TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
Shall  we dance ?

一覧ページ

「Shall  we dance ?」のメインビジュアル

Shall we dance ?

7 - 13.Shall we dance ?

♥

137

2025年01月23日

シェアするシェアする
報告する

書いてくぜ〜!

いやね、遅くなってすまんすまん。兎に角、書いてきますよ。


この作品は奇数話を俺、偶数話を霧夢さんが担当しております。

先に、1話~12話の閲覧を推奨します。

では、Go٩( ‘ω’ )و















ut side

ショッピングモール。僕はシッマと二人で買い物に来ている。

そう、2人でだ。

折角シャオロンが、仲良くなるチャンスをくれたんだ。ここで思いっきり仲を深めなくては!


ut「なぁ、しっ…」

僕が声を掛けようとする前に、シッマが声を荒らげる。

ut「ど、どおしたん!?」

kn「え、ああ、すまんな。あそこにずっと探しとったスパイクがあってな…」

目を輝かせるシッマ。そういえば、サッカー部エースだったなと、思い出す。

ut「靴、見てきてもいいよ?」

kn「!ほんまかぁ!?」

ut「おん」


じゃ、見てくるから好きにお店見とってな!、そう言ってシッマは走ってスポーツショップへと向かい、走り出してしまった。


─────




あれから、僕はシッマに言われたとおり、自分で好き勝手お店を見て回っている。

暫くし、ある店を見つけ、足を止める。そこはアクセサリーショップだった。

ut「…覗いてみるか」


店へと足を踏み入れば、楽しげな音楽が、僕を出迎える。

アクセサリーを見て、頭を抱える。

折角なら、シッマとお揃いの物をプレゼントしたいな…と。

そう、頭を悩ませていると、後ろから声を掛けられる。

mob「何か、お悩みですか?」

ut「へ、ああ、はい。お揃いのプレゼントを買いたいのですが、何を選べばいいのか…」

mob「成程…プレゼントするお相手は?」

ut「あ、えっと、……」

mob「どぉしましたか?良ければ、お話聞きますよ?」


僕は心優しい店員に自分の思い、悩みを全て相談した。

僕が今、気になってる人がいると、その人と付き合いたい事、けれど、勇気がでず、告白が出来ない事。


mob「それでしたら、ピアスなんでて如何でしょうか?」

ut「ピアス?」

mob「はい、ピアスには_________という意味が込められて居るんですよ?」

ut「へ!?…で、でも、重いヤツだって思われませんかね?」

mob「大丈夫ですよ!勇気を持って!」

ut「…はい!ありがとうございます!じゃ、これと、これを。お願いします。」

mob「はい」


そうして、僕は青と、水色の色をしたピアスを手に取り、会計へと進めた。










mob「そうそう」

ut「?」

mob「お揃いにするのであれば、対になるようにつけては如何でしょうか?」

ut「対になる、ように?」

mob「はい!対になるようにつける意味とは_____という意味なんですよ?そちらの方が、より思いが伝わるかと…」

ut「!成程…ありがとうございます。そうしてみます!」

mob「はい。…応援、してますから」

ut「!……はい!」




誰かも知らない人に助けられてしまったな。今度、お礼でもしに行かなければ……

でも、今はそんな事より……

僕は先程買ったふたつのピアスを握りしめ、シッマの元へと足を速めた。










─────────







ut「シッマ!!」

kn「!大先生!ここに居たんか!」

ut「すまんすまんw」


その後はご飯食べたり、遊んだり、何処にでも居る学生のようにはしゃいで、遊んだ。

ずっと続けばいいのに、そんな願いも叶わず、時間は過ぎていき、辺りは暗くなる。





kn「今日はこの辺やな!」

ut「だな~………なぁ、し、シッマ!」

大きな声で彼の名前を呼ぶ。さすれば、体をビクつかせてから、なんや?と優しい声で問いかける。

ut「こ、これ。シッマが、スパイク買いに行っとる時に買ってん。よ、良かったら、貰ってくれん?」


そうして、ポッケに入れて置いた、水色のピアスを彼に渡す。

kn「ピアス、……ありがとな大先生!…さ、早速つけてもええか?」

勿論と返事をすれば、左の耳へとピアスを付け始めた。

その時に気づいたのだが、彼の耳には穴が空いていて、先程までは黒いピアスがついていた。

黒が、水色へと変わるのをみて、僕もいま、つけている金のピアスを外し、右耳に青色のピアスをつける。


kn「どぉや!似合っとるか?」

ut「おん!やっぱ、シッマは水色が似合うな~」

kn「んふっ、大先生も青、似合っとるで?」

ut「!?あ、ありがと」


大先生も似合っとるで。その言葉に顔を赤らめてしまう。


ut「ピアスな!い、意味があんねん!」

kn「…意味?」

ut「おん…プレゼントに選ぶ意味。か、帰ったら調べてな!」


そう吐き捨て、僕は走り去ってしまった。だって、あれ以上あの場にいたら、恥ずかしすぎて倒れてしまいそうだったから………









─────







kn side

家に帰り、ソファに飛び込む。

そして、左耳に着いたピアスを触る。

kn「そういや…」

大先生が言っていた、ピアスの意味、調べてみてと。スマホを取り出し、検索する。


『プレゼント ピアス 意味』


ピアスをプレゼントすることには「あなたをずっと見守っている」「あなたを大切にしたい」「いつも自分の存在を感じてほしい」という意味があります。

そう記載された画面がスマホに映る。

その文字を見た瞬間、自分の顔が暑くなったのが分かる。

kn「そういや、大先生ピアス右耳に着けてたけど、それにも意味が……」

気になったら止まらない。文字を打つ指のスピードが早くなり、画面にはローディング中の文字が記載される。


ピアスを対になるようにつけるのには「二人で一つ」という意味があります。

kn「…これは、そういう事でッええんか…///?」









たった一言。ピアスの意味を聞けぬまま、時間は1ヶ月、2ヶ月と過ぎていき、遂には文化祭前日の日になってしまった。



















終わり。

……すみません。更新遅いんに好き勝手やってしまいました。

許してぇ。

それと、霧夢さんとはut先生の家庭環境について、どのようにしていくか話したいですね。

もし、本編で触れていこうと考えなら、そこに、幼馴染設定で1話だけ登場したrbrさんは入れたいですねぇ…


それとですね。お揃いのものをピアスにしたのにはこんな経由があったんですよ。


咲夜

『お揃いのアクセサリー…何にしよ。…一旦調べるか。……全部いいんだよなぁ!てか、贈るものにこんな意味あったんや。……調べてもらちあかんわ。お揃いにするもんの意味調べよ…まずは俺が好きなピアスから………「二人で一つ」?…これや。 』

といった感じでしたwww

いやね、二人で一つはあの二人の為に作られた言葉と言っても過言ではないよね。


まあ、余談はここまで。

それではまた、15話にてお会いしましょう。





この作品はいかがでしたか?

137

コメント

6

ユーザー

家庭環境かぁ...! ちょっと話しますか!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