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51 - ハロウィンイベント

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2024年10月15日

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ハロウィンイベント

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外では日が沈み始めている中、レイナは久しぶりに自室のベッドの上でだらけていた。

数日前、初めての任務を終えたレイナは帰ってから直ぐに報酬として貰った膨大な数の本を整理していた。

まずは魔法で部屋の様な異空間と本棚を作り出し、本をしまっていた方の異空間から大量の本を出す。それをジャンルで分けて本棚に並べる作業を、続ける。休憩している時に着ていた服の洗濯等をしていたため、ここ数日は殆ど本の整理をしていたことになる。

そういう事があり、現在約2週間ぶりの何もしなくていい時間を満喫していた。

満足するまでゴロゴロした後、ベッドから起き上がり部屋にある小さな本棚を見る。

家にある殆どの本は魔法かポーション関連だが、普通の物語の小説を無いわけでは無い。しかし、数がかなり少ない為、物語系の本は自室の小さい本棚に閉まっていた。

まだ新しい文庫本が並ぶ中、それらより背も高く、厚さも厚い、少し古い図鑑が一冊本棚に置かれている。

魔法である程度修正した為文字や挿絵も普通に見えるようになっており、どちらかと言うとポーション関連を置いている本棚に置いた方が自然だろうが、何となく部屋の方の本棚にしまっていた。

手に取り、パラパラとページをめくる。以前のような頭痛はない。

本を本棚に戻した時、ベッドの棚に置いてあるスマホから通知音が鳴った。


何だろう?


スマホを見ると、アスカからナギの家に集合という内容のLINEが来ていた。


なぜ呼ばれたのかわからないまま、取り敢えずナギの家に向かい、玄関のインターホンを押す。

「はーい」

扉が開く。そこには、久しぶりに見るナギが居た。

「あ、レイナ。久しぶり」

「うん。久しぶり」

部屋の中に入ると、リビングには既にアスカとソウが座っていた。

「お〜!レイナ、久しぶりだね!」

「初任務どうだった?」

思いっきりソファで寛ぎながら2人が言った。

机には飲みかけのココアが入ったマグカップが3つある事から、さっきまで3人で飲んでいたのだろう。

「久しぶり。任務は、…色々あって1人じゃなかったよ」

レイナもソファに座ると、ナギが温かいココアを出してくれた。

「ありがと」

「ううん。1人じゃなかったって、あの名前教えていいかどうか相談してきたやつ?」

「うん」

「えっ。2人任務中連絡取り合ってたの?いいなぁ〜。僕にもなんか連絡しても良かったんだよ?」

「別に、連絡って言ってもだいたいお互い間違って連絡しちゃったまま話したやつが多かったからね」

アスカが羨ましそうに言うのに対し、ナギが少し苦笑いしながら答える。

「それで、いきなり話変わるけどさ、」

「うん」

「アスカはなんで俺達をここに集めたの?」

ソウが、なかなか本題に入らないことに痺れを切らしたのか、アスカになぜ集めたのかを訊いた。

ナギも集合場所にされていたのになぜ集められたのか知らなかったのか、「確かに」というようにアスカを見ている。

「みんなは、今何月か分かる?」

「10月」

「10月だろ?」

「…」

2人が即答する中、今が何月かを気にしていなかったレイナは近くにあったカレンダーを見る。

「そう。10月だよね。10月といえば?」

『…』

全員分からず、何かあったっけ…?と言いたげな顔をする。

「も〜!わかんないの!?10月といえばハロウィンでしょ!!」

全く答えが分からない3人に痺れを切らし、アスカが言った。

「あぁ〜…」

「そういえば今月はハロウィンだったな」

「こっちにもハロウィンってあったんだ」

「3人ともイベントとかに興味無さすぎだよ!1人今何月か分かってなかったヒトもいたし!」

何月か分かってなかったレイナは、そっと目をそらす。

「ハロウィンってことは、パーティーでもするのか?」

「ちょっと違うね」

アスカがそう言いながら、どこからかタブレットを取り出し、画面を見せる。

「ん?依頼?」

タブレットの画面には、大型のハロウィンイベントの警備を頼みたいという内容があった。

「イベントの警備か。俺は大丈夫だけど、2人はどう?」

ソウが依頼の日時を見て言う。

「私は大丈夫」

「俺も行ける」

依頼を見せてきたということは受けるという事だろう。それを前提にして話をする。

「それで、なんでわざわざナギの家に呼んだんだ?これだけならLINEで伝えればいいだろ?」

ソウが言うと、アスカはニヤニヤしながら、今度はスマホの方を見せて来た。どうやら、イベントのサイトのようだ。

「ここを見てみて」

そう言ってアスカが指さした所をレイナが読み上げる。

「えーっと、『イベントの最後には仮装大会があります。優勝したヒトには豪華景品が用意されているので、ぜひ参加してみて下さい』」

そこまで読んだところで、何となく話の流れが掴めて来る。2人もアスカが何を言いたいか分かったようで、楽しそうに言う。

「面白そうじゃん」

「でも、警備の仕事で行くんだろ?大丈夫か?」

「大丈夫!それはこっちで依頼主と話し合って何とかするから!って言うことで、31日までに各々衣装の準備しといてね」

「分かった」

「了解」

「仮装の内容は当日までバラさない感じ?」

「うん」

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その後も何個か集合場所を決め、予定が固まり家に帰った時には、すっかり日が沈み切り、月が出ていた。

「よし、」

レイナは部屋に入って机に向かうと、どんな仮装をするかを考え始めた。




後半めっちゃ適当になってましたm(_ _)m

それでは、さよなら〜( ᐙ)/

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