滋賀「えー、皆様、お集まりいただきありがとうございます。早速でございますが、大阪さんが風邪をひかれました、『そばに居てくれるだけでええから誰か来てぇな…』と、大変弱々しいお声で話されておられました。」
滋賀「ですので、誰か1人大阪さんのお傍に着く方を決めようと思い皆様を招集させて頂いたところでございます」
兵庫「なぁ滋賀?何であの人は風邪ひいたんや…?昨日までピンピンしてたんに」
滋賀「昨日寒い中外に遊びに行っていらしたので、風邪ひいたのでは?んまぁ、風邪なんか何時ひいてもおかしくないんで一概には言えませんが」
京都「…はぁ、何でそんなんで呼ばれなアカンの?もうウチ帰るさかい、解散でええやろ」
滋賀「いやいや、そういう訳にもいかないでしょう。さすがにあの人が可哀想です」
三重「兄貴がやればいいだろ、割と仲良いんだし」
滋賀「僕まだ仕事残ってるから…三重はどうなの?予定無かったでしょ」
三重「は?風邪移りたくないからやらない」
滋賀「…そう…では和歌山さんは」
和歌山「えぇ?w俺?wやだなぁ、大阪のお世話とかしだしたらガチで植民地扱いされそうだし?どっかの誰かさんみたいにさぁ」
三重「お前それは何処の岐阜なことを…w」
和歌山「うっはwww名前伏せたのに出すなよ〜www」
滋賀「…うーん…では奈良さん、いかがでしょう?」
奈良「僕?全然ええよ!」
滋賀「えっ…!?い、良いんですか!?」
奈良「そんなビックリせんでもええやん、僕はぜーんぜんええよ!暇やしね!」
滋賀「よ、よかったぁ…」
奈良「それに…」
滋賀「それに?」
奈良「どっかの世界遺産1つしかあれへんのに威張ってる狐と違って、僕は優しいからな!!」
京都「は?」
滋賀「ちょっ!?!?」
兵庫「あっ」
京都「…17あるんやけど」
奈良「登録やと1つやん」
京都「……」
兵庫「…これどうすんの…?空気最悪やで…?」
滋賀「あ、…わ…わァ…」
和歌山「こ、これは滋賀くん悪くないよ…いや…うん…ね…」
三重「まぁたしかに、京都は17あるっちゃあるけど、登録されてるのは『古都京都の文化財』で1つ扱いだもんな…」
奈良「まぁ、この奈良さんに任しーな!僕昔あの子のおねしょ片付けた事あるさかい!」
兵庫「うっわさらっとおねしょした事あるの晒される先輩かわいそ…」
和歌山「あ、あはは…い、行っちゃったね〜…」
京都「……」
三重「き、京都…」
京都「あんのクソ鹿…!!」
滋賀「き、キレてる…」
京都「いつか鴨川に沈める…!!!」
三重「あーあ、もうめちゃくちゃだよ!!!」
おまけ
奈良「大阪くーん!奈良さんがきたでー!」
大阪「んぁ…奈良が来たん…?」
奈良「せやで!体調はどや?いけそう?」
大阪「…アカンわ…めっちゃ頭痛い…」
奈良「そっか、まぁ、僕がそばに居るさかい、安心やで」
大阪「ん〜…おおきに」
コメント
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大阪あああぁ!!ニンジンも奈良君に看病されてええええぇ!、奈良君、フワフワしてそうなのに毒舌な所あったり、それにキレる京都。最高だあ^_^