テラーノベル
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皆様どうも。この小説を書いている作者です。
今回も注意事項を以下に書きますのでよく読んでいただけると嬉しいです。
・作者は🌈🕒️にハマって約4〜5カ月のオタク
・キャラの口調が曖昧
・キャラ崩壊が激しい
・文章の破綻
・展開が早い、急
・今回は途中までrt視点
・rtttが付き合っていない
・捏造まみれ ←一番重要
などなど…とにかく、
なんでもいけるよ!という方向けのお話になっております。
地雷などがある方は今のうちにブラウザバックをお願いします。
スクロールすると本文が現れます。
rt side
俺はあれから一度、花をビニール袋に包んで誰にも触られることがないようにゴミ箱に捨て、気持ちの整理も兼ねてベットに入った。眠れないかと思ったが、吐くのに少し体力を消費したことで体が疲れていたようで、意識を手放すのはすぐだった。
起きた時間はいつもより早めの六時前だった。パトロールまでの時間もあるし、いつもなら二度寝なり目覚めのランニングなりしていたところだが今日はそんな気分じゃなかった。
ちゃんと、テツと話したい。
俺の考えが正しいなら、テツはいつからかはわからないが恐らくだいぶ前から花吐き病にかかっている。なら、テツには片思いの相手がいる。
俺はテツが好きだ。人見知りで、目線だって合わない時があったけど、心を開いてくれたら嬉しかったことや楽しかったこと、できるようになったことを真っ先に伝えてくれて、やるときはカッコいいあいつが。
もしこれでテツの好きな相手が俺じゃなかったら、なんてことも考えるが、相手がどうであれテツが幸せになれるならそいつにテツを任せたいと思う。花吐き病がこんなに苦しいと知って、テツはそれにずっと苦しめられている。どうにかして治してやりたい。
俺はキリンちゃんが起きたのを確認すると、朝ご飯を一緒に食べた後先に玄関で待ってもらった。俺は着替えて今日のパトロール担当が一緒のウェンにアジトにいるかどうかのメールを送った。
案外返信はすぐに来て、ウェンは暇だったため先にアジトにいるらしい。マナとテツはアジトに泊まっていたようで、今はウェンがアジトのキッチンを使って作った朝ご飯を食べているという旨の内容だった。
既読をつけると今から行く、とだけメールを送り返し、スマホをポケットに仕舞いキリンちゃんを胸元に収めると足早に家を出てアジトに向かった。
「あ、リトセク来た。おはよ〜」
「おはよ、ウェン
テツいるんだよな?」
「いるけど…何か用事あるの?
僕がかわりに伝える?」
「いや、いい。ちゃんと面と向かって
話してぇからさ」
「朝僕とパトロールあるじゃん、時間だいじょぶ?」
アジトに入るとちょうどそこを通ったウェンと会った。テツがいるかどうかの再確認をするとウェンに時間の心配をされた。確かにパトロールまであまり時間があるとはいえないような時刻だ。
「その事なんだけど…ウェン、あのさ」
「パトロール…今日だけ昼にシフト変えていいか」
「…なんで?」
ウェンは爬虫類にも似たあの青い瞳で俺をじぃっと見つめた。試されているような感覚さえした。その瞳に少しの心配が混じっているのを俺は見逃さなかった。
「テツとちゃんと話してぇの」
「…はぁ、次ご飯行くとき全部リトの奢りだからね!」
「安いもんだよそれくらい。
マジでありがとうな」
「ホントだよ!」
ウェンは俺の頼みを了承すると、「マナ〜?リトセクのシフト昼になったから朝だけ一緒にパトロール行こ〜!」とマナのいる方向に駆けていった。
「…、お〜ええで!皿は洗剤につけ置きしといてええ?」
「うんうん!さっさと邪魔者は退散しないとね〜」
ウェンに声をかけられ察したのか、マナはウェンとともにさっさと準備をし、俺に「ちゃんと話すんやで」と言い残してパトロールに繰り出していった。
二人を見送った後、俺は一度自分の筋トレスペースへと足を運んだ。と、そこにつくやいなやキリンちゃんはぴょんと自分のベットに飛び移り座った。どうやら一階で待っていてくれるようだ。
「キリンちゃんまで…ありがとね」
俺はキリンちゃんに礼を言った後、バチンと自分の両頬を叩いて覚悟を決めテツがいるであろう二階の部屋に向かった。
「…テツ、入っていいか」
俺はテツの部屋の前につくと、一応ちゃんとノックをして部屋の主の許可が出るまで待っていた。
一分ほどたってやっと「…ぃぃょ」と小さい了承の声が聞こえたため「入るぞ」と返して部屋の中に入った。
「リト君、今日は朝担当じゃなかったっけ…」
「お願いして代わりにマナに行ってもらった」
「なんで急に…」
「俺がテツと話したかったから」
投げかけられる質問に淡々と答えると、座ったままのテツははく、と小さく口を開閉させた。
「テツさ、最近俺のこと避けてる?
