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せな⚡️
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すち視点
🍵「……説得?」
放課後の教室。
すちは、目の前の二人を見て固まっていた。
こさめちゃん。
みことくん。
並んで立ってる。
それだけで胸が少し苦しいのに。
🦈「うん!」
🦈「説得しに来た!」
こさめちゃんが元気よく頷く。
🦈「まずはね、えっと」
🦈「こさめたち付き合うことになった!」
どくん。
一瞬、息が止まりそうになる。
……あぁ。
そっか。
ちゃんと返事したんだ。
みことくんを選んだんだ。
胸の奥がずしっと重くなる。
でも。
笑わなきゃ。
🍵「……そっかぁ、おめでと」
ちゃんと言えた。
えらい。
そう思った瞬間。
こさめちゃんが「でね!」って前のめりになる。
🦈「すっちーも付き合お!」
🍵「……は?」
思考が止まる。
教室も静かになる。
なつが「ぶはっ」って吹き出した。
いるまは顔覆ってるし、
らんは「ん?」って呟いてた。
🍵「え、待って」
すちは完全に混乱した。
🍵「どういうこと?」
🦈「だから!」
こさめちゃんが真剣な顔になる。
🦈「こさめ、みこちゃんも好きだけど、すっちーのことも好きなの!」
どくん。
🍵「え」
🦈「だから三人で付き合えば解決かなって!」
にこっ。
すごい笑顔。
いや、かわいいけど。
かわいいけど今それどころじゃない。
🍵「……え、」
頭が追いつかない。
みことくんを見る。
みことくんは困ったみたいに笑っていた。
👑「俺もまだ整理できてないんだけどね」
🍵「いやだって……」
すちは言葉を失う。
こさめちゃんが、俺を好き?
恋愛として?
🍵「……こさめちゃん、俺のこと好きだったの」
やっと出た声。
するとこさめちゃんは顔を真っ赤にした。
🦈「そ、それは前から!」
どくん。
🍵「えぇ……?」
🦈「小さい頃から好きだし!」
🦈「すっちーもみこちゃんのこと好きでしょ?」
🍵「待って待って待って」
情報量が多すぎる。
すちは頭を抱えた。
だって。
みことくんが好きだと思ってた。
いや、今も好き。
優しく笑うとどきっとするし、
隣にいると嬉しい。
でも。
こさめちゃん取られそうで嫌だった。
一緒にいたいって思った。
その意味を、まだちゃんと整理できてない。
👑「……すちくん」
みことくんが静かに口を開く。
👑「俺、すちくんのこと好きだよ」
どくん。
👑「でも」
みことくんが少し笑う。
👑「こさめちゃんも好き」
頭おかしくなりそう。
🍵「で、でもそれって……」
🦈「変?」
こさめちゃんが不安そうに聞く。
その顔を見た瞬間。
すちは反射的に首を振っていた。
🍵「変じゃない」
即答だった。
するとこさめちゃんの顔がぱっと明るくなる。
🦈「ほんと!?」
🍵「う、うん……」
その笑顔見た瞬間。
あぁ、だめだ。
やっぱり。
俺、この子のこと。
思ってたよりずっと特別だ。
コメント
1件
うわあ、第36話…めっちゃ良かったです🥀 すちくんの心の動き、一つひとつがちゃんと伝わってきて読んでて胸がきゅってなりました。「こさめちゃん取られそうで嫌だった」— ああ、そうなんだって思ったし、でも最後の「思ってたよりずっと特別だ」で全部つながった感じがしました。三人の関係、すごく繊細で、大事に紡がれてるんだなって。続き、絶対読みたいです🌙