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僕らは 逃げ出した こんな 狭い 世界から 

クラスの皆も 唯一の オルトも 何もかも捨てて  君と2人で

逃げると 決めた .


もっともっと 遠い所  誰も居ないところで 2人で

死のうって決めたんだ   誰にも 邪魔されずに

誰にも 見つからずに 幸せになるために


この世界には 価値なんてない だってそこら順に人殺しが沸いてるのに … .


「 ケイト氏…  君は  何も悪くないよ 」


その言葉を聞いた君は 笑みを浮かべ 

有難う と 呟いた . その瞬間 その笑顔をずっと見ていたいと 強く思った



結局 僕達は 最後まで 愛されて来なかった。

僕やケイト氏が 愛を 知らないだけかもしれない…

でも 愛だと感じたことは この3年間で 1度もなかったのは事実だったし … もう そんなことを気にしなくていいんだ って 嫌な共通点で 意気投合して ずっと 信じあってきた 


“ ねぇ イデア君  どうせ死ぬなら 今楽しいことしておきたくない? “


と 君は言うのに  僕は 賛成した .


” どうせならお金盗んでみる?? “


「 ケイト氏 が そうやって 提案するのは 結構 危険なやつだよね… 」


” スリルあっていいじゃんっ 〜 “


なんて話しながら 2人 一緒に 線路の上を歩いた


話しているうちに 目的地について 2人で 分担しながら お金をスったり とったりしていた 。


そんな時 警察に見つかり 2人で手を繋いで 逃げる

そんな君の手は もう震えてはいなかった

今更怖いものなんか何も無い 。 

だって  逃避行の 度だから 。

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