俺なんかひどいことしたか?」
いきなり花吐き病のことを聞いてはいけないと思った。聞きたいのはやまやまだったけれどテツのペースで話を聞きたいと思ったから答えを急かすようなことはしたくない。
「な、何いってんだよ、リト君は
全然悪くないよ…!」
「じゃあ、なんで」
「そ、れは…」
テツは目線をゆらゆらと揺らして手の行き場がなさそうにあわあわとしていた。返答が返ってこないことに少しの焦りを覚える。
「マナがなんか知ってそうだったから聞いてみたけど
上手く誤魔化されたよ」
「だし、テツ顔色悪そうにしてる時増えたじゃん
前はこういうときすぐ俺に頼ってくれてたのに」
tt side
目の前のリト君は少し悲しそうに目を伏せた。
やめてくれ。そんなふうに言わないでくれ。君はそういう感じで誰にでも優しい人間だ。でも、その優しさが時に勘違いしそうになる程に苦しいよ。
胸焼けしそうなほどの熱が生まれている心臓あたりの服をぎゅっと握りながら、俺の目には涙が滲み始めていた。花吐き病にかかっていることを伝えればこのことは恐らく解決する。
だけど、それは「佐伯イッテツは誰かに片思いをしている」という事実をリト君に伝えることにもなる。優しいリト君のことだからその好きな相手まで聞き出して俺が結ばれるようにいろいろ相談に乗ってくれたりしようとしてくれるだろう。
それじゃあダメなんだ。俺が好きなのはリト君なのに。
リト君の恋愛対象は話を聞いている限り恐らく女性だし、子供を授かる未来もある。もし俺が想いをリト君に伝えたとしてリト君がそれをずっと引きずってしまってその未来が潰れたら?幸せがなくなったら?
好きな人が自分のせいで不幸になるなんてそんなのもっと嫌だ。
でも…でもさぁ、好きなんだよ俺。リト君のことがどうしようもなく好きなんだよ。誰にも負けないくらい好きなんだよ。
そう考えるともう止まらなくなって、心の中のストッパーも外れて。気づけば涙が流れて叫ぶように言っていた。
「…き、なんだよ」
「テツ、?」
「俺さぁ!好きなんだよリト君のことが!
恋愛対象として見ちゃってんだよ!!」
「っ!」
リト君が驚いた様子で息を呑んでいるが、もう知らんふりをする。
いままでの親友のような関係にはもう戻れない。身勝手なことを言っているのは分かっている。リト君の足枷になってしまうかもしれないことも。もうヤケクソだ。
「知らなかっただろ俺がリト君に
そういう感情抱いてんの!!」
「だから最近花吐き病にかかったのバレたくなかったから
リト君のこと避けてたんだよ?!」
「リト君困るだろ急に俺に好きだって言われても!
だってリト君が好きになるのは女の子だろうし!」
「でももう好きになっちゃったんだよ…だけど、
リト君には綺麗な奥さんもいて可愛い子供もいる、
そういう幸せな家庭で幸せになって欲しいって思ったから!!
だから…!こうやって口走る前に距離おいて区切りつけようって…」
「そう、思ってたのにさぁ…ッ!!」
リト君に話に入る隙を与えないように途切れなく早口でまくしたてるように言う。でも、もう限界だった。涙がとめどなく流れ続け、喉もしゃくりあげて上手く話せなくなった。
なんて最低なヤツなんだろうか、俺は。どうして肝心な時にブレーキをかけられないのだろうか。
この話が終わったらもういいから。大丈夫だから。ちゃんと、悪ふざけができる友達に戻るから。
だから、今だけは。君に胸の内を伝えさせてはくれないだろうか。
「ッごめん、好きになっちゃって
ごめん、リト君…」
涙もそのままに、俺はリト君に謝った。
と、急に俺が座った状態だったがために見えなかったリト君の顔が急にはっきりと見えた。
体重を預けていた椅子の感覚が消えている。
リト君に胸ぐらを掴まれて椅子から立たせられている事実を理解するのに数秒かかった。
スクロールお疲れ様です!
今回はここで切らせていただきます!
内容としてはもう花吐き病関係なくなってきちゃってるのが
ちょっと納得いってないんですけど…
後半に差し掛かったこの連載は残り一〜ニ話で無事完結させる予定です。
個人的にttのキャラというか口調崩壊が顔を出してきてて
ひぃ〜ってなりながら書いております。
どうにかして解釈を広げなければ…
次のお話も今回のように若干口論っぽくなってしまうかと思われます
苦手な方はご注意ください。
それでは引き続きお付き合いくださいませ
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