第4章 夜の夢の扉
【ここはクルミ王女の夢の中です。クルミは夜な夜なミケと言う知恵のある猫と城の自分の部屋で眠り、月夜の闇の世界から一緒に儚い夢を眠りの中で見ていました。それは空の夢から覚める前、目を瞑り凝らしながら未来からのお告げだと思い、哀しみと嬉しさの中で泣きながら、以前からその夢をよくみていました】
天国からの遣い、あなたは誰?その1
地球上の世界
この世界に生まれたわたしはこれからの人生の目覚めと眠りのように時間が二つに分かれるのだろう。
天国と現世は不思議な出来事、ビックバンの後の大宇宙からしてみれば、眠りにつきたいから、夜をどっぷり科学の闇に浸からせたのか。
だから星は光と闇にわかれたもうたのか。
そこは天国と現世かな。
もしもその世界が私達のいける未来なら二つに戻れる世界が在るならね。
赤ちゃんのお母さんはその子が天国と現世の眠りを彷徨(さまよ)う時間になるとたびたび、その子の為に物語を読み聞かせ、過去の人へ戻らない様に天国への扉を情で包んだ。
【国の民が寝る前の出来事である。どうぞ、また眠りの世界へ入門してきましたね。子供の死後の世界がどこかの土地であるように。ここは、人間の死後の様な世界があり、安住の街並みを築きあげる人々がいるだろう、と親から語られた様な森の中。夢の道先案内人ミケは不思議な夢の街並みをみて、あなたはまだ知らない、と世界の話を語りだした】
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