コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
俺は紅、苗字?それは、訳あって言えない。
至って普通の高校生だ、
アレを除けば、だがな
「おい、暗照影。」
「ん?あぁ、紅か」
コイツは暗照影。これでシャドウって読むんだ
俺の…まぁ、上司だ
殺し屋の組織のな
「次、誰を殺ればいいんだ?」
「話聞いてたのかよ…?」
「人里の奴らだ。」
色々と聞いた。まぁ、それ通りにする気はないが、一応、な
あ、それとは違う話だが、最近レミリアの様子がおかしい。
前だって、なんかキョドってたし
それに最近やけに絡んでくる。
前机で寝てた時だって無理やり起こしてきて
霊夢がどーちゃらこーちゃら言うだけ言って戻っていったし~あ、その時、何故か知らんが゛兄さん゛の名前を口にしてたな。
…アイツも、知ってんだな
「よ、霊夢」
「わっ、なんだ、アンタか…」
「で、なんの用かしら?」
「アイツ、レミリアって来てんのか?」
「え…レミリア?」
「どういう風の吹き回し?アンタの口からレミリアが出てくるなんて」
「別にいいだろ?」
「で、居んのかよ」
「まだ来てないし、多分来ないんじゃないかしら?」
「そうか」
「そういえば…前レミリアにアンタが居るかって聞かれたことあったわね…」
「え…そこって接点無かったわよね??」
「私が可笑しいの?」
「いや、そればっかりは俺も知らん」
「俺の方はただ少し気になっただけだ」
「それ、前レミリアも同じこと言ってた!」
「そうか、俺は知らん」
「じゃ、聞きたいこと聞いたし、戻るわ」
「ちょ、ちょっと、待ちなさいよ~!」
霊夢の制止を無視して席に戻った
レミリアも俺を探してた、か…
やっぱりアイツなんかあったな
なんだ?俺もボロを出したわけじゃないはず…
兄さんの事も知ってるとなると……
さっぱりだな。諦めよう
…いや、もしかしたら…………
アイツもアイツで、
───思い出し始めてんのか?───
いや、そんな訳……
そう考えてる時、ガラガラと教室の戸が開き、誰かが入ってくる
「紅、少しいいかしら?」
「は…?」
今目の前に居る人物、それは例のヤツ、レミリアだった。
それに俺に話しかけてくるとか…意味わかんねぇ
とりあえず適当に返すか
「よくないって言ったら?」
「ぶちのめすわ」
「いいって言ったら?」
「感謝を述べてぶちのめすわ」
「どっちとも同じじゃねぇかよ……」
「ちょっとちょっと、2人とも?」
「「霊夢?」」
レミリアとハモった
なんかやだ
「なに仲良さそうにしてんのよ…?」
「いや、どこが仲良いと思ったんだよ」
「1mmたりとも要素ねぇぞ?」
「そうよ、私がコイツと仲良いとかありえないわ」
「(無視)2人が仲良く話してるせいで…」
「クラスの人達みんな固まってるわよ?」
「「は?」」
「うわ、マジじゃん、うける」
「うけないわよ!」
「私とコイツが話してるだけで…?」
「でも、私はコイツに用があって来たのよ」
「それだけ済ませれれば帰るわ」
「それだけに来たのかよ、お前!?」
「お前って、失礼ねぇ…」
「これでも富豪だけど?」
゛富豪゛という言葉に一瞬反応する
が、淡々と次の言葉を出す
「で、なんの用だよ」
「そうそう、すこーしお話がしたいだけなのよ」
「はぁ?それだけで?」
「えぇ、それだけで」
「てことで、先生、ちょっと紅借りてきますね~」
「え、ちょ、れ、レミリア!?」
「なによ、霊夢?」
「いや、ツッコミどころ満載すぎて…」
「てか、先生はいいんですか、それで?」
「ま、まぁ…別に…」
「ほーら、先生も言ってるじゃない」
「じゃ、借りてくわ」
「俺に拒否権ないのな…(諦)」
なんか俺の家乗り込みやがったコイツ
「はぁ…本当になんの用だよ…」
「まぁ、その前に茶とか出すから座っとけ」
「ふふ、ありがとう、じゃあ、お邪魔します」
「お前が礼…?気色悪いからやめろ」
「ほんっとうに失礼ね…(イラッ)」
「ははっ、それで結構」
手際よく紅茶とちょっとした茶菓子を持ってくる
「ん、どーぞ」
「…いただきます……」
「そんな警戒しなくてもいいだろ?」
「い、いや、少し、ね」
「ん…美味しいわね、どこの紅茶なの?」
「今は販売してねぇぜ?」
「あ、これ売ったら数百万はつくと思うぞ」
「そ、そんなに!?」
ソイツはめっちゃ驚いた顔をしていた
なんか、既視感があるな
「…こういうやり取りするの、初めてじゃない気がするわ」
「それに、3回目くらいな…」
「あ、分かる、既視感ってやつ?」
「そう、でも、初対面、よね?私たちって」
「こういうやり取りもやったことある気がするぞ?」
「そうよねぇ…」
「…まぁ、いいわ。」
「それで、本題には言ってねぇぞ?」
「一体なんなんだよ。」
「あ、あぁ、そうね……」
そいつは急に真剣な顔に変わる
それで間が入ったあとレミリアが口を開く
─私、貴方に色々と聞きたいことがあるの─