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kne side
僕はこの学校の生徒会長として暮らしている。
どちらかと言うと僕たちの学校は平和で特に大きな問題はなかった。
正直僕がいる理由なんてないと思っている。
僕がいなくたって平和なのは変わらないだろうし
kne「あー、だめだめ!またマイナス思考なっちゃう…」
そんなことぼんやり考えながら屋上点検をしに屋上へ向かった。
kne「あれ、誰かいる?」
白髪のジャージを着た生徒?なのか
kne(えまって、もしかして不審者とか、?!)
考えるより先に口が動いていた。
kne「ちょっと!屋上は立ち入り禁止だよ!」
目が会った瞬間寒気がした。
きっとこの人は人外だ。そう目が語っているような気がした。
??「ねえ、俺のパートナーになってよ。」
kne「…え?」
何言ってるのかわからなかった。
??「あー、事情ちょっと話させてよ。」
そう言って彼は話し始めた。
彼は吸血鬼で、目が覚めたら人間界にいたこと。この高校のジャージと自身のジャージが似ていたためここにいたこと。食料が血液なためパートナーが必要なこと。
一瞬で全てを理解した。
僕は必要とされているんだと。
kne「いいよ。なってあげる。」
普通ならこんなに怖いこと承諾しないだろう。
だけど、僕はきっと嬉しかったんだと思う。
誰かに必要とされたことが。
??「まじ?!やった!名前なんてゆーの!」
一気に明るくなった彼がなんだか犬っぽくて可愛らしくて。
kne「kneっていうの。君は?」
??「俺はkzh!」
kzh「まじ助かった!kneこれからよろしくな!」
これからの生活が少し楽しみになった。
だけどこの頃の僕にはまだ覚悟が足りてなかったみたい。