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にわかです。色んな動画や小説見て書いてます。
テオside
初めて降り立ったこの街ミアレシティ。
街はでかく昼間はポケモンを連れた人が多く夜にはポケモンバトルや何とかゾーンとかあるらしい……。
何故この街に来たかと言うと、楽しそうだったから。
勿論ポケモンバトルは好きだ、相手がどんな熱量で戦ってくるのかとか、最後の1匹になったらどんな反応するのか……。
俺はそんな事を考えたことが無い、なんてったって必ず勝てる様ポケモン達を育成してるから。
負けるのが嫌……のもある。でも、この子達が輝ける様俺は成長させたい。
現状今まさに可愛い可愛いヨーギラスを連れて来たとこだ。
テオ『楽しみだなぁ、色んな人やポケモンと出会えたらいいな。』
俺の問いにヨーギラスは嬉しそうにギルギルと話してきた。
可愛すぎるッ!!
暫し余韻に浸っていると
?「お!観光客か!?」
現地でよくある観光客を騙す感じか??
テオ『あー、結構。観光客だがそう言うてには乗らないよ、俺の可愛い可愛いポケモンがお前に害を与えない内にどっか行きな。』
?「おにぃさん怖いこと言うな……、泊まるホテルは決まってるのか!?もし良ければホテルZを…。」
テオ『だから、そうゆうの止めろ、折角楽しみに来た観光客が嫌な思いすんぞ。』
俺がそう言えば相手は確かに、とうーんと悩んでいるようだった。
テオ『…何?呼子?』
?「違う違う!!俺…そのオーナーに色々世話してもらってさ…恩を返したくて客を呼びたくて……。」
嘘は言って無さそうだ……。
テオ『それで?別の目的もあるんだよな?』
?「ぅえっ!?何でわかっt……嫌!何でもない!!何でもないから!!」
テオ『そうかそうか、お前のスマホ変に光ってるな?動画か??相手に了承してから回そうか。』
?「うっ、ごめんなさい……。」
テオ『それでお前は?』
?「ホテルZのガイって言います……。」
テオ『ほぉー、ガイくんね、そのホテルZの為にやってるのは分かったが……、やってる事汚いなぁ。』
ガイ「うっ。」
テオ『それに…何か辛気臭いよなぁ。』
ガイ「うぐっ。」
あぁ、それと。
テオ『人の荷物…勝手に持ち出しちゃァいけねぇよなァ?』
俺の荷物を抱えたポケモンはブルブル震えながら置いて逃げた。
ガイ「アンタ何もんだよッ!」
テオ『…?何者?普通に旅行者……あぁ、まぁ色んなトコでチャンピオン泣かせましたよ、俺、最強だから。』
だから、敵に回さん方がいいよ?
俺が呟けばガイ、とやらの男はトンズラして行った。
男の癖に情けねぇ。
取り敢えず今日は予約していたホテルに泊まろう。
後日この街のイザコザを調べればいい。
なぁ、ルカリオ。
グルっと忠義を誓う姿が本当に誇らしい、カッコイイよなあ……。
波動で俺とルカリオの心が一心同体だからこそ出来ること。
相棒はお前だけだよ……。
後日
ヤクザっぽい建物の前に先日会ったガイが嘆いていた。
ガイ「絶対返しますからッ!!だからもう少し待って下さいッ!」
あーあ、ヤダヤダ。
だから金の貸し借りは嫌いなんだ。