【竜蘭】
・病み
・リスカ
・OD
・いじめ
・キャラ崩壊
・捏造しかない
・誤字脱字
・自己満
*キャラブの内容伏せてます。なので色々違うところあると思います
その他なんでも大丈夫な方のみご覧下さい🙇♂️
竜胆「兄ちゃん…寝た…?」
蘭「Zzz… _(*´﹃`*_ )_」
竜胆「ふぅ…良かった…」
もしかしたら兄ちゃんが学校に行かないのは何か理由があるのかも
でも、兄ちゃんに限っていじめとかは無さそうだし、成績も良いしなんだってできる
そんな兄ちゃんがなんで学校行きたがらないんだろう
兄ちゃんは自分のこと話さないから分かんない…
起きたら聞いてみようかな、
竜胆「…なにこれ、血…?」
なんでこんなとこに血着いてんの…?
竜胆「…これ…カッター…、?」
カッターにも…血…?
竜胆「うそ…兄ちゃん…?」
心臓の音がうるさかった。
寝てる兄ちゃんの所まで走って、兄ちゃんの袖に触れた。
恐る恐る袖をめくった。
竜胆「…なに、これ…」
兄ちゃんの腕は傷だらけで、白い肌がもう見えなくなっていた。
つい先程まで切っていたのか、血が出てきていた。
竜胆「なんで…こんなこと、すんの…」
蘭「パチッ…」
蘭「…竜胆」
竜胆「に…ちゃん…ッ、!」
蘭「なぁに、竜胆」
竜胆「なんで…なんでこんなこと…!!」
蘭「…眠い」
竜胆「はぐらかさないで!!」
蘭「ほんとに眠いんだよ。もう1回寝ていい?」
竜胆「っ…だめ…」
蘭「ひど、い…なぁ…ウトウト」
竜胆「…血、ずっと出てる」
蘭「そうだねぇ」
竜胆「なんで何も相談してくんないの」
蘭「…竜胆に心配かけたくないからね」
竜胆「自分の事優先してよ…!」
蘭「…はぁ、この話やめよって言ったじゃん」
竜胆「でも話さなかったらまた兄ちゃんは…!!」
蘭「大丈夫だから、」
竜胆「…わか、った…」
蘭「…ごめんね」
…
あれからも兄ちゃんは、俺になんの相談をすることも無くて、何度も何度も自分を傷付けて、自殺しようとした。
竜胆の前では、なんて言ったから安心してしまっていた。
俺の前ではしないだけ、俺がいなければいつでも自ら命を落とそうとする。
兄ちゃんがいつ死のうとするかなんて分からないから、俺も学校に行くのを辞めた。
いつでも兄ちゃんを助けられるように。
正直学校なんてどうでもよかったし、兄ちゃん以外何もいらないと思っていたから。
いつしか兄ちゃんは、何度も自殺を失敗したせいか俺に”殺して”と頼んでくるようになった。
どうしたら兄ちゃんを助けられるのかな…
竜胆「兄ちゃん、大丈夫?」
竜胆「え…」
兄ちゃんがいない…どこ行ったの…、?
