私たちは獣人だ。
それも、猫の。
猫は人気で、よく追いかけられる。
また、実験でくっつけられた私らの心臓は離れることができない。
3メートル以上離れたら死んでしまう。
私たちはそれがばれないように
帽子をかぶったりして毎日を過ごしている。
ある日、追いかけられて道路に出てしまったことがあった。
彼が引かれた。
私も引かれたような痛みが全身にわたり、怖くて仕方なかった。
すぐに周りの人が救急車を呼ぶ。
私は貴方を助けなければという思いだけで泣き叫んでいた。
手術中
そうランプが点滅してるところで私たちは手術を受けることとなった。
麻酔を打たれ、私はそっと目をつむる
彼は大丈夫だろうか?
そういう思いだけで終わった。
目が覚めると、彼が私を除いていた。
知らない人を除くみたいな目で
「耳は?」
彼はそういう
「あなたもないよ?」
私たちは耳がなくなっていた。
「起きたかい?」
手術をしてくれた人が声をかけてくれた。
「心臓も二つにして、離しておいたよ。」
離しておいた?
3メートル離れても大丈夫かな?
私と彼は3メートル離れることにした。
3メートル離れると、、、
特に何もなかった。
今までとは違う。
喜びがたくさんあった。
けれど、何かパーツが抜けてしまった感じもした。
彼は喜んでいる、、、のか?
心臓が離されたことで彼の感情がわからない。
彼と私は違う親に引き取られることになった。
私たちは毎日この病院で会う約束をした。
彼は別れ際に
「また明日‼」
といった。
私はもっと大きな声で言った。
「また明日‼」と
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「存在感はあるよ?」
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