・❤️💛×💙
・学パロ
・不穏気味
拙い文章ですが、それでも良ければぜひご覧下さい。
「wki〜!教室移動しようぜ〜」
w「ん、待って〜」
m「…」
僕の幼馴染、wkiは相変わらず高校でも変わらず人気者だ。
w「んね、mtk、今日も家行っていい?」
m「うん、OK。」
w「やった!ギター持ってくから、合わせよ、!」
m「了解。」
w「よしっ、!!」
w「あ、ryoちゃん呼ぼ!!ryoちゃんっ!」
m「いいね。お昼の時に言ってみよっか。」
w「だねっ!」
やっぱりwkiはいつも元気だ。
ちなみに、ryoちゃんは最高学年の先輩で、2個上だ。
中学生の途中から音楽関係で知り合い、仲良くなった。
「wki〜」
w「ん、はーい!」
w「ごめん、呼ばれちった!」
w「んじゃ、また後で〜!」
m「はいよ。」
w「はーい、どした〜?」
「ちょっと聞きたいことあってさ…」
あちこちから呼び止められ、忙しそう。
だけど、音楽に関しては僕が1番wkiの事をわかっている。
そう思っている。
多分、wkiも僕に同じ気持ちだ。
だからか分からないけど、こんな端にいる存在の僕にも話し掛けてくれる。
「あれ、wkiお前体育休み〜?」
w「あ、そうそう。」
w「実はちょっと足首捻っちゃってさ。」
「えぇ〜がちか〜!」
「今日サッカーだぜ〜?」
w「まじでやりたかったけど、下手に動かない方が良いって思ってさ…。」
「んまぁ、そりゃそうだな。」
「じゃあwki、そこから応援しててくれよ〜?」
w「わかったわかった笑」
wkiはサッカー部に入っており、運動神経は一般人より高い。
だけど、よく体育の授業を休む。
毎回、足首を捻った。などと理由をつけて休んでしまう。
「ありがとうございました〜」
授業の終わりのチャイムがなり、皆忙しなく帰る準備をする。
w「mtkっ、」
m「ん、一瞬待って。」
m「…OK」
w「早く帰ろっ!」
w「いや〜、またmtkのデモ聞けるなんてなぁ〜!」
m「大袈裟だな笑」
w「大袈裟なわけないじゃん!?」
r「そうだよ〜?mtkの曲僕すごい好きだな〜」
m「うそ、ほんと?なら嬉しいけど…」
w「ほんとほんと!」
家の方向が別れる所で少し雑談をする。
この時間は本当に楽しい。
w「んじゃ、そろそろ帰って準備してくる!」
m「あとでね〜」
r「ばいば〜い」
w「ばいばーい!」
r「wki嬉しそうだね笑」
m「んね笑んじゃ、僕らもそろそろ準備しよっか」
r「だね〜。じゃ、また後でね〜」
m「はーい、早く来てね?」
r「わかってますって〜!」
m「んふ笑」
それぞれの家に帰り、準備を済ませる。
ピンポーン
m「あ、はーい」
来た。ryoちゃんだと予想しよう。
r「ryokで〜す」
m「ぉ、はーいよ」
よく当たったな、僕。
そう思いながらも玄関へ行き扉を開けてやる。
r「ありがと〜、お邪魔します〜。」
m「はーい」
僕の家は二階建てで、自室は二階にある。
2人で階段をのぼり、自室へ入る。
r「あれ、wki来てないんだ?!」
m「うん、珍しく遅いよね。」
r「ね!、無くし物でもしちゃったのかな〜?」
m「あ〜確かに。連絡してみる?」
r「あ、うん。お願い出来る?」
m「もっちろんです」
この頃はまだスマホがギリギリ普及されていなかったので、ガラパゴス携帯という携帯を使っていた。
連絡先からwkiを探し、見つけた。
wkiという名前をタップしようとしたその瞬間、wkiから連絡が来た。
m「!、…」
m「あ、wki今日来れないって」
r「えっ?!そうなの??」
m「うん。急に親との予定入っちゃったって。」
r「…ふーむ、そっか」
wkiから来たメッセージは
『ほんとにごめん、親がわがまま言って聞かなくてさ、今日行けそうにないや』
という文章が送られてきた。
r「…んね、mtk」
m「ん、どした?」
r「あのさ、相談?っていうか、話したい事があってさ。」
m「え?うん、どしたの?」