嘘…俺が見てなかったから…兄ちゃんが…
ガチャ
竜胆「…兄ちゃん!!」
蘭「わ…何、竜胆」
良かった…生きててくれて良かった…
こんな事がある時、何回もそう思う。
竜胆「ありがとう…」
蘭「…意味、わかんない」
蘭「力強い…離して」
竜胆「ごめん、もう少しこのまま…」
蘭「…いいけど」
竜胆「どこ行ってたの」
蘭「喉乾いたから水のみに行っただけ」
竜胆「そっ、か…」
…
蘭「…竜胆、」
竜胆「なに?兄ちゃん」
蘭「…なんで死なせてくれないの」
竜胆「兄ちゃんが大好きだから」
蘭「…」
兄ちゃんはよくこの質問をしてくる。
この質問になんて答えても、兄ちゃんは黙り込んでしまう。
どんな答えを求めているのか俺には全く分からない。
だから何も包み隠さず本音だけを伝えてる
兄ちゃんにとっては嘘に聞こえてるのかもしれないけど
本当に本当に大切なんだよ
…
蘭「竜胆、」
竜胆「どうしたの?」
蘭「ふふっ…」
竜胆「?なんかいい事あった、?」
兄ちゃんがこんな風に笑うなんていつぶりだろう…
蘭「あはっ…♡」
竜胆「にい、ちゃん…?」
何か様子が変だな…
竜胆「兄ちゃん、大丈夫?」
蘭「あは〜♡♡」
おかしい、いつもの兄ちゃんじゃない…
竜胆「に、兄ちゃん、動かないでここにいてね、?!」
蘭「あはっ…♡あ〜い…♡」
ガチャ!!(蘭の部屋へ)
竜胆「…ッ?! なに、この量…、、」
兄ちゃんの机の上と床に大量の薬が落ちていた。
オーバードーズ、と言うやつだろうか
リスカだけじゃ足りなくなったの…?
どこまで堕ちちゃうの…?兄ちゃん…
ガラガラ!! パリン!!
竜胆「え…なんの音…?」
竜胆「兄ちゃん…なんかすごい音したけど…」
蘭「…」
竜胆「にい…ちゃん…?」
蘭「…ッ、たい…」
竜胆「どう、したの…?」
蘭「わか、…な…」
竜胆「…食器棚にぶつかったの…?」
蘭「…?」
竜胆「そんなことより…手当しなきゃ…、」
竜胆「兄ちゃん起きれる…、?」
蘭「う、…ん、、」
ガタッ!!
蘭「ッ~…ごめ、」
竜胆「無理しないで…!俺おぶってくから…」
蘭「ごめ…なさ…ポロポロ」
竜胆「兄ちゃん悪くないよ、大丈夫…」
蘭「グスッ…」
竜胆「兄ちゃん、足出して」
蘭「ん…」
竜胆「ッ…」
足まで…切ってるの…?
やめてよ…これ以上傷付けないでよ…
蘭「りん、ど…?いやなら、いい、から…」
竜胆「は、?嫌なわけ無いでしょ…?」
蘭「ごめ…」
竜胆「はい、終わったよ!痛くない?」
蘭「…ん、ごめんなさい…」
竜胆「”ありがとう、”でいいんだよ」
蘭「…ッ、」
蘭「あり、がと…」
竜胆「うん…!」
…
あれから俺はODについて色々調べた。
身体に害が出るのなら一刻も早く辞めさせたい…
でもどうしたらいいの?
そもそもいつからやってるの?
始めたばっかならまだそこまで依存はしてないよね、、?
あんな兄ちゃん初めて見たし…大丈夫、だよね、
蘭「わっ…!」
竜胆「兄ちゃん…?!」
ダダダダ
竜胆「兄ちゃんおはよう!どうしたの?!」
蘭「え、あ…虫がいて…」
竜胆「虫…」
バチン!!
竜胆「よし、これで大丈夫だよ」
蘭「あ、りがと…」
竜胆「というか兄ちゃん今日起きるの早いね」
蘭「…そ、そうかな…」
竜胆「結構早いよ?早起き出来てすごいね!」
蘭「ふつう…」
竜胆「普通ができるのは凄いことなんだよ」
蘭「…よくわからない…」
竜胆「とにかく兄ちゃんは凄い!」
蘭「あり、がと…?」
《夜》
竜胆「疲れたし今日はもう寝よう…」
竜胆「スースー…」
蘭「…りんど、」
竜胆「スースー…」
蘭(…よし)
ガチャ…
ゴクッ…
蘭「…♡」
蘭「あは…♡」
ガチャ
フラフラ~…
《朝》
竜胆「ん…」
兄ちゃんまだ寝てるかな
ちゃんと寝れてるかな
様子見に行こう
ガチャ…
竜胆「兄ちゃん…起きてる…?」
竜胆「え、兄ちゃん…?」
いない
トイレかな…?
