練習再開するよーーー」
nk 「!!今行きまーす!」
kr&shk 「もうとっくに両想いだってのに何やってんだか…」
____
突然ですが皆さん。
俺、何かやらかしたかもしれません。
朝練のとききんとき先輩にこう言われました。
kn 「今日放課後練の後ちょっと部室残っといてくれない?」
完っっ全に何かやった。
ちなみに心当たりなし。
あーーーー俺の人生もここまでかぁ、、
nk 「放課後来んなーーー!!」
br 「うるさいんだけど!!」
sm 「そうだぞーー。きんとき先輩?だかなんだかしらんが大声で叫ぶな。」
nk 「俺にとっては死活問題なの!!泣」
nk 「部活の時間がこんなに来ないでほしいって思ったの初めてだよ〜〜泣」
br 「んーーでもそのきんとき先輩はnakamuのやこと嫌ってるわけじゃないんでしょ?」
nk 「、たぶん。」
br 「じゃあ大丈夫でしょ!!ね!スマイルもそう思うよね!?」
sm 「まぁ、nakamuなら大丈夫じゃないか?」
nk 「….!!ありがと〜〜〜〜泣」
nk 「俺自信持つ!よっしゃあ、、やるぞ、!」
sm 「単純だな」
br 「だね笑」
br 「まあそれもnakamuのいいとこだよねうんうん!がんばれ〜〜!」
____
遂にやって来てしまった….。
今はもう部活も終わってみんな帰宅の準備をしているところ。
そんな中俺は準備も終え、いつもなら、、”いつもなら”!!きんとき先輩と一緒に帰ってるところなのだが、、
今日はそういう訳にもいかず、みんなが帰りきるのを待っている。
shk 「んじゃまた明日な〜」
kr 「きんときもnakamuも早く帰るんだぞーー」
nk 「分かってますって!お疲れ様でしたー!」
kn 「また明日なーー」
kn 「これで全員帰った、かな?」
nk 「そうみたいですね、」
nk 「あのっ!」
kn 「ん?」
nk 「ごめんなさい!!俺なんかしちゃったんですよね、?」
nk 「なのに俺心当たり無くて、、でもきんとき先輩に嫌われたら俺生きてけないから、」
nk 「なんでもするんで嫌いにならないでください、、!!それとごめんなさい、!!」
kn 「なんでも…する??」
nk 「なんでもします!!!!」
kn 「じゃあnakamu。目つぶって?」
nk 「っ、はい、。」
これ叩かれる、??でもきっとそれくらいきんとき先輩を怒らせちゃったんだろうな、
当然のむく、
チュ
kn 「これ、俺の気持ちなんだけど、、//」
kn 「伝わった、?///」
nk 「、え?」
nk 「いま、先輩何して、、え、!?」
nk 「なんで、」
kn 「…nakamu。おれ、!」
nk 「ちょっっと待ってください!!!」
nk 「まだ理解が追いついてないんですけど、」
nk 「…俺が先に言いたいこと、言わなくちゃいけないこと、言ってもいいですか?」
kn 「いいよ。」
nk 「ねえ、先輩。俺、先輩のことが大好きです。」
nk 「よかったら俺と付き合ってくれませんか、!!」
kn 「俺も、俺も好きだよnakamu。」
kn 「俺でよければよろしくおねがいします、//」
nk 「よっしゃああぁぁ!!!!」
nk 「ほんとですよね夢じゃないですよね!?!」
kn 「うん。夢じゃないよほんと。」
nk 「やばいやばいやばい嬉しすぎる」
nk 「俺今なら割とガチで空飛べそうです。」
kn 「それは言いすぎだって笑笑」
____
nk 「そういえば先輩!」
kn 「ん?どうした?」
nk 「先輩っていつから俺のこと好きになってくれたんですか?」
kn 「あー…なんで?」
nk 「なんでって、、先輩最初は俺のこと別に好きではなかったですよね?」
nk 「だからいつ好きになってくれたのかなーって」
kn 「…nakamuが、」
nk 「…俺が、?」
kn 「やたら抱きつくようになってきてから、」
kn 「抱きつかれる度に心臓うるさくて、、」
kn 「それで、気づいた、//」
nk 「なんですかそれかわいすぎるんですけど!!!?!」
nk 「てことは?俺の作戦はうまくいってたってことですね」
kn 「作戦??」
nk 「言葉がだめなら行動で示す作戦です」
kn 「あれってそういう、、!?」
nk 「…そういうことです。」
kn 「じゃあ”好きって言ったらどうします?”的なこと言ってたのも、?」
nk 「作戦のうちかもしれませんね?笑」
kn 「してやられた…」
nk 「してやったりーー!!」
kn 「ぐぬぬ、、」
同時刻-side きりやん
kr 「あいつらやっとくっついたのか」
shk 「ほんとにな」
shk 「忘れもの取り来たけど、、帰るか」
kr 「だなーー」
kr 「幸せになってくれよ〜〜〜」
shk 「2人ともお幸せに。」
数時間後-side Broooock
br 「ねえねえねえスマイル!!!!」
sm 「どうした?」
br 「nakamuうまくいったって!!」
sm 「おぉ、おめでとうだなそれは」
br 「んね!!nakamu頑張ってたもんなぁ」
sm 「俺も後でおめでとう連絡しとくわ」
br 「お幸せにだ〜〜!!!」
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