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お腹すいたねぇ〜
てことでスタート!
基本的にはマックス視点で、たまにレイン視点が入ってくるかなみたいな感じです、!
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夜中、お腹がすいて目が覚めた。
レインは寝てるか…
重い体を起こして、キッチンへ向かう。キッチンの引き出しを開けると、いつも夜食に食べているカップ麺が入っていた。
ぉ、夜食にちょうどいい..
お湯を沸かすために鍋を取り出し、水を入れ火をつける。お湯が沸く前に、カップ麺の蓋を開け、カヤクを入れる。お湯が沸くまでキッチンでじっと待っている。
「起きてたのか…」
声がする方へ目をやると、キッチンの方を見ているレインがいた。
「起こしちゃった?」
「電気が眩しい…」
キッチンの方だけ電気をつけていたので、その光がレインの方まで届いたのだろう。
「何してんだ…」
「ん〜、夜食」
「レインも食べる?」
「何を」
「カップ麺。」
「ん、」
多分食べるのだろう。レインのカップ麺も準備をする。しばらくしてお湯が湧いた。熱いお湯をふたつのカップ麺へ注ぐ。蓋を閉じて3分まつ。
「できたよ、」
キッチンの近くの机へカップ麺を並べる。
いただきます。
麺をすすり、噛む、普段あまり食べないからか、前食べたよりも美味しく感じた。
夜中に夜食を食べるという背徳感がマックスを飲み込んだ。
夜食と言ったらカップ麺よ、めっちゃうめぇ…
「美味い…」
レインも気に入ってるみたいだし、良かった。
再び、麺をすする。
あっという間にカップ麺が空になっていた。
美味しいけど食べ終わるのは一瞬だな。…
夜中にカップ麺という犯罪を、初めてレインとやった。よくいたずらをするマックス、そのいたずらに毎回引っかかるのがレイン。だけどこの時はマックスとレイン、2人とも夜食という犯罪を犯した。
刑罰なんてない。でもこの背徳感が、とてもいい。
「これでレインも共犯だな。」
キョトンと顔をするが、多分意味がわかってない。数秒後理解したかのように口を開く。
「あぁ。」
「共犯。」
レインもまた共犯。と言った。
表情はあまり変わらないレインだけど、この時はすごく嬉しそうだった。
また二人で夜中の犯罪やろう。それでまた共犯さ、厳しい刑罰なんてないけど、多分この背徳感が、刑罰みたいな物なのだろう。重すぎず、軽すぎず、ちょうどいいこの刑罰。これなら何回でもできる。
だから、
また夜中に食べよう。一緒に共犯者になろう。刑罰という背徳感を一緒に受けよう。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
今回ちょっと短くなっちゃった…
そんじゃばいばい!!