竜胆「にいちゃーん」
いない
いない
いない
竜胆「兄ちゃん…?どこ、いったの…?」
鼓動が早くなっていく
焦りと不安で押し潰されそう
早く兄ちゃんを見つけなきゃ、、!
まず電話してみないと…!
プルルルル…
竜胆「出ない…」
どこ行ったの
絶対死んじゃダメだからね…待っててよ…
…
あれから早1時間、道行く人に兄ちゃんを見なかったかと尋ねたが、有力な情報は得られなかった。
でも、なんとしてでも見つけるから
竜胆「…!!もしかして…」
一瞬だけ、兄ちゃんのような人影が見えた。
竜胆「兄ちゃん…!」
蘭「ひっ…ごめ、ッ…ごめんなさい…プルプル」
竜胆「え…?」
蘭「も、殴らな、で、ください…プルプル」
ようやく見つけた兄ちゃんは酷く怯えていた。
それだけじゃない
前日までは無かった傷跡がたくさんあった。
服も所々汚れていたし、口元からは血が出ていた。
蘭「ごめなさ…ップルプル」
竜胆「兄ちゃん、帰ろう」
蘭「は、い…プルプル」
家に帰って兄ちゃんが落ち着いたらゆっくり話そう。
…
竜胆「兄ちゃんはなんで外に出たの?」
蘭「覚えて…ない…」
竜胆「覚えてない…?」
蘭「あ…ごめ…」
竜胆「謝んない!!」
蘭「はい…」
竜胆「えっとじゃあ…その怪我どうしたの?」
蘭「気付いた、ら…外にいて…」
竜胆「うん」
蘭「いじめ…あ、電柱にぶつかって転んだ…」
竜胆「…」
いじめって言った?
嘘でしょ…?
蘭「り、りんど…?」
竜胆「…いじめって何」
蘭「ビクッ…」
竜胆「ねぇ、兄ちゃん」
蘭「ごめ…部屋もどる…」
竜胆「兄ちゃん!」
ガチャ…
絶対無いと思ってたのに
ずっと隠してたの…?
少しは頼ってよ…
きっと部屋で泣いてるんだろうな
1時間も経てば泣き疲れて寝ちゃうんだろうな
今部屋に行ったってきっと入れてくれない
少し時間を置いてから見に行こう…
(1時間後)
