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episode.2
♡20Thank yon!
〜et目線〜
ガチャ(扉開
私は屋上のドアを開けた。
何か光っている気がしたのだ
「ッ」
何の音のない声が出た
ドアを開けた瞬間心の奥に風が吹いた気がした
[ヒュゥゥゥゥ]
そんな風が心のどこかを通った気がした。
きっと気の所為だ、、、
スッ(足前
勝手に足が出る。
屋上に惹きつけられるよう。
タッタッ(駆走
足が勝手に動き、フェンスに向かう。
その時、心の底から、
ほんの
ほんの
少しだけ
「誰も来ないのか、、、」
って思ったのかもしれない。
何かとても悲しかった。
今の自分のままは嫌って
0.01秒思ったのかもしれない。
もしくは、もっと少ない間。
ガシャン(鎖音
鈍いフェンスの音がする。
無我夢中に走ったら当たったのだ
「ッポロッ(涙」
勝手に出てくるんだ
自分の望んだ涙じゃない
何の意味もない涙だ。
「もう、やだよッッ!ポロッ(涙」
ガシャンガシャ(鎖音、崩落
そこに身を任せて、ずっとそこに居たかった
〜回想〜
高校1年生の頃
「etさん」
名前を呼ばれた
「ん?何?”yaくん”」
名前を呼び、返事をした
すると、
「俺、etさんのこと好きだよ。
こんなに人を好きなったの初めてなんだ。」
「俺の隣に居てくれませんか。」
yaくんから
そんな言葉が発せられた。
私はもちろん
「はいッ!!」
と返事をした。
これが私とyaくんとの恋人になったきっかけだ
この時は楽しかった。
嬉しかった。
何より隣にいられて幸せだった。
でも、いつだろう、
「yaくん!おはy」
「ごめん、邪魔」
信じられない言葉が飛んできた。
自分の心に刺さったのだ。
その時私の心はガラス細工のような心は
どこか欠けてしまった。
〜現実〜
「本当に、いつからなんだろ笑(ボソ」
そう言った時だった
ガチャ(扉開
屋上の扉が開き、誰かが入って来た。
クルッ(振返
私は音がしたから振り向く。
「ッッ」
見たくない人と目が合ってしまった。
私のその時の顔は何かとても
怯えてるような顔だったらしい
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条件多くてすいません。