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🎣
ᕼᗩᖇᑌᑎᗩ
1,687
らーゆ
31
1
久しぶりの投稿ですみません🙇🏻♀️
学パロがあまりにも進められないので、間にということで、読切です_ _))
大事件とかはありません。ただただイチャついてます。
注意⚠︎
🩷💛
甘々強め
ご本人様には関係❌
誤字脱字あったら🙇🏻♀️
晒し行為ご遠慮下さい
🩷side
今日は、珍しく1日オフ。
さらに、恋人のオフと重なっているという奇跡的な日なのだ。
こんなことは滅多にない。
ということで、久しぶりのデートをしようと前々から二人で約束していた。
待ち合わせの30分前。
少し早く着きすぎたかな、と思いながらも、スマホで時間を確認する。
…いや、別に楽しみすぎて早く来たわけじゃない。
ただ、せっかくのオフなんだから、時間に余裕を持って行動するのは当然だろ。
…嘘。めっちゃ楽しみ。
なんてことを考えながら、待ち合わせ場所を見渡した。
まだ、見慣れた姿はない。
早く来ないかな。
そんなことを考えていたら、ふと、少し離れたところに見覚えのある姿が見えた。
向こうも俺に気づいたらしく、こちらへ歩いてくる。
💛「お待たせ」
🩷「ううん、俺も今来たとこ」
…ほんとは30分も前から待ってたんだけど。
そんなことは言わずに、笑って返す。
🩷「じゃ、行こっか」
💛「ん」
隣に並んで歩き出す。
たったそれだけのことなのに、なんだかいつもより嬉しい。
今日は仕事のことも時間のことも気にせず、ふたりで過ごせる。
まだ何もしていないのに、既に気持ちが浮ついていた。
🩷「気になってる店ある?」
食べ歩きもできる街へ行くことは決まっているが、具体的な店は話し合っていない。
いくつかピックアップはしているが、一応仁人にも希望するところがあるか問いかける。
💛「んー…あ、じゃあここ行きたい」
そう言って彼が見せてくれたスマホの画面には、小物が多数置いてあるという雑貨屋が映っていた。
🩷「ここ?」
💛「うん、調べた時からちょっと気になってて」
🩷「…ふーん?」
💛「なにその顔」
🩷「いや?楽しみにしてくれてたんだなーって」
💛「そりゃ…デートだし」
…ほんと、そういうところ。
何気なく言ったんだろうけど、こっちとしてはたまったもんじゃない。
照れくさそうに視線を逸らす姿までかわいくて、思わず頬が緩みそうになる。
💛「ほら、行くよ」
🩷「はーい」
繁華街へ着くと、目に留まった店に入ったり、チーズハットグを道の端で食べさせ合ったりしながら、目的の店へと向かう。
💛「あ、あった!」
雑貨屋が見えてくると、少し上擦った声を出す仁人。
🩷「ふッ笑、あったね」
分かりやすく嬉しそうな彼に、思わず声が甘くなる。
💛「種類豊富なんだよ、この店」
💛「早く行こ」
仁人は口角を少し上げ、無邪気に店へ向かっていく。
店内に入ると、色とりどりの小物やぬいぐるみが目に入る。
💛「わ、これかわいい」
早速、棚の前で足を止める仁人。
手のひらに収まるくらいの動物のマスコットを手に取って、じっと眺めている。
💛「こいつ、かわいくね?」
🩷「ん、どれ?」
💛「これ。顔が絶妙」
そう言って、マスコットをこちらに見せてくる。
確かに、少しとぼけたような顔が愛らしい。
🩷「あー、かわいいね」
💛「だろ?」
嬉しそうに笑う仁人を見て、無意識的に口角がくいっと吊り上がる。
…いや、マスコットもかわいいけど。
それ以上に、それを見せてくるお前がかわいいんだよな。
そんな彼の横顔を眺めていると、気づけばスマホを手に取っていた。
…
…
ぱしゃっ
💛「…今、撮っただろ」
🩷「撮った♡」
💛「堂々と言うなよ…」
🩷「いや、だって可愛かったから」
💛「なにが…これ?」
そう言い、マスコットを俺へ向けながら首を傾げてくる。
🩷「ふ、両方?」
ぱしゃ、と再び写真を撮ってからそう答える。
すると、仁人は顔を下へ向けてしまった。
セットされた髪が揺れて、赤く染った耳が覗く。
💛「…ばか」
照れ隠しをするように、手元のマスコットを見直す仁人。
その様子を少しでも収めようと、シャッターを押し続ける。
