続き書きます!!
タイトル:制服の下の欲
監視員パクは、一見ただの無愛想な中年男だった。
だがジヨンは、日を追うごとにその視線が“異質”なものになっているのを感じていた。
点呼、清掃、食事。
どの場面でもパクはジヨンをじっと見ていた。話しかけるわけでもなく、ただ、飢えた獣のような目で。
そしてある日、呼び出された。
パク「ジヨン。……雑用の手伝いが必要だ。管理室に来い」
それが、始まりだった。
⸻
管理室は昼でもカーテンが閉められ、薄暗い。
パクは机に書類を広げたままジヨンを無言で見た。
🐲「……なにを手伝えば?」
パク「お前さ。入ってきたときから思ってたけど、色っぽいよな。囚人のくせに」
🐲「……」
パク「ま、別に悪いことするつもりはねぇよ? ただちょっと、他の囚人と接する態度とか、報告に残しておかないとな」
パクはゆっくりとジヨンに近づいた。
パク「真面目にやってるなら、ちょっとくらい融通きかせてやれる。……わかるか?」
それは完全な“匂わせ”だった。
拒めば報告書に何か書かれる。通報される。独房送り。減刑に響く――
🐲「……手伝う内容、言ってください」
ギリギリの冷静さで返すと、パクは笑った。
パク「いい子だな。……じゃあ、もう少しこっちに来い」
そのときだった。
🐼「ジヨンさん、ここにいらっしゃいましたか」
スンリの声。背後のドアから、いつの間にか入ってきていた。
パク「おい、勝手に入ってくんな! ここは管理区域だ!」
🐼「申し訳ありません。ですが、ジヨンさんが“具合が悪い”と、房の仲間が言っていたので……」
スンリは敬語のまま、パクの前に立ちはだかった。
🐼「お忙しいところ失礼しました。ですが、体調の悪い囚人をここに長時間残すのは規定に反しますよね?」
パク「お前な……調子に乗ってると、どうなるか……」
🐼「僕の行動が問題なら、監視カメラの記録を見てください。ここは録画されているはずですから」
パクの表情が凍った。
🐼「……ジヨンさん。行きましょう」
スンリはジヨンの手首を静かに、しかし確実に掴んで部屋を出た。
⸻
部屋に戻ったあと、ジヨンはスンリに言った。
🐲「……監視カメラ、嘘だろ?」
🐼「はい、ありません。あの部屋は死角です。……でも、彼がビビってくれたので、よかった」
🐲「お前、あいつが何するつもりだったか……」
🐼「想像はついてます。でもジヨンさん、気づいてますよね?」
スンリの手がジヨンの首筋に触れた。
🐼「あなたは、“誰に狙われてもおかしくない”ほど、魅力的なんです。僕じゃなければ、きっともう誰かに壊されていた」
🐲「じゃあ、お前は……壊さないって言えるのか?」
ジヨンのその問いに、スンリはゆっくりと笑った。
🐼「……正直に言います。壊してでも、僕のものにしたいと思ってます」
静かに、けれど確かに――
その夜、スンリの腕の中で、ジヨンはもう逃げられないことを悟った。
ジヨン様魅力的過ぎて監視員にも狙われるなんて
沼男ですよねジヨン様
コメント
3件
表現の仕方…天才過ぎませんか??😭💕💕…ジヨンは…狙われてなんぼですから…仕方ないですよねぇ……ウンウン…🙂↕️👍