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19 - 路地裏に住む詐欺師

♥

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2024年11月27日

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こんなシリーズ書きたいけどこれシリーズ化は無理と諦めたんでこっちで書くことにしたw

それではどーぞ




























ut side

僕は小さな頃からここ、wrwr国の路地裏で暮らしていた。その理由は1つ。細かく話すとなると物凄い時間がかかるのだが、一言で表すなら“捨てられた”からである。


路地裏で生活し始めてから早15年。捨てられたのが5歳の時だから、今は20歳だ。そして僕の周りにはいつも5人の子供がいた。どうやらこの子達も捨てられたようだ。


それでも、僕はこの子達にまで僕のような生活はして欲しくはない。それで目をつけたのは総統様直々に管理してる孤児院だ。

あそこなら路地裏にいるよりうんと良い生活が出来るだろう。




そして僕は人を騙して金を盗むようになった。孤児院に入れるにも金がかかる、ホントに困ったものだ。時には老人、時には女性、兎に角様々な人層に盗みを働いていた。


そして今日、子供5人分孤児院に入れる金が集まった。


ut「皆おいでー」

子供「なーに?」

ut「今から君らには新しいお家に行ってもらいます」

子供A「おうち?」

ut「おん、そこには君らみたいな子が沢山集まって、皆で仲良く暮らしてるんだ」

子供B「!仲良くなれるかな、、?」

ut「ふふ大丈夫、絶対仲良くなれるから」

子供C「お兄ちゃんは?」

ut「僕?、、僕とは今日でお別れかな」

子供D「いやだ!」

子供E「私これからもお兄ちゃんと一緒にいたい!」ポロポロ


1人の子供がそういうと他の子も僕も!、私も!と泣き出した。

それでも、、

ut「一緒にはいてあげられない、ごめんね」

子供「ポロポロ」

ut「絶対また会えるから、だから行こう?」

子供A「また会えるの?」

子供B「ホントに?」

ut「うん、」

子供C「じゃぁ、行く」

子供D「僕も行く」

子供E「私も」


泣きながら行くと決意を決めた5人の子供。頭を撫でてやれば泣きながらも子供達は笑い出す。

ut「じゃあ心の準備して待ってて、用意してくるから」

子供「わかった!」

ut「ん、いい子」





そして僕は昨日、5人を孤児院に入れるためのお金より少し多く盗んだお金を使い新品のスーツを買った。白いシャツを来て、赤いネクタイを結び、紺色のジャケットを羽織る。

そうすれば何処にでも居る大人と見た目は何も変わらない。

マナーなどは弁えてるつもりだ、きっとバレないだろう。





ut「じゃあ行こうか。」

子供「うん!」




















子供D「うわ!おっき!」

子供E「友達出来るかな?」

孤児院に着くと子供達は目を輝かせていた。これなら心配は要らないだろう。

ドアを3回コンコンコンとノックをする。暫くすると中から男にも女にも見える人物が現れた。

??「ようこそ、今回はどのようなご要件で?」

ut「え?ああ、この子達をこの施設に入れたくて」

??「なるほど了解しました。それでは中にお入りください」

ut「はい、行くよ」

子供「うん!」











中に入ると施設はごく普通の家と同じような作りだった。

os「名を名乗るのが遅れました。オスマンと申します」

ut「え!?か、幹部様?」

os「ふふ、そうですね」

ut「あぁ、すみません」

os「いえいえ、それでは子供はこちらであずらかせて貰います」

ut「はい、よろしくお願いします」

os「連れてって、」

??「わかった」




オスマンというこの国の幹部様は後ろにバツ印の着いたマスクをした男に耳打ちをすると男は子供たちを奥へと連れていく。


os「それでは代金の方を、」

ut「ああ、はい、こちら」

os「はい確かに、ではこのお金は本当に貴方のものですか?」


やはりそう来たか、相手はこの国の幹部様、隠し通せるとは鼻から思ってはいない。だが聞いてくるということは確証は無いのだろう。ならば僕は嘘をつく。

ut「はい、私のですが何か?」

os「へぇ、そうなんですか」

ut「はい」ニコ


相手の雰囲気に流されては行けない、それは詐欺師にとっては当たり前。

os「貴方の姿がカメラに写っていたしても?」

ut「はい」ニコ


僕の姿がカメラに?ある訳が無いwこの国のカメラは15年で全て覚えた、金を盗む時は、カメラがない場所でしていたはず。


os「では最後に、貴方は我々の仲間からお金を騙し取りましたね?」

ut「…………はぁ、彼奴か」

os「それは肯定の意味と取っても?」

ut「はいどーぞ、一応名前を伺っても」

os「被害があったと言っていたのは“エーミール”と言います。」

ut「あいつだ、教授兼幹部なの忘れてた、、がばったわァ」

os「反省とかは、ないのか?」


少しその問いに驚いた物の、決して顔には出さにい。

ut「反省?ある訳ないやろ。後から後悔するぐらいなら最初からせんわ」

os「そうか、取り敢えず着いてきてもらおう」

ut「はいはい、」

















この時の僕には知る由もなかった。この後15年振りに兄と再開し、この国の幹部に勧誘されるなんてこと、











はい!終わり、兄は誰か皆様の想像にお任せしますw

もしよろしければ誰を兄にしたか教えてね〜


それでは皆さんまたお会いしましょう



この作品はいかがでしたか?

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