テラーノベル
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カラスバside
キョウヤが帰った後に1人の人物に電話をする。
カラスバ「…ホンマにこれで良かったんか?」
テオ『……良いんだ。コレで。』
カラスバ「お前さん病気悪化して……、そないまで何でキョウヤと会いたくないん?普通なら最後まで会いたくなるもんとちゃうん?」
そうだよなぁ、そうだとも思う。
テオ『…だからだよ、こんな弱くなって貧弱になった恋人なん見せれんよ、俺はあの子の英雄のままで居たい。確かに辛い思いをさせてる、でも現実より夢を見たままのが良い。俺はそれで良い。』
カラスバ「…さよか、なァ。ホンマにお前の病気は治らへんのか?」
テオ『…今のとこ薬もないし、どうも出来んだろうなぁ。こんな難病まさか俺がなるとはね…。』
テオ『……なぁ、もし、俺が逝ったらさ……。』
テオ『~~~。』
カラスバ「ホンマに後悔せぇへんの?」
テオ『当たり前だろ…。』
テオside
あァ、もう寿命なんだ。
病気に蝕まれて……、これであの子は幸せになれたか?
俺が居なくても……。
あの子は自由に過ごせる筈だ。
キョウヤ「バカだなぁ、俺が簡単にテオさんとはなれれるとおもう?」
テオ『…何でここに?』
キョウヤ「カラスバさんを脅したら、教えてくれた。ねぇ?何で隠していたの?」
テオ『……、妨げになりたくなかった。きっとキョウヤは俺を勝手に忘れて女性と幸せになる形があると思ったんだ。俺よりも幸せになれると思った。』
キョウヤ「…ッバカッ!俺はずっと貴方を愛してるッ!別れててもッ!貴方が好きだッ!だからッどうかこの思いも連れてって欲しい。そして来世も俺を考えて?俺の事だけ、俺を覚えていて。絶対逢いに行くから。だから、忘れないで。俺は貴方と共に生きたい。」
テオ『ありがとう…、こんな俺を愛してくれて……。俺も好きだ。好きで好きで仕方ないくらい。』
キョウヤ「……本当に消えちゃうの?」
テオ『……だから見せたくなかったんだ…。こんな窶れた姿見せたくなかった。』
キョウヤ「…ッそれでも俺の恋人だからッ!せめてッ話してよ……ッ!」
ゆっくりキョウヤの頬に手を当てる。
テオ『……こんな嘘つきでも…、愛してくれて…ありがとう。……幸せもんだった…。』
そのまま俺は真っ暗になった……。
ああ、死んだんだと。
1人悲しむキョウヤを残して……。
ごめん、ごめん。
最期まで心の底から好きだったと言えなかった。
でも、愛してる、好きだ。
言えなくてごめんなさい、いつか夢で俺の事思い出してくれ。また何時か来世で逢おう。
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