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脱出策は一つだけ
絵名のセカイ
「まふゆには確かに嫉妬した…!才能があって羨ましくて泣いたりもした。でも…でもそれがあったから今があるの!まふゆが居なくなっていいわけないじゃない!!」
私はニーゴの一人一人が支え合っていると思っている。苦しいこともあるけど、それを乗り越えてのニーゴだ。誰一人欠けさせない。
「悔しくて絵をたくさん描いたら描いた分だけ上達したし、才能だけじゃないってこともわかった!だから、返して!!まふゆを返しなさい!!!」
「一つだけ、戻れる方法があるの!」
「あ、あるの!?」
「でもそれは難しい…」
「それでもいい!教えて!」
少しでも可能性があるなら、まふゆ揃ったメンバーでまた、活動したい。
「キミの他に三人、皆新しいセカイに閉じ込められているの…だから、キミも含めて四人が、この奥にある扉の鍵を開ければいい。」
奏のセカイ
「でもそれは四人同時でなければなりません。」
四人同時…難しいけど、絵名や皆のためなら…!
瑞希のセカイ
「かっ、鍵、頂戴!!」
「うるさい、今渡すから待ってろ瑞希。」
まふゆのセカイ
「チャンスは一度…それを逃すともう戻れない。」
「わかった。」
四人「皆でまた、活動するために…!」