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体操服の下に着ているのは女子中学生らしい大人びたショーツではなく紙オムツ。
履きなれないオムツのせいで歩きにくくて思うように足が進まない。
保育園から少し離れ、物陰に隠れる。
(なんで…オムツなんて……)
そう思っても後の祭り。
おもらしをしたことも、おねしょも、オムツを当てていることも事実なのである。
気になってズボンを少し下ろし紙おむつを眺め
(あぁ……オムツだ……赤ちゃんじゃないのに………)
紙オムツには小さい子供が好きそうな絵が描いてあって恥ずかしい気持ちをさらに大きくする。
(パンツないしこのまま帰るしかないよね)
物陰から顔を出し誰もいないことを確認する。
学校へと歩き出したももか。
オムツが気になり思うように足が進まない。
中学から保育園に行くのにも30分以上かかっていた気がする。
記憶をよみがえらせ来た道のりをおもいだす。
ここを曲がって、この階段を上がって…
少しづつ中学には近づいているものの、なかなか校舎の姿は見えない。
(ちょっと休憩しようかな)
公園が視界に入り休むことにする。
公園のベンチに座り、大きなため息をつく。
(なんで…なんでオムツなんて…)
悲しくなったが泣くわけにもいかないので、涙をこらえる。
公園内のトイレに入ろうとすると多目的トイレがあることに気づきそちらへ行くことにした。
なぜ多目的トイレに入ってしまったのかはわからないが、オムツが気になったことも理由のひとつかもしれない。
中に入るとすくにドアを閉め鍵をかける。
すぐにズボンを膝辺りまで下ろしオムツを眺める。
もちろん濡れていなかったもののパンツは持っていないのでこのまま帰るしかない。
(おしっこしたいかも)
そうは思ったがテープ式の紙おむつがトイレを使うことを拒んでいた。
(ダメ!出ちゃダメ!)
声を出して、おもらしを我慢する。
完全なおもらしではなかったもののオムツを濡らしてしまっまた。
当てたままのオムツはももかのおもらしを助けてくれたとともに、吸収体のおかげでおもらしをしていない感覚になっていた。
紙オムツの上から股とお尻を触って漏らしていないことを願っている。
(これなら大丈夫そう)
(でも…)