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屋上
○○「風きもちーね」
硝子「そうだね、桜も見えるからお花見してるみたい」
屋上から下をしてみるとたくさんの桜の木が満開になっていて、花びらを散らせていた。
○○「たしかに、お菓子とかあったら良かったんだけどね」
硝子「散る前にやれたらいいね」
たわいのない話をしていると誰が屋上に入ってきた。
?「やぁ、お邪魔だったかな?」
五条「おぉ!○○じゃん!なに?飯?」
五条さんと髪を結った男の子が手を振りながら私たちの方に向かってきた。
硝子「せっかく女子2人で楽しんでたのに〜」
○○「まぁまぁ」
?「自己紹介がまだだったね。私は夏油傑」
夏油さんは笑顔で隣に座ってきた。
○○「私は○○。よろしくね^^」
硝子「家入硝子」
五条「こいつなぁ、俺と同じ特級呪術師!」
○○&硝子「えっ」
夏油さんは五条さんに「言わなくても」と言いながらも少し顔を赤くしている。
○○「じゃあ同じ学年に2人も特級呪術師がいるってこと?」
夏油&五条「そういうこと」
五条「ちなみにお前らは何級なんだよ」
絶対聞かれるとは思っていたが、これを後に言いたくない、、、。
が、言わなくてはいけない状況になってしまった。
○○「、、、2級」
硝子「いいじゃん。普通なら1年だったら天才って言われるよ」
○○「普通だったらね」
自分は結構強いと思ってたが過大評価してたみたいで恥ずかしくなり、顔を伏せた。
硝子「私は等級ないよ」
3人「、、、へ?」
硝子「私戦わないから。呪術式持ってないし。」
五条「じゃあ、何しに来たんだよ」
硝子「みんなの怪我を治すため」
硝子ちゃんは立つと、ポケットからメスを取り出した。
硝子「見ててね」
そういうと、自分の腕にメスを走らせた。
腕からは血が垂れて、地面にぽたぽたと落ちた。
3人「!!!」
○○「な、なにして、!」
硝子「大丈夫」
すると、傷口が塞がり、血が止まって元の綺麗な腕に戻った。
硝子「私は反転術式が使えるの。自分だけじゃなくて他人にもね。一応医者として入学したってわけ 」
五条「反転術式初めて見た」
夏油「私もだよ。しかも高度のね」
硝子ちゃんは反転術式使えて、あとの2人は特級呪術師、、、と考えると自分がいかに弱いかを知った。
○○「私みんなみたいに強くなるから!」
五条「急にどうした笑」
夏油「無理はダメだからね」
私は入学式当日に強くなると決意するのであった。
主です。
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