テラーノベル
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ワンダショのショーがスタートした。
「どうして俺はあんなことを言ってしまったんだ、?」
ー俺は自分の努力とは裏腹に報われない事実に耐えられずに仲間に、それもずっと一緒にいた幼馴染に冷たく当たってしまったんだ。
”俺はお前たちとは違って、努力しても意味がないんだ!努力しても変わんない。変わることがなかった!
’だけど私たちは君といるだけで、!
”うるさい!俺はお前たちといると苦しくて耐えられないんだ。だからもう、俺とはかかわらないでくれ、!
’だけど、!でも!
”いいから、もう俺とは関わるな!その方が、俺にとっても嬉しいから。
ーそう言って俺は大切な幼馴染を突き放した。
「なぜ俺はあんなことを言ってしまったのだろうか、。本当は、みんなと一緒にいたかっただけなのに、。俺が、みんなとの関係を自分から切ってしまったんだな、。」
ーそう思うと涙が止まらなくなった。だけど、その涙が枯れたころ、俺の中で感情が消えた。
「なんか、なんも感じないな。俺、楽しいって思ったの、いつだったっけ、」
ー楽しいという感情をどこかに無くした俺はまるで人形のような感覚になった。なぜ俺はここにいるのか、仲間を突き放した俺はなぜ生きているのか、さっぱりわからなくなったのだ。
「多分彼はすごく辛い思いをしていたんだろうな」
「うん、間違い無いと思う。きっと彼があんなこと言ったのは、彼自身の心を守るために必要なことだったんじゃないかな。だけど、私は、彼と過ごす時間が楽しかったのにな、。」
「私もだよ。なんか私たちの隣で彼が笑っていないの、すごく寂しいな。また、彼と一緒にいたい、な」
”私たちは彼と過ごす時間が本当に楽しかった。彼の努力が足りていないとかそんなことを思ったことは一度もなかったし、本気で楽しいって思ってた。
「多分彼はもう、私たちとは口を聞いてくれない。だけど私たちはずっと待つしかないよ。また彼と話せる日が来るまで。」
「そうだね、!彼と話せる日をずっと待とう。多分、いや、絶対にまた私たちは仲良く笑える日が来るよね!」
「うん、絶対だよね!」
”私たちは気ままに待つという選択を取った。私たちの隣にはいつだって彼がいた。彼がいたからもっと楽しくなった。太陽みたいに笑う彼がいたから、私たちは楽しいって思えた。だから、待つ。それが私たちの選択だから。
その後もワンダショのショーは続いた。
「ごめんな、俺のせいで、みんなに迷惑をかけたよな」
「全然気にしなくていいよ。私たちは待つって決めたから。君が話さなくても私たちは話すまで待つつもりだったから!話してくれて、よかったよ、。本当に、ありがとう、!」
「待っててよかったよ。私たちは君のこと、ずっと信じてたよ!帰ってきてくれてよかった。本当に、良かった、!」
「ごめん、みんな、ただいま、!」
ここで、フェニランのショーが終わった。
コメント
1件
読み終えました。主人公が幼馴染を突き放すシーン、胸がぎゅってなりました…。「感情が消えたって感覚、すごく伝わってきました。「ただいま」の一言に、みんなの待ってた時間が全部詰まってたのがもう。涙腺にきましたよ😢 ステキな第7話をありがとうございます!