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カチャリと扉を開ける。
いくつものモニターが並んだデスクとゲーミングチェア。それに腰掛けている愛しい人。
今日も会議があるからと、一日中この部屋に篭っている。俺が部屋に入ってきても気づかないくらい集中している。
その真剣な顔をしばらく眺めていた。
実況活動を休止してからは本格的にゲーム会社の代表取締役として働いている。毎日忙しいことくらい分かっている。
分かっているのに、構ってほしい。
そんなことを思ってしまう自分に嫌気がさす。
ウェブカメラの画角に入らないようにしながら彼の視界に入り込むと、肉眼でしかわからないくらい微かに微笑んだ。
「すみません、ちょっとだけ席外します。」
とても大事な会議かもしれないのに中断させてしまった。なんて自分勝手なんだろう。
「珍しいね。どうしたの?」
「別に…ただ見に来ただけだよ。」
「……寂しくなっちゃった?ごめんね。」
椅子に座ったまま広げられる両手。体重全てを預けるように飛び込めば、そこそこ体格のいい俺でも大きな身体でぎゅっと包んでくれる。
瞼に乗る軽いリップ音。
もっと彼の熱を感じたくて胸元に擦り寄り、大きく息を吸い込むと彼の匂いで肺が満ちる。同じ柔軟剤やボディソープを使っているはずなのに、なにかが違うこの匂いが大好きだ。
「……ぶるっく…」
「ん?なぁに。」
「…当たってる。」
「っ!?ち、ちがうの!これはっそのぉ……」
ここ最近は互いに忙しくて、一緒に夜を過ごすことは減ってしまった。
いわゆる疲れマラというやつだろう。
「…どうにかしてあげようか?」
「いや、でも…会議戻んなきゃ……」
「大丈夫だよ。」
離れたくない気持ちを抑えながら、デスクの下へ入り込む。彼のゆるいスウェットから取り出すとふわりと特徴的な香りがする。
「ちょっきんさん!?なにやってんの!?」
「ん?気にしなくていいよ。俺のことは無視して。」
「いや、えっ…まって!」
チュッ…
「ねぇ、会議でしょ?戻んなきゃ。」
「ちょっと待ってよ…//」
「…ぁむっ」
わざとらしく舌を出しながら主張していたそれを頬張った。
「んっ……ッッ♡」
「あぁ……はい…あ、いやっそっちはーー」
「……ぁっ、は//……はっ♡」
社長がこんなことをされながら会議をしているなんて、みんな気づいているのだろうか。
「ぁ、…っん//」
「んっ……じゃあそこは、それでお願いします。」
「へへ///…チュッ…あむっ♡」
わざと音を立てながら緩く緩くご奉仕する。
時折優しく撫でてくれる手がどんな意味を持っているのか分かっている。ちらりと目を向ければ、今にも犯してやりたいと言っているような熱っぽい視線と交わった。
ほら…ねぇ……
もっと刺激が欲しいよね?
俺のこと、好きにしたいんだよね?
犯したいんでしょ。
「ん♡……ッッ♡…じゅぽっ♡…」
「…ごめんなさい。ちょっといいですか?」
「ねぇ、さっきから煽ってる…!?」
「ッッ♡♡ぉ”ごッッ♡♡」
「あ”っは♡やばっ…きもち……///」
「ぉ”っ”、ゴポッ…オ”ッッ”♡♡」
何度も何度も喉奥を犯される。
胃からせり上がってくるものを必死に抑えようと喉元をキツく締める。
「っほら、えっちな音、聴かせて?♡」
「ぉ”ッ…ォ”ゴッッ……ゴッ…ォ”…〜〜ッッ!!」
頭部を固定され、容赦なく犯される喉奥。
歯が当たってしまわないように一所懸命口を開いて堪える。口の端から垂れる涎が首を伝う。
苦しい。
苦しくて苦しくて早く解放されたかった。
さっきから鼻水も涙も止まらない。ろくに呼吸ができず、どんどん視界が歪んでいく。
眼球が裏を向く。
「んは♡…でるっ……///」
「ォ”ッ、ッ”……ッッ”……カハッッ♡」
酸欠で身体が震えている。意識を失う寸前まで追い詰められ、ジャージも床も濡らしてしまった。
いつもより粘性の強い精液が喉に絡まっているのを感じながら、体液まみれになった口内を見せつけた。
「ん”っ……あ”っはぁ”っ♡ハッッハッ♡///」
「もぉ、そんなの飲み込まないの……ちゃんと喉大切にしなきゃ…」
差し出された水で喉に絡まったままの精液を流し込んだ。そんなこと言ってるけど俺の誘いに負けて、イラマしてきたのはぶるっくじゃん。
「……おと、だいじょーぶなの”…」
「音声もカメラも切ってるから大丈夫だよ。……もしかして物足りない?」
「ぅん…」
「きんさんはさぁ、僕の言う事聞けるいい子?」
「え、まぁ…ぶるっくの言う事は聞けるけど…」
「そっか。」
そう言い残すと、俺の頭を撫でてどこかへ行ってしまう。酷く酸欠状態の身体はろくに動かせなくて、どうすればいいのか分からずへたり込んでいた。
どうしよう。
自分のことしか考えてなくて迷惑かけちゃった。怒ってるよね。だからどっか行っちゃったんだ。ぐるぐる思考を繰り返しているとかちゃりと扉が開いた。
「……僕ね、まだ今日のお仕事残ってるの。」
仕事部屋に戻ってきた彼は、俺の粗相を片付けるためのものと一緒に、いくつものアダルトグッズを抱えていた。
「いい子なら静かに待てできるよね?……ここで。」
「ぇ…こ、ここ……で、?」
地面に座り込んだままの俺を見下ろす目。
背中にぞくりとなにかが走った。