任務から帰るとすぐ、兄さん、ひとらんらんさん、オスマンさんがæ国に捕まったと伝えられた。
俺は参加出来なかったが、昨日それについての会議が行われていたらしい。
結局、会議の意見はまとまらず
【助けに行く派】
(コネシマ・シャオロン・ゾム・ショッピ)
【作戦をたてるまで助けに行かない派】
(鬱・ロボロ・エーミール・トントン・グルッペン)
の2つで別れてしまった。
俺は参加出来ていなかったから中立だ。
というか、多分参加していても俺なら中立をとっただろう。
あとから聞いたらしんぺい神さんも中立で少しホッとした。
基地内はいつもよりギスギスしており、一般兵がとても怯えている。
ギスギスしているが、内ゲバはせず。
かと言って対立どうしで対話もしない。
大先生とコネシマさん、コネシマさんとショッピ君、ロボロとシャオロン、ゾムさんとエミさんが話さないのは日常ではありえない事で、はっきり言って居心地が悪かった。
「いつかW国が2つに別れてしまうんじゃないか」
そういう思いが頭を離れなかった。
「嫌な妄想をしてしまう時は疲れているんだ。」
そうだ、任務で疲れたからだ。
俺は自分にそう言い聞かせながら眠りについた。
明日、それがただの現実逃避であることを知る事になるのだろう。
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