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主要登場人物一覧
望月輝人(37)…3代目主人公 国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊長
片倉陵(32)…国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊主任
河内慶六(34)…国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊員主任
永井大介(30)…国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊員
浦渼祐輝(44)…国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊員
海野崇(25)…国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊員
北海遼(23)…国家保安庁特殊科特例組織機動急襲捜査部隊員
赤木龍一(58)…国家保安庁3代目長官
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「お前は……」
望月が呟いた。
そこには矢田の姿があった。
「矢田参謀長……」
片倉が呟いた。
「銃を下ろせよ。物騒だな笑。赤木派の頭は誰だ?望月お前か?」
「知らねーよ。頭はお前らが撃った赤木さんだ」
「ま、いいか。望月ちょっと来いや」
矢田に言われ望月は第二庁舎の中に入っていった。
中に入ると矢田は1階にある会議室に望月を誘導した。
望月が会議室に入ると矢田は笑みを浮かべながらドアの鍵を閉めた。
「なぜ撃った?お前の命令だろ?赤木さんへの発砲は」
「この国家保安庁は俺が支配した。この日本ももうすぐ俺の物だ。」
「ふざけるな」
望月が動き出したその時、矢田は望月の足に目掛けて発砲した。
「動くなよー。次動いたら頭な?」
「なんで、なんで赤木さんを……」
「お前の知っている通り、今の国保にはふたつの派閥がある。矢田派と赤木派だ。だがなお前ら下っ端が知らない事はここからだ。矢田派と赤木派の違いは何だと思う?」
「知るかよ…」
「随分と反抗的な口言葉だな笑。戦争支持派か反対派かってことだ。亜連を倒すために俺は戦争を仕掛けるつもりだ。だが赤木は長い時間をかけてこつこつと少しずつ倒していくという考えだ。どうだ?俺のところに来ないか?俺の派閥に入ってくれるのなら、殺す理由が無くなる」
そう言うと矢田はにやりと笑いながら望月の頭を鷲掴みにした。
「お前なんかについて行くかよ。俺は一生赤木さんについて行くって決めたんだよ。戦争なんかしたら要らない犠牲までついてくる。犠牲を最小限にして倒す方がどう考えてもいいだろ。」
「残念だ。じゃあな」
矢田が望月に銃口を向けたその時、部屋に一人の男が入ってきた。
「動くな。銃を捨てろ」
片倉は矢田を睨みつけながら怒鳴った。
「これが友情ってやつか?笑笑えるな笑」
「うるせー。こいつとは20からずっと一緒なんだよ。腐れ縁ってやつだ。簡単に殺させねーぜ?俺がお前の頭を撃ち抜く。」
「できるのかね?笑」
そう言うと矢田は銃を近くに投げ捨て両手を上にあげた。
その時だった、片倉の後頭部に何かが命中した。
そして片倉はそのままうつ伏せの状態で倒れた。
倒れた片倉の頭からは赤い液体が流れてきた。
「じゃあな。」
そう言うと矢田は笑みを浮かべながら望月の後頭部を銃で撃ち抜いた。
「何つったってんだ?」
「ほ、本当にこれで良かったんですか?」
「あ?お前は何も罪は問われんぞ?」
「俺がか、片倉を……」
そう言いながら河内は銃を近くに置き倒れた片倉のもとにしゃがみこんだ。
「生きるためにお前は仲間を殺した。それだけの事だ。自分を守れるのは自分だけだからな」
そう言うと矢田は河内の肩を軽く叩きその場から去っていった。
河内は涙を流しながら倒れている望月と片倉に目をやった。
「すまない…。俺は……死にたくなかった。………だから、俺は………」
河内は何度も望月と片倉に謝り続けた。
その後
矢田派への反逆罪として数十人の隊員が矢田派によって殺された。
赤木派を倒し頂点に立った矢田は4代目長官として国家保安庁の頂点に立つことになった。
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