竜胆「兄ちゃん、入っていい?」
蘭「…」
竜胆「入るよ、」
蘭「…」
ガチャ
やっぱ寝てる…
竜胆「布団くらいかけなよ…」
カラッ…
竜胆「?なにこれ」
竜胆「ヒュッ…」
空になった薬の小瓶…
何の薬だろ…暗くて見えない…
電気…
パチッ
竜胆「精神…安定剤…?」
竜胆「こっちは…睡眠薬…?」
もう理解するのが辛くて、今すぐに現実から目を背けてしまいたかった。
でも兄ちゃんの方がいっぱい辛い思いしてきたんだよね、
だったら俺だって兄ちゃんのために頑張るよ…
竜胆「兄ちゃん…ポロポロ」
気付けば俺は寝てる兄ちゃんに抱きついていて、あまりに細くなった身体に驚愕した。
竜胆「ごめんね…」
蘭「ん”…ぁ、」
竜胆「兄ちゃん…?」
蘭「ビクッ…な、んで…ここに…いる、の?」
竜胆「ぎゅっ…」
蘭「…???」
そんなに怯えないで
大丈夫だよって、安心させてあげたくて
蘭「りん、ど…?」
竜胆「大丈夫…俺が守るから…」
蘭「…?」
竜胆「ゆっくりでいいから何があったのか話してくれない…?」
蘭「…りんどに嫌われたく…ない…から、や」
竜胆「嫌わないよ?大丈夫だから」
蘭「…ぜったい…ひくもん…」
竜胆「引かないよ。絶対。」
蘭「…らって…おれは、りんどの…ポロポロ」
竜胆「うん、うん…大丈夫…今日じゃなくて良いよ、無理はしないで」
呂律が回らなくなってる…
蘭「…いっしょに…いてくれる、?」
竜胆「当たり前じゃん!ずっとずっと一緒だよ」
蘭「…じゃあ、いっしょにねよ、」
竜胆「久しぶりだね」
蘭「うゆ…」
竜胆「おやすみ、兄ちゃん」
蘭「おやすみ…」
離れないように
潰れちゃわないように
俺だけで包まれるように
ずっと抱きしめて眠りについた。
《朝》
「かひゅ…こほっ…あ”、ぅ…ヒュッ、ひゅー…ッ、はっ、ぅ”あ…ひゅー…ッ、ひゅー…ッ、」
__なんだろう…なんの音…?
「あ”…、ひゅー…ッ、こほっ…りん、ど…ひゅー…ッ、はひゅ…」
__兄ちゃん…?
ガバッ!!
竜胆「兄ちゃん!!」
蘭「かひゅ…り、こほっ…ひゅー…ッ、りん、ど…はひゅ…ッ、はっ、ひゅー…ッ、」
竜胆「兄ちゃん…!!ちょっと我慢してね…」
蘭「んぐ…ッ、ん”…ッ、!ん~…!!」
竜胆「…はい、もう大丈夫だよ、」
蘭「はーっ…はーっ…」
竜胆「早く気付けなくてごめんね、、」
蘭「だい、じょぶ…」
竜胆「でもなんで急に…」
蘭「…」
話したくない、ってこと…、?
なら…しょうがないか…
竜胆「兄ちゃん、こっち向いて」
蘭「なに…?」
竜胆「…可愛い」
蘭「は…急になに…?」
竜胆「…別に〜」
蘭「…?」
ぎゅっ
蘭「な、に…どうしたの、?」
竜胆「グスッ…」
蘭「なんで泣いてんの…?」
竜胆「死なないで…お願い…」
蘭「…」
竜胆「ポロポロ…」
蘭「…ナデナデ」
竜胆「にいちゃ…っ ポロポロ」
蘭「…ニコ」
俺のお願いは聞いてくれないの
この先兄ちゃんが俺の事嫌いになったって、
俺以外の誰かと幸せになったっていいから
死なないでよ
蘭「大丈夫だよ、」
竜胆「ほんと…?ポロポロ」
蘭「うん、」
竜胆「ポロポロ…」
蘭「ご飯作ってあげる」
竜胆「怪我しないでね、?」
蘭「しても大丈夫でしょ、心配しないで」
竜胆「だめだよ!!もっと自分大切にして!」
蘭「…笑」
竜胆「…っ」
どうしたらこの思いが伝わるの?
どうしたらまた前みたいに兄ちゃんが元気になってくれるの?
誰か、助けて__
─────────────────────
最近伸びない。
私ついに飽きられましたかね笑
モチベが上がらないので今やってる連載終わったら消えるかも。
その時までは仲良くしてください
ばいばい
コメント
22件
最近見るの遅くて泣きそう…… 私が1コメしたいのに……( ー̀ н ー́ ) 蘭ちゃんの無理して笑ってる感じほんとに最高♡紫雨ちゃんやっぱり天才!大好き! もうほんとに最高!好き!
いいね、3000までいかせます! 紫雨さんのより病み系が上手な人みたことないかも!病み専って少ないからもっとみたーい!
イヤアアアアア~やめないで! 紫雨さんのお話見られなくなったら泣いちゃう🥺 こんな素敵なお話に、主さんに飽きるはずがない!