明日高専行くの楽しみだなぁ。
虎杖と遊びたいしー、
伏黒と話したいしー、
釘崎と買い物したりー…
楽しみー!
「…。」
それにしても、さっきから…というか、
会った時から何も話さないなぁ。
『とりま、早く風呂入ってきな。
濡れたままだと風邪引くし…。』
「…。」
断るかと思ったけど、素直に入ってくれた。
あ、そうだ。話…聞かなきゃいけないな
『えぇと…んー…まず、
なんであんなとこで、大雨で夜中にも限って
ダンボールに入ってたの?』
「…捨てられた」
えっ、捨てられた…?そんな猫みたいに?
『人間ってそんな感じで捨てられんのか…。
えぇっと、他は…あ、名前!名前ある?
呼ぶ時に君とかじゃ、なんかおかしいかも』
「…宿儺」
あれ?なんかどっかで聞いたこと
あるような…。
『…苗字は?あ、言えないなら別に…。』
「…言えない」
そっかぁ、やっぱり家で複雑な事情が…。
『あ、そうだ。えっとね?知り合いにさ
君のこと…宿儺君のこと話したらね?
明日会わせて欲しい、って。』
「…嫌」
『え、んー…嫌かぁ…。でもなぁ…。
良い奴だよ!変人だけど。』
五条なら強いし、何かこの子にあった時とか
守ってくれるよね!多分。
「…」
『どぉしても嫌?…お願い!
君に害はないと思うんだけど…。』
「…それなら…行ってやってもいい」
『えっ、本当?ありがとう!!』
『あ…でも暫くは家に泊まった方が良いか』
「…」
『どうする?まぁ、明日決めたらいいかな
もう3時回っちゃったし、寝よっか。』
「…」コクリ
寝室に来たのは良いけど…。
どうやって寝よっか…?
幸い俺のベットはデカい。
人2、3人は余裕で寝れるくらい。
でもなぁ…床で寝た方が良いかぁ。
『えっと、宿儺君ベットで寝る?
俺は床で寝るから、安心して!』
「…いい。このベットのデカさなら
離れてても2人寝れるだろ。」
『え、うん…まぁそうなんだけど…。』
「…俺と寝るのは嫌か?」
『えっ、えぇっ!?』
なにこの子!!たらし!?タラシなの!?
『いやぁ、僕は全然良いんだけど…。
宿儺君は嫌かなぁって思って…。』
「…別に。眠い、もう寝るぞ」
『あ、ハイ…。』
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