テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
体術
次の日は初めての体術の時間だった。
硝子ちゃんは戦わないから自動的に私と五条さんと夏油さんの3人でやることになった。
○○「私生きて帰れないかも、、、」
夏油「手加減するから大丈夫だよ^^」
○○「、、、 本気でやって💢」
あたかも私が弱い前提で相手になると聞いて腹が立ってしまい、意地を張ってしまった。
夜蛾「では、始め!」
始まった瞬間、私は走り出し竹刀を夏油さん目掛けて振りかざした。
でも、夏油さんは難なくかわし、拳を私の腹に殴ろうとしたが、空中でかわし距離をとった。
五条「おぉ!○○のやつやるな」
硝子「2級だからな。お前らが規格外なだけ」
夏油「やるね、○○」
○○「まだまだ!」
5分後
私は空を見ていた。
体がズキズキして、まともに動けなかった。
夏油「大丈夫かい?」
私の視界は空から夏油さんの顔に変わった。
○○「やっぱり私弱いなぁ、、、あはは」
夏油「そんなことないさ、何回もヒヤヒヤすることあったし」
私に気を遣っているようにしか聞こえなくて、夏油さんが手を差し伸べてくれたのに、自力で立った。
夏油「、、、保健室行こっか」
○○「一人で行くから大丈夫」
夏油さんの横を通り過ぎるとき、夏油さんの横顔はいつみ通り笑顔だったが、悲しそうにみえた。
その場で後悔しつつも、意地が勝ってしまいそのまま通り過ぎた。
五条「今度は俺とやろうぜ〜」
夏油「、、、 」
五条「夏油?」
夏油「ううん、なんでもないよ。やろうか」
保健室に行き先生に治療してもらったときはもう授業が終わっていた。
次は座学の時間だったので着替えて教室に向かおうとしたとき、補助監督が私宛の任務を頼まれた。
補助監督「夜蛾さんにはもう伝えてあるので、そのまま行きましょう」
○○「分かりました」
2級術師以上は単独任務が許可されていて、私はよく一人で任務にあたることがあったので慣れていた。
今はこのイライラを解消したいため、いつも嫌な任務が今日は少し楽しみだった。
補助監督「今日は3級、4級相当の呪霊が10体以上報告されています」
補助監督「もしものためにやはり五条さんか夏油さんと一緒に行った方が良いのでは、」
○○「それくらい大したことないですよ」
補助監督「そ、そうですか、」
五条「なぁ、○○は?」
夜蛾「緊急の任務に駆り出された」
五条「ふーん」
五条は椅子で遊びながら授業を受けていた。
硝子「まぁ、2級なら大丈夫でしょ」
夏油「、、、嫌な予感がする」
五条「え?」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!