💛「なぁ、撮りすぎ」
💛「何枚撮っても変わらねぇだろ」
そう言いながら、仁人が俺のスマホをちらっと覗き込む。
🩷「そんなことないって」
ほら、とカメラロールを見せつけた。
💛「いや、俺の写真ばっかじゃん、笑」
呆れた顔をつくるが、いつもなら言う”消せ”がないことに笑みがこぼれる。
少し店内を回った後、結局仁人は最初に手に取ったマスコットを購入していた。
「俺が買おっか?」と聞いたが、普通に断られた。
店を出た後、そのまま街を歩きながら、調べておいたカフェにも寄る。
俺はカフェラテとチーズケーキ、仁人はコーヒーと季節のタルトを注文した。
暫くすると、飲み物とケーキが運ばれてくる。
💛「うまそぉ…!」
テーブルに置かれるやいなや、目をキラキラさせている仁人。
素直にテンションが上がっているのが可愛くて、また形に残したくなった。
🩷「写真撮っていい?」
💛「タルト?」
🩷「と、仁ちゃん」
断られるのを覚悟で、正直に答える。
しかし、仁人の返事は意外なものだった。
💛「また撮んの?笑 いいけどさぁ」
そう呆れた笑いをこぼしながら、笑顔で軽くタルトの皿に手をかざす仁人。
🩷「…え、撮っていいの?」
💛「いや、勇斗が言ったんじゃん」
🩷「そうだけど…」
戸惑いの色を隠せない俺を確認すると、仁人が視線を逸らしてムスッとした顔をする。
💛「撮んないなら、別nッ…」
🩷「撮る。撮ります。撮らせてまじで」
💛「ふはッ笑、必死すぎ」
すぐに笑った顔に戻る仁人が可愛くて、俺もつられて笑ってしまう。
いつもならもういいだとか、消せだとか、文句のひとつくらい言われるのに。
今日は、呆れながらもこうして付き合ってくれる。
それが嬉しくて、つい何枚も撮りたくなってしまう。
🩷「撮ったら、インスタ載せていい?」
💛「えやだ」
🩷「っえ、やなの?」
あ、それはダメなんだ?
まさかの即答をされ、反射的に情けない声がもれる。
💛「だってこれ、勇斗のためのコーデだよ?」
🩷「はっっ…!!?」
あまりにも当たり前のように言うものだから、一瞬、何を言われたのか分からなかった。
…いや、待って。
今、なんて?
💛「これ気付かなかった?」
体を固まらせる俺に追い打ちをかけるように、仁人は指にはめた手を掲げてみせる。
そこには、俺が贈ったお揃いの指輪が店内の照明を受けて輝いていた。
🩷「…ずる」
💛「は?」
🩷「いや、なんでもない」
これ以上何か言ったら、また調子を狂わされてしまいそうで。
誤魔化すように笑って、ようやくカメラを構え直した。
カフェを出て、再び街の中を散策する。
気になる店を覗きながら、他愛もない会話を続けた。
💛「次どっち行く?」
🩷「あー、あっち見てみよ」
💛「ん、いいよ」
隣で歩く仁人が楽しそうで、俺も自然と顔が綻んだ。
人に流されるように街を歩いていると、ふと周囲の何処かから自分たちの名前が聞こえた。
女「…ね、あれ勇斗くんじゃない?」
女「確かに。てか、隣も仁人くんっぽいんだけど、!」
恐らく、俺らの少し後ろ辺りからの声だった。
やば、どうしよっかな。
知ってくれている子達なら、拒まない方がいいし…
俺が悶々としていた、その時。
不意に、手を引かれた。
🩷「え、ちょっ」
人混みに紛れるように早足で繁華街を抜けていく。
唖然としたまま仁人に引かれるようについて行くと、いつの間にか大通りから逸れて、人気の少ない路地に入っていた。
そこから少し歩いたところでようやく足を止める仁人。
🩷「…ねぇ」
💛「なに」
🩷「手」
💛「…っ、あ」
繋がれたままの手を指摘すると、仁人が慌てたように手をパッと離す。
💛「わ、悪い」
🩷「いや、別に謝らなくていいけど」
🩷「でも、珍しいね。仁ちゃんがこういうことすんの」
嬉しくなって、つい揶揄う言い方で顔を覗き込んでしまった。
ただ仁人は気にする様子もなく、少しドギマギしながら口を開いた。
💛「…今日はプライベートじゃん」
🩷「え?」
💛「折角ふたりで出かけてんのに、仕事モードに入りたくなかっただけ」
目は合わせないものの、はっきりとした口調でそう言い切る仁人。
普段なら、周りのことを考えて常に気を使っているようなやつなのに。
…
…
…
俺との時間を優先したかった?
そんな結論に至った時、どうしようもなく彼が愛おしく感じた。
この場が外じゃなかったら、間違いなくキスしていたと思う。
💛「あの、…何か言って?」
揶揄う余裕もなくなり、顔を手で覆っている俺を見て恥ずかしくなったのか、仁人の顔が少しずつ赤くなる。
🩷「…抱き締めていい?」
💛「はっ、え?……まあ、どうぞ?」
一瞬困惑した表情になったが、人が居ないか確認をするように辺りを見渡した後、おずおずと軽く両手を広げてくれる。
💛「、おわっ…」
彼の腰に腕を回し、一気に引き寄せる。
そのまま顔を埋めて強く抱き締めた。
🩷「好き」
💛「ふふッ、いきなりだな」
💛「俺もだよ」
背中をぽんぽんと叩かれながら、軽い笑い声が耳元で響く。
普段は中々素直じゃないくせに、こういうときに不意打ちみたいなことを言ってくるの、まじでずるいと思う。
…ほんと、仁人には敵わない。
背中に回した腕に少しだけ力を込める。
こうしている間だけは、周りの目も、アイドルとしての自分も、何もかも忘れていられる気がした。
しばらくしてから、名残惜しさを感じつつも、ゆっくりと腕を解く。
💛「…満足した?」
🩷「んー、まだ」
💛「まだって、お前なぁ…笑」
呆れたように笑う仁人の手を、今度は俺からそっと握った。
もう少しだけ、この時間を楽しんでいたい。
そんな気持ちを込めるように指を絡めると、仁人も何も言わずに握り返してくれた。
先ほどのやり取りの余韻に浸りながらも散策を楽しみ、やがて帰る時間となってしまった。
待ち合わせと同じ場所に着き、少しだけ会話を続ける。
💛「今日、楽しかったな」
🩷「うん。すっごく」
微笑む仁人にそう返すと、彼は満足したようにさらに頬を緩ませる。
💛「じゃあ、また出かけよ」
そう純粋に笑う仁人。
俺もつられて一緒に笑った。
もちろん、今はそう簡単に叶うことじゃない。
今回のオフだって久しぶりで、重なることなんて殆どなくて。
俺よりもずっと現実的で、先のことまで考えてしまう仁人だって、それは俺以上に分かっているはずだ。
それでも、また出かけようと言ってくれた。
今日一日、楽しそうに笑ってくれたことも。
ふたりの時間を守ろうとしてくれたことも。
次も当たり前に一緒に過ごすつもりで居てくれることも。
…全部、嬉しかった。
次にふたりで出かけられる日が、今から待ち遠しい。
終わりです!
特に大きな山場もないお話でしたが、楽しんでいただけていたら嬉しいです。
今後も、作品の合間に読切を投稿することがあると思います(_ _*))
これ書いてる暇あるなら学パロ進めろよ、って思われる方もいると思います。
私も思ってます。すみません。
ほんっとうに手が進まないんです。
“なるべく早く”と言っておきながら投稿自体に数週間も経ってしまい、すみませんでした🙇🏻♀️
意地でも完成には持っていきますが、もしかしたら先に(実はほぼ書き終わっている)第10弾を出すことになるかもしれません。
もし投稿順についてご意見があれば、コメントいただけますと嬉しいです(˙˙;)
長々とすみません。
近況報告も兼ねた読切投稿でした_ _))
では
👋