何だかざわついた教室。
そして感じる妬みや憎みを含んだ視線。
『……ごめん。』
「え、?」
『……私のせいだよね。』
なんとなく、シュトラールちゃんはこの状況になってしまったことを謝っていることを察した。
急にはいってきて、線がないのにも関わらず魔法を使う。嫉妬する者も勿論いる。
「…謝ることじゃないよ。まだシュトラールちゃんを受け入れることができていないだけ」
「話してみたら、きっとみんなシュトラールちゃんのことを好きになる。たくさん話したくなる」
「それに、実際僕もマッシュくんもレモンちゃんも受け入れてる。シュトラールちゃんを好きになってる。」
『』
少し驚いた様子で僕を見ている。
でも、すぐ
『………ありがとう。』
と、優しい声で言ってくれた。
「フィンくぅぅん?うちの娘はあげませんからね?」
「え?な、、違っ、そっちの好きじゃなくてっ!」
顔に熱が集まっているような気がする。
コメント
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え?!書くのはやすぎない?!続き楽しみにしてます!頑張